Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

ピアノの調律

2009-01-30 21:38:39 | ロンドン

このところ、毎日ピアノを弾いているので、調律が気になってきた。これまでは、半年に1度の定期調律の連絡が来るまで放っていたのだけれど。

調律が終わったピアノは、掃除が終わったガラスのように透き通った音がする。特にこのピアノは、中音から高音にかけてスタインウェイらしい芳醇な音を聞くことができる。

100歳のピアノは、新しいピアノより手入れが多く必要なのだろうか(全くの新品は手入れが頻繁に必要だろうけれど、たとえば10年選手くらいのピアノに比べて)?半年では間隔が長すぎるかしら。

例えばこの時計も。2、3年おきにオーバーホールが必要なこの時計。こちらも今日、手元に帰ってきた。これもなんだかこざっぱりしたような気がする。

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「こざっぱり」にしては大分コストがかかったけれど。


Le Relais de Venise@ロンドン

2009-01-27 23:06:48 | レストラン

日本からの友人、ロンドンの友人と3人で食事。Le Relais de Veniseは日本人の知り合いから教えてもらっていた。

予約を受け付けない、と聞いていたが、7時半にお店に着くと、かなり賑わっている。これは期待が持てそう。

席についてびっくり、メニューがない。シーザー(風)サラダとステーキフリットのコース(?)しかない、というのだ。ステーキの焼き方だけ聞かれるので、とりあえず、ミディアムと答える。

マスタードの効いた、なかなか美味しいシーザー風サラダを食べていると、メインがやって来た。

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肉と山のようなフリット。肉は柔らかく、日本人にも美味しくいただける(私はソースが苦手だったが)。しかし、この程度の量で驚いてはいけない。殆ど大食い選手権の如く、皿が空いてくると、お代わりのお肉とフリットがやってくるのである。

そして、なぜかメインは1コースなのに、デザートは豊富なメニューから選べる。私が選んだのは-勿論これ。

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プロフィットロール。シューが5つも!しかし、チョコレートソースが美味しく、アイスクリームもバニラビーンズたっぷりの、少しあっさり目バニラで、なぜかお腹に吸い込まれてゆく。

このところ、1日1200kcalのダイエットをしていたのに、その努力は水泡と帰した。


美容室@ロンドン

2009-01-25 19:55:21 | ロンドン

エルメスのサンクトペテルスブルグ出身の店員さんがとても素敵な髪型をしていたので誉めたところ、彼女のスタイリストを紹介してくださった。日本人なのだという。

そこで、その方の予約をとり、いざEast Putneyへ。

駅から徒歩10分弱。日曜日だからか、スタイリスト、アシスタントの方は日本人ばかり。お店の雰囲気は、東京の美容室のようにはハイテクだったり、ミニマリズムだったりしない。ごく普通の、街の美容室風。

今回はカラーリングだけをお願いして出掛けた。ところが、私のカラーリングの間に担当のスタイリストには英国人のお客さんがあった。それを見たとたん、私もカットしていただくことに。というのも、来店した彼女は確か『いかにも英国人』だったのに、今横で支払いをしているのは、全く別人。すっかり垢抜けて、輝いている!

まるで、優れた彫刻家が、素材を前にすると、その中に『既に存在している形』を切り出すだけ、と例えるのと同様、私達一人ひとりが持っている似合う髪型を的確に捕らえ、形にしているかのように見える。

結果は-まさに天才的。ようやくロンドンで納得できる美容師さんに出会うことができた。


アンネ=ゾフィー・ムター@ロイヤルフェスティバルホール

2009-01-25 01:13:14 | コンサート

2009年1月24日 ロンドンロイヤルフェスティバルホール

Martinu: The Frescoes of Piero della Francesca

Mendelssohn: Violin Concerto in E minor

R. Strauss: Symphonia domestica

アンネ=ゾフィー・ムターのヴァイオリン、ということで、ミーハーな私は出掛けてみた。先日の諏訪内晶子のメンデルスゾーンの記憶も新しく。

音が芳醇だ。ちょっと荒っぽくて、音程が?な部分も無いわけではなかったが、第一楽章、第三楽章をあのスピードで弾き切るのはすごい。弾き振りをするらしいが、指揮者がいるのに、振ってどうする?それにしても、あの速さ、第三楽章ではフルートが泣いていた。あんなに素早い譜めくりを見たのは初めてだ。譜めくりすら苦手な私は、見習いたい。

演奏会の後、サイン会が開催された。ミーハーは当然サインを頂く。思わず、使用楽器を尋ねたら、1710年製のストラディヴァリウス、Lord Dunn-Raven(発音が聞き取れず、後からネットで調べた)との答え。アイリッシュの名前で、以前このストラドを所有していたらしい。もうこの楽器を使用して25年、自分で所有しているとのこと。次の世代には彼女の名前で呼ばれることになるかも?

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今年46歳。才能に恵まれた上に、スレンダーで美人で、羨ましい。

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恐るべしWaitrose

2009-01-24 15:12:15 | ロンドン

英国のスーパーマーケットチェーンの中で最も気に入っているWaitroseなのだが、最寄のお店まで歩いて15分以上、John Lewis内のFoodhall以外は立ち寄ることが少なくなっていた。ところが、週末ピアノを借りているお店に調律を依頼しに行ったところ、家からも徒歩10分圏内に新しいWaitroseを発見。

Waitroseの良いところは、英国スーパーマーケットチェーンの中では高級というだけあって、管理が比較的行き届いている。新しいこともあるだろうが、床は汚れていないし、牛乳を棚に並べていた店員は、1本1本汚れをふき取りながら収めていた。

また、商品の品揃えも、生鮮品はMarks & Spencerがよいのだが、それとほぼ同等、さらに、その他の商品は、M & Sが自社製品しか置かないのに比べて、有名ブランドの品々もそろう。

。。。と、ついついこんなものを購入。

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字体を見たとき、アラブ系のブランド?と思ったが、何とマルセイユ石鹸であった。丁度台所に置くハンドソープが切れていたので購入。香りがとても良い(少々油が取れすぎるけれど)。

レジでびっくり、たかがフルーツと少々の日用品を購入しただけで20ポンド超えていた。やっぱり、気持ちが盛り上がってしまうと、お財布の紐が知らず知らずのうちに緩むらしい。恐るべし、Waitrose。。。


エルメスセール@ロンドン

2009-01-23 20:33:09 | ロンドン

1月、といえばヨーロッパではセールシーズン。エルメスから案内状を頂いたので、出掛けてみた。

今年は残念ながら食器がない。でも、ブーツが出ていたので購入。先日日本で購入したものの色違い。

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で、これ幾らだと思います?たったの336ポンド!!日本で幾らだったと思います?聞かないで。平均すると15万円くらい・・・とほほ。

洋服は沢山出ていたものの、サイズ34か36で丁度良い日本人の私には、あまり選択肢はない。もっとも、選択肢があったところで、購入しきれるような値段ではなかった。。。

客層は、円高のためか、やはり日本人の方は多かった。それから、フランス語が飛び交っていた。皆、どこに住んでいてもエルメスは好きなのね。


バーゲン@ハロッズ

2009-01-18 14:46:52 | ロンドン

この時期、街はバーゲン一色。とはいえ、東京で散財した私は、バーゲンでも危険なお店には行かないと誓っていた。

ところが、である(やっぱり?)。ネットでハロッズを見ると、この土日、一部商品を除いてハロッズカードがあれば全品10%offとあるではないか。実は、化粧品がなくなりそうで、そのためだけに免税店に寄るべく飛行機で何処かへ行こうかと考えていたところだったのである。

この歳になると、化粧品も値段で勝負!のところがあり、使用中のセーラムとクリームをあわせると10%でも60ポンド以上安くなる計算だ。免税店には及ばないけれど、飛行機代払って何処かへゆくよりは、一銭も無駄遣いせず、何時もよりずっと安く購入できることになる。

ということで、早速ハロッズへ出掛けた。すると、

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アイクリームが入って、それ無しのお値段と一緒、と聞いて購入。

ああ、無理してジュネーブ行きのチケットを取らなくてよかった。

しかし、この浮いたお金を、ついつい他の物に使い、まんまとハロッズにはめられた私。

購入したのはHamam(トルコ)のバスタオルとフェイスタオル。

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75%引きだったの(そしてここから更に10%引)、だから許して。。。


玄米好き

2009-01-17 21:04:40 | ロンドン

会社の食堂のサラダバーに、「ブラウンライス(玄米)」を発見。試してみると、プチプチとした食感が病み付きになる。

玄米って、英国でも一般的なのかしらん?ということで、いざ、Waitroseへ。

あった、あった。

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Waitroseの玄米は、インディカ米だった。従って、炊き方も簡単、普通にインディカ米を炊くように火加減に気をつけて鍋で炊くだけ(精米したものより、水の量を多く、加熱時間を長くするだけ)。

炊きたてでも「ぱらぱら」していて、また口に入れてもプチプチと「アルデンテなおこわ」のような食感。玄米を紹介するサイトでは、この食感が苦手な人は白米と混ぜて、とあるが、私にはこのアルデンテはこのアルデンテとして大満足。

ただし、灰汁抜きに入れた塩のために、水分が欲しくなるのと、消化が良くないらしく、どんなにゆっくり噛みながら食しても、胃が少々重くなるのが難点といえば難点か。


今年のResolutionを早くも達成?

2009-01-15 19:32:12 | ロンドン

日本に住んでいたときの、朝食、夕食に戻ってしまった。

コーヒー、トーストに、これ↓

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日本と違って、箱の中はミニパックではなく、普通のサイズ。チーズケーキ、キャラメル、ベルジアンチョコレート、クッキー&クリーム。

さらに、最近の会社での朝ごはん(ちなみに朝食は、家と会社で2回必要)はこれ。

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マフィンはお腹をマフィンにする、って分かっているのに(英語でmuffin topといえば。。。)、ホットケーキミックスのような素朴な味が止められない。

今年のResolution『習慣化する』を早くも達成?

だけど、こういうことを習慣化するつもりで決めたわけじゃなかったはず。。。


日本からのお土産:人気度ランキング-英国(同僚)の場合

2009-01-14 19:57:43 | イギリス

お正月だから、と帰省土産も少し奮発。いつものポッキーではなく、海老の姿焼きせんべいやら美しい花柄のはいったおせんべいやら。

夕方、皆のお腹が空いたところを見計らって披露。同じグループだけでなく隣のグループからも人が集まる。日本からのお土産、と聞いて、興味津々の人、遠巻きにする人。

お菓子友達でもあるRが、海老の姿焼きせんべいに手を出す。そして、まず『匂いを嗅ぐ』。人間も動物だ。

そのとたん、うっ、と顔を背け、一口大に割ったせんべいを、隣の人に差し出す。人によっては「キャットフードの匂い」、って、キャットフードの匂いを嗅いだことがあるのか?

今回も失敗だった。箱単価1000円を超えるお土産で、受けたことがない。この海老せんしかり、栗納豆(?=甘納豆の栗版)しかり。

ご参考まで、これまでのベスト3とワースト3ランキングは下記の通り。

Best 3

1位:ポッキー各種(普通のもの、塩キャラメル味のものが大人気。ホワイトチョコレートも根強い人気)

2位:ブルボン一口ケーキ

3位:たけのこの里(イチゴ味は味とは違う理由で受けた)

Worst 3

1位:海老の姿焼きせんべい

2位:おたべ(スライミーと暫く言い続けた)

3位:海苔巻きせんべい

初めてお目にかかる方や大事な顧客などならば、立派な包装のお菓子が礼儀だろうが、同僚や友人レベルならば、ポッキー辺りの方がコストパフォーマンス、顧客満足度、ともに格段と良いようだ。

あとはカステラとかっぱえびせんを試してみようか。かっぱえびせんが受けたら、「価格と人気度は逆相関」の証明ができる日も近い?