Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

ベスん家

2007-08-18 19:34:10 | イギリス

本来は今日(土曜日)Londonへ引っ越すはずだったのに、金曜日の午後3時頃、引越し会社の担当者が怪我をしてしまったので日曜日に変更して欲しい旨連絡があった。「有り得ん!」と思ったものの、ごねてどうなるものでもないので受け入れた。

という訳で1日空きができた。朝、同じ住宅群に住む友人の家でコーヒーとケーキでおしゃべりした後、長い間to do listに残っていた「ベスん家」訪問を果たした。

「ベスん家」とは、もちろんWindsorで最も有名なWindsor Castleのことである。入場料はなんと14.2£(=3550円!!)。それでも、結構な数の人が雨がちのお天気の中訪れている。まずは城壁を巡り、本来は居城(the State Apartments)を拝見してからチャペル(St. George's Chapel)なのだけれど、今回は何となく道なりに先にチャペルを見学してから居城を訪れた。

Chapelを先に訪れた利点は、ガーター騎士団についての理解が深まったこと。見学中無料で借りられるオーディオガイドによれば、各騎士の紋章旗(バナー)が礼拝堂に掲げられている、ということだったが、この中に、なんと菊の御紋と思しきバナーを発見!え、もしや日本人が??と思ってその場にいたガイドのおじさんに尋ねてみると、昭和天皇が騎士団に名を連ねていたそうだ。彼の説明によれば、騎士が亡くなるとこれらのバナーや兜(?)などは、席の背に付けられたプレート以外は遺族が望めば返還され、遺族からの要望がなければ席からは外されてChapelの保管庫に移されるとのことだった。

この地位は世襲ではないので、平成天皇は騎士ではない、とおじさんは言っていたが、バナーも残っているし、おかしいなぁ、と思っていた。家に帰ってネットで調べると今上天皇も1998年に叙勲されているとのこと。しかし、「騎士」ってことはですよ、日本の天皇は英国女王の臣下ってこと??と勘繰ってしまうのは私だけかしらん?

さて、それはさておいて、居城訪問。小雨が時折降る中、15分程度待って入場。最初はQueen Mary's Doll's House。15分待って、豪華なリカちゃんハウス~??と思っていたら(それにしても立派なリカちゃんハウスだった。お宝鑑定団に出したら9桁だろうか、10桁行くのかな?)、勿論その後に居城が待っていました。

途中にまずはda Vinci、ミケランジェロの素描が!ベスん家には素晴らしいda Vinciコレクションがあるとは聞いていたけれど(ただ、展示されていたのは4、5点のみ)、ミケランジェロも。イタリア女性の体型って、本当にこうだったのかしらん。また、1800年代後半の晩餐会か何かの招待状だろうか。ベロアっぽい表紙のそれは、150年の時間を全く感じさせない、まるで昨日の夜の招待状のように素晴らしい状態で保存されていた。本物は時間を経てもあせることが無いのだろうか。

さらにその先には晩餐会にも用いられるという食器のセットの一部が飾られていて、オーディオガイドはイギリスの陶器を解説していた。確かに展示されているセットを製作するためにお金をかけすぎて会社が倒産した話は笑えないでもないけれど、どちらかと言えば、マイセン(これは刻印もあったので確かと思う)とかジノリっぽいセットとか、フランスからのロイヤルブルー(リモージュとは書いてなかったけれど)の食器とか、個人的にはそちらの方を解説してもらいたかったな。

The State Apartmentsは素晴らしかった。今も現役だからとは思うが、ヴェルサイユ宮殿の「がっかり」はない。全て非常によく手入れされている。絵画も素晴らしい。レンブラントの「ターバンを巻いた男」の肖像画の前では、また「これ欲しい」病が出てしまった。また中国風の家具や青磁と思しき壺も素晴らしかった。しかし食堂はヴェルサイユの鏡の間の勝ち、と言う感じ。この辺りは1992年の火災で焼けてしまって再建されたらしい。

また、武器や過去の戦争で功労のあった臣下たちの肖像画や胸像なども数多くあった。英国では王室と実際の政治(過去で言えば戦争)の距離が、他の国より近く感じる。それは過去を生き抜いた王室が今も現役でその役割を果たし続けているからでもあるのだろう。当時、功労を称えられ領地を与えられた臣下(ウィンストン・チャーチルを生んだマールバラ公爵家。領地とは世界遺産でもあるブレナム宮殿)は今も賃料を「旗」の形で払っていると言う。今年の賃料はフランス国旗とフランス王室の御紋(白地に金の百合の紋章)らしき旗であった。どういう意味があるのだろうか?

フランスでは王政や帝政は過去のものであり、日本の皇室も第二次世界大戦の後にその様相を大きく変えた。英国においても政治は政治家の仕事なのだろうが、それでも、日本のシステムに比べ英国では王室の政治への関わりが遥かに大きいと聞いたことがある。また、財政的理由によるところがあるとはいえ、実際の使用されている居城の一部を一般に公開するという姿勢も国民/世俗との距離感を縮めているのかもしれない。

デコレーションの趣味は私とは異なっていたけれど、良く手入れされたいいお家だった。いいなぁ、ベスん家。またいつか遊びに来たいな。今度は、押しかけじゃなくて、招待状が欲しいんだけど。その時は14.2£よりはもうちょっと良いお土産を持ってゆくからぁ。。。


朝食の幸せ -英国編-

2007-08-14 22:59:21 | イギリス

私が何故朝に(も)強いか-例え朝5時まで遊んでも、9時半には平気で出勤できるのか-それは単純に「食いしん坊だから」です。そう、お腹が空いて、美味しいものが食べたくて、目が覚めてしまうのです。

朝ご飯に、母の手作りケーキとサラダ、小岩井グルメファン(=ヨーグルト)+Hidemi Suginoのジャム、お腹が一杯になってしまって一口二口しか飲まないけれど、川島のブルーマウンテンNo.1があれば私にとっては最高。週末はこれに限ります。

しかし、東京にいるweekdayには前二者は供給不可。ヨーグルトだけでは血糖値が十分に上がらないので、普段はハーゲンダッツのアイスクリーム、ダロワイヨのパンドミエクセル&ブルーマウンテンコーヒー。

いずれにせよ、朝ご飯のことを考えたら、どんなに睡眠時間が短くても目が覚めてしまう。

さて、英国に来て、私は何を楽しみに朝起きているのかというと、

ハーゲンダッツのアイスクリームは供給可能。ただ、日本のように小さなカップは見当たらす、従ってどうしてもバニラに走ってしまう。

また、自分の手作りケーキも大分様になってきたものの、母の手作りケーキには敵わない。また、Paulはあるけれど、本当に美味しそうなパンに出会わない。

コーヒーは、渡英の時に600g、そして家族が来てくれた際に600g日本から供給したのだけれど、既に在庫切れ。今はこちらのお店で買ったブルーマウンテンを飲んでいるが、値段は同じくらいしているけれど、ローストがきつすぎ、またペーパーフィルター用に挽いて、と言ったのにちょっと細かすぎて、ブルーマウンテンを飲んでいる気がしない。このところミルクを入れてカフェオレになってしまっている。

という訳で、少々寂しい生活をしていたのだが、先日TESCOで見つけたYao Valleyというメーカーのギリシャ風ヨーグルトは、まるで濃い生クリーム。その舌触りといい、脂肪分の高さといい、私の好み。これにブラックチェリーヨーグルトを入れて食べる。Hidemi Suginoのジャムがあったら、どんなにか美味しいだろう。

いずれにしても、「これを食べるために起きよう」と思える朝ごはんに出会えて、とても幸せな今日この頃。

やっぱりLondonに移ったら、何をおいても体重計を買わないと。あー、どなたか体重計に乗る勇気も一緒に売っているお店をご存知ありませんか?


ピーチ

2007-08-10 09:26:28 | アメリカ

Atlantaのあるジョージア州の名物はピーチだそう。ホテルに着いて、チェックインのカウンターの上にあったジェリービーンズの味がピーチだったのもそういう意味があるらしい。通りの名前にも「peach」を冠したものがある。最終日の夜、現地のマーケティングの方の案内でフレンチなのかイタリアンなのか良くわからないけれどレストランへ(名前はBacchanalia)。

私たちは、打ち合わせの後遅れてjoin。名前しかわからないというと、タクシーの運転手が、ナビがあるので、住所か、郵便番号、あるいはレストランの種類はわからないか、という。そこで同僚に電話をすると、「う~ん、『感じのいいお店』」という答え。。。ぜんぜん使えない。ナビに「感じのいいお店」で答えを出せというのか!?別の同僚に代わってもらって、ようやく郵便番号からレストランの場所を割り出す。

確かになかなか「感じの良い」レストラン。イタリアンとフレンチの中間のような感じ。メニューを渡されてみると、コース仕立てで、すべてのお料理にワインが合わせてある。こういうとき、アルコールの飲めない私は、楽しみが半減してしまう。。。

デザートメニューを見ると、焼いたピーチの上にピーチアイスクリーム、というジョージアご当地デザートが。折角なのでこれを注文。さすがに前菜、メイン、チーズをいただいた後にバターをたっぷりつけて焼いたピーチデザートはなかなか重かったが悪くない。今時、世界中どこへ行ってもそれなりのものがいただけるのだな。

値段も日本の感覚と同じくらい。英国から来た人には安く感じられるに違いない。今度はAtlantaの市内観光もしたいけれど、折角だから、木にたわわに実った桃狩りにも挑戦したいものである。


ネイル

2007-08-10 09:01:35 | アメリカ

Atlantaに着いて、一度ホテルに荷物を置き、さらにオフィスへ。打ち合わせを済ませ、6時頃ホテルに戻る。しかし、飛行機でブロイラー状態になった私たちがすぐに食事に行けるはずもなく、暫くショッピングセンターをぶらぶらとする。と、ネイルサロンが。同僚がこの出張で荷物を運んでいるうちにぼろぼろになった私の爪を心配して、「一緒に付いていてあげるから行こう!」といってくれる。しかも値段を聞くと、アクリルをつけて色を塗ってたったの20ドル。これはやってみない手はない。

中国系の男性のネイリストだった(男性のネイリストは初めて!)。作業の荒く(粗く)、しかし早いこと。日本で同じ作業をすると2時間以上かかるものが1時間弱。出来上がりも、多少雑だが泣きたくなるほど酷いわけでもない。値段の価値は十分にある。それにしてもあまりの安さに、このためだけにAtlantaに来たいくらいだ。

アクリルは一度つけてしまうと、お手入れが必須。ああ、英国で安くてそこそこの手入れをしてくれるお店を見つけることはできるか知らん??


指紋のない女

2007-08-10 08:58:41 | アメリカ

米国への入国は面倒だ。まずは旅行の目的などに関する質問。まあ、これは英国とあまり変わらないけれど、問題はその次。そう、ご存知と思うが左右の人差し指の指紋を採られるのである。読み取り機械の上にまずは左、ついで右の人差し指を置く。置く。ところが、どうも機械が読み取らないらしい。しばらく待ってもだめ。担当官に、首の後ろに指を置いて、といわれてやってみるがダメ(首の後ろは暖かくて湿っているから?)。ついに担当官にE.T.の如く(相変わらず古い)、上から指で押さえられて、ようやく左指終了。右、も同じ、読み取らない。指から指紋がなくなってしまったのだろうか?確かに、自分の親指の腹とすり合わせてみても、ちょっと粉っぽいというか、とっても「さらさら」している。感触はとても良くて、なんで文句をつけられるのかわからないけれど、どうも機械泣かせらしかった。私の入国審査を始終見ていた同僚に「指紋のない○○(私の名前)」と結局からかわれている。まあいいけれど。今はただ、出国に問題がないことを祈っている。

ちなみに、出国に関してはまるでお構いなし。パスポートを確認したのは航空会社の社員だけではないか?出国カードは集めていたけれど。出てゆくものに用はない、ということだろうか。


『ぐりとぐら』のケーキと勇気

2007-08-10 08:53:23 | イギリス

友人の旦那さんの誕生日まであと2週間ちょっと。でも来週はAtlanta出張もあるし、ケーキ作りの練習時間は限られている、ということで、今日もケーキ作りに励んだ。昨日から焼き型を変えてかなりうまく焼けるようになっている。ああ、今日も成功!!『ぐりとぐら』という童話に出てくるカステラケーキのような出来栄え。実家で作るのと同じようにしているはずなのに、ここで作ると『ぐりとぐら』のケーキのような黄色にケーキが焼きあがるのです。

ところで、このケーキ、アメリカへ持ってゆく?でもスポンジケーキだし、潰れて不味くなりそう。。。と、ふと窓の外を見ると、向かいの住人と思しき人々が共用の中庭でワインを飲んでいる。そうだ、あの人たちに食べてもらおう!。。。でも、変な日本人、って警戒されてしまうかなぁ?。。。このままケーキを捨てるのも勿体無いし。。。私だったら、断るかなぁ。。。でも、折角の『ぐりとぐら』のケーキ。。。ダメもとでチャレンジしてみよう!

と、勇気を振り絞って、「ケーキを焼いたのですが、明日からAtlantaへ出張で食べられそうにありません。よろしかったら食べていただけませんか?」すると、「なに言っているのよ、是非一緒に飲みましょうよ!」と、その後結局夜の10時まで、ちょっと肌寒い中庭で飲み、しゃべり続けた。その上、一人のおぢさまがとても世話好き、かつ私のことを気に入ってくださったようで、「何?一人??それはいけない。私がお婿さんを紹介するよ」と言い出し、来週の土曜日、出張から帰ってきたらまた飲み会、との提案を受けた。お婿さんはともかく、こうして会社を離れて現地の方たちと仲良くなれることは、私にとってとても嬉しいことなので、喜んでお受けした。

ケーキも、美味しいといってくださり、男性3名女性2名では余るかな?と思っていたのに、早々になくなって、これもまた嬉しかった。『ぐりとぐら』のケーキに少しの勇気というスパイスがあれば、人生の楽しみはさらに広がる??


早速

2007-08-10 08:50:32 | イギリス

新しいFlatには狭いながらもテラスがある。となると、椅子などを置きたくなるではありませんか?

日曜日にお買い物に出かけたら、以前から気になっていたお店に「最終セール」とある。そこで立ち寄ってみると、テラスにぴったりの金属製の椅子が半額に!(って1脚約100£=25000円)思わず2つ購入することに。もし、週末の間に、Flatの契約が立ち消えになっていたら。。。と不安が頭をよぎりつつも、ま、そのときは東京のマンションに送ってしまえ(って送料の方が高そう)、と結論を正当化。

これであとは小さなテーブルを買って、そこにハーブの鉢植えを置いて、また、テラスの両端にはオリーブの木を置いたら素敵かしらん?

お部屋もやたらに広いから、グランドピアノを借り受けてデコレーション兼ピアノの練習なんてどうかしら?また折角持参したヴァイオリンを活かして友人の輪を広げるべく市民オーケストラのサイトを覗いてみると、本当に沢山のアマチュアオーケストラの存在に驚く。というわけで、Londonでの新しい生活に向けて気持ちは盛り上がるばかり。。。あ、忘れてた、お財布との相談。


(お台場+ポンピドゥセンター)/2=新しい住処

2007-08-10 08:48:23 | ロンドン

会社から2ヶ月を目処にWindsorの今の住まいから別の場所に移るよう言われていたので、せっかく英国に来たのだから、Londonに住みたいと考えていた。そこで最初はMayfairとかSouth Kensingtonなど、東京で言えば番町とか麻布みたいなエリアで探していた。ところが、このLondonの不動産は東京の比ではなく高い。結局予算内で「ここなら生活してゆける」という物件にめぐり合うことがなかったことと、通勤の便を考えて、Paddingtonという駅の近くの再開発地域にあるflatを借りることにした。Paddingtonを東京で喩えると池袋、という感じかもしれない。

Paddingtonという駅は、HeathrowからLondonへ入るときのターミナル駅でもあるのでご存知の方も多いと思うが、決して美しい場所ではない。周囲は、旅行者が多いのはもちろんのこと、少々怪しき人々も見かける。そんなわけで日本人女性の端くれである私としては夜道がとても心配である。特に英国は夏場昼間が長い代わり冬場は夜がとても長く、冬の通勤時間帯に周囲が真っ暗なことは想像に難くない。そこで、日が暮れた頃Paddingtonを訪れてみることにした。日があまりに長く、21時半を過ぎてもまだ明るさは多少残っていたものの、何と夜のflatの周囲は、まるでお台場を少しシックにしたよう。運河の周りの歩道は、ブルー系のライトに照らされて、またLondonにしては珍しくごみ一つ落ちていなくて、不思議な感じ。再開発ビルはとても近代的で、一つのビルはParisのポンピドゥセンターを思い出す。あれだけ心配したことが拍子抜けなくらい、ちょっとお洒落な感じ。これで、少しだけ安心して契約できる。

たまたま見つけたflatの持ち主の要望で、急遽引越しが2週間後に決定した。来週はAtlanta出張だし、またばたばたした日々が始まる。


午後Tea

2007-08-05 17:15:14 | イギリス

今日は日曜日。金曜日からはお天気もとても良く、夏らしい気温になっている(おそらく30度前後)。Windsorの街を歩くと、1本裏通りには誰も居ない。この世で生きている人間は自分だけではないかと思うくらい静まり返っている。こちらの人にこの暑さはきついのだろう。湿度も、日本と比べるとかなり低いと思われるが、こちらとしては高いらしい(BBCでは盛んに湿度が高いと言っている)。

こんな暑い中を歩いていると、ほとんど水分を摂取しない私でも喉が渇く。Waitroseへ行くと、トワイニングのレモンジンジャーティなるものが売られていたので、これを購入してみることに。また、ハーブコーナーには土に植えられたハーブがいくつか置かれていたので、ミントを1つ持ち上げてみる。とても良い香りが「私を買って~」と漂ってきたので、これも購入。折角土に植えてあるのだから、テラコッタか何かに入れなくては、と近くの素敵なお花屋さんで容器を買って、今テーブルの上には、生き生きとしたミントが黒いモダンな容器に入って風に揺れています。そして、レモンジンジャーのアイスティに、購入したミントから新芽を拝借。。。幸せな午後のひと時。。。

さて、明日からAtlanta出張。また一週間頑張らなくっちゃ。


スケート

2007-08-03 21:07:54 | イギリス

木曜日のお昼休み、同僚と一緒に(総勢7名)近くの市営スケート場に出かけてきました。スケートなんて、何年振りだろう?20年以上かもしれない。クラブの友人がスケートで骨折して演奏会に出られなかったなぁ。。。

前哨戦からかなり盛り上がっていました。同僚が「得意のトリプルトウループの練習をしておかなくっちゃ」とmailを送ってくるので、日本人たる私は当然「イナバウアーで対抗します!!」と写真付きで大見得をきってみました。

しかし、20年前に3日間ずっとリンクの手すり掃除を買って出た私のこと、齢を重ねて突然イナバウアーができるはずもありません。最初は当然手すり掃除。ああ、同僚はトリプルトウループとは言わないけれど、皆ちゃんと独立して滑走しているのに。。。!!年々負けず嫌いになっている私は、リハビリに励むスポーツ選手(ご老人?)のごとく、重心の位置はこんな感じ。。。右足のこの辺りに力を入れて。。。とかなり真剣に練習してしまいました。おかげで、20年前よりは遥かに上達も早く、30分もしないうちに手すりをつかまなくても滑ることができるようになりました(あの時は余程やる気が無かったに違いない)。次の目標は、いつでも掴めるように手すりの近くに立つのではなく、手すりとの距離を離してリンクを1周することでしょうか。

会社に戻ると、私たちがスケートに行ってきたことを聞きつけた同僚から、明日筋肉痛だよ!とからかわれ、「大丈夫ですよ~」なんて笑っていたのですが、明日どころか夜11時頃、足がおかしいことに気がつきました。そう、右足がパンパンに腫れているのです。ひどい肩こりを起こしたときのように、マッサージをしようとしても指が足のふくらはぎの中に入っていきません。あわててお風呂にお湯を張ってマッサージ。おかげで睡眠中に足がつることも無く、また翌日筋肉に痛みも無く無事過ごすことができました。

それにしても、思っていたよりずっと楽しかったです。会社からも車で5分くらいですし、是非また行ってみたいものです。

そうそう、同僚から「トリプルトウループのやり方」のサイトURLが送られてきました。Step by step、いつかはトリプルトウループ!!