Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

ドボルザーク チェロ協奏曲 上野通明

2022-08-21 14:00:00 | チェロ
藤岡幸夫指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団
チェロ 上野通明
ドボルザーク チェロ協奏曲
ラフマニノフ 交響曲第2番
 
ドボルザークのチェロ協奏曲。
第3楽章のチェロとヴァイオリンのduoがたまらなく好き。
上野さん&コンミス格好良し
いつかこの曲を弾ける日が来るだろうか。
 
ラフマニノフのフレーズは、なぜこんなにも懐かしいのだろう。
チェロソナタの第4楽章しかり。
 
地方らしく曲目はコテコテだけれど、
特別協賛がダイキン、協賛が林田順平商店とかで、
演奏会が始まる前に藤岡さんが曲解説&協賛/聴衆への謝辞。
オーケストラをめぐるエコシステム。
音楽の活性化に、
何も自分が音楽にどっぷり浸かる必要はない。
お金さえ作れれば。
とても勉強になった。
 
 

師匠の演奏@某地方都市

2022-06-25 19:00:00 | チェロ

某地方都市での演奏会。

師匠がバッハの無伴奏第1番を演奏したので聴きに出向いた。

途中、明らかに曲が飛びそうになった(間違ったところへ飛んでしまった)。和音を聴いてうわっ、と思った瞬間、立て直した。凄い、これがプロ、と言うものなのだろうか。アマチュア発表会だったら、一旦止めるか、ぐだぐだになるかの二択のところを、その後何事もなかったかのように弾き切った。もちろん、こんなにあからさまに間違ってはあかんのだろうが、しかし、とても良いものを見せていただいたと思っている。

実はこの曲は2年後にプロデュース予定の全曲演奏会の一部。普段真横で聴いていると、色気が堪らないのであるが、やはり効果(力)は距離の二乗に反比例する、と高校の物理の先生がいつも仰っておられた通り、客席にまで伝わらない。あと2年でこの力も向上させねば(とあたくしが思って向上するのか?!)。

その後の全体合奏では、師匠は明らかにキレッキレの弓遣いと呼吸感。プロとアマって、並ぶとこんなにも違うのね。

災い転じて福となす、ではないけれど、事故を通してプロの凄さ、師匠の凄さを認識するとともに、2年後への課題も明らかになった演奏会でした。


堤剛 チェロリサイタル

2022-02-19 15:00:00 | チェロ
堤剛 チェロリサイタル@静岡AOI
L.v.ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
F.シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
C.ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 op.6
堤剛(チェロ)
萩原麻未(ピアノ)
今日は堤剛さんの演奏会へ。
 
30年ほど前、ヴァイオリン習いたてにも関わらず、
なぜか室内楽協会に潜り込み、
堤さんとハイドンのチェロ協奏曲をご一緒させていただいた。
 
前日のゲネプロで、堤さんの音のあまりの美しさに
ヴァイオリン弾きながら落涙(若かったな)。
その夜は、才能の差を思い更に泣いた。
今思うと、1−2年ヴァイオリン習っただけで
トッププロと比較するって、図々しいにも程があったな。
 
とても優しい、品のある音でした。
堤さんのご性質が音に表れていました。
いつまでもお元気でご活躍いただきたい。。。
 
明日はアルぺジョーネ練習しちゃおうかな。
弾けないけど。

The 1st anniversary!

2021-09-06 18:10:40 | チェロ
The 1st anniversary!!
 
1年前の今日、静岡の師匠を訪ね、チェロをお借りし、
それがきっかけとなってチェロを学び始めた。
 
毎日の騒音に耐えてくれる家族、
お歳のせいかnatureか、
覚えの悪い生徒に忍耐強く教えてくださる先生方、
的を射ていないであろう質問にも
快く答えてくださるチェロの先輩方、
チェロがね、チェロがね、と延々と続くチェロ話を
優しく聞いてくださるお友達、
全ての皆様に心からの感謝を。
 
また、この世の中にチェロ(そのもの&楽曲)を産み、
育んでくださった歴史上の人々にも心からの感謝を。
 
いつまでも、チェロとともに生きられる、
平穏な日々が続きますことを!

新たな課題

2021-06-19 19:00:00 | チェロ

先日、チェロの師匠と門下生が多く出演する演奏会があった。

師匠に許可をいただいて、リハーサルに潜入。

とても美しいホールで、響きも良く、サイズも室内楽にぴったり。

 

そのうち1曲は、師匠がソロで、

8名ほどの門下生がバックでtuttiをするチェロアンサンブル。

そこでちょっと衝撃。

 

いつも師匠のホールで聴くと、

先輩方の音は皆さんとてもよく響くのに、

ここでは、師匠を除けば音大受験を勧められた先輩の音だけが

「芯のある」安定したチェロの音であることに衝撃を受ける。

 

ヴァイオリンを弾いていた頃、

耳の近くでしかならない楽器、遠くまでよく通り響く楽器、

という話を聞いたことがあったけれど、

これは奏者の問題なのか、楽器の問題なのか。

(多分両方)

 

せっかくチェロを弾くのなら

師匠やこの先輩のような音を出したい!

しかし、狭い場所(師匠のホールは収容人数80人程度)では

聞き分けられない(少なくとも私には)違いを、

どうやったら聞き取り、改善できるのか?

 

また新たな課題。

ゴールは見えていても、そこへの道筋が今ひとつ見えていない。

何かマイルストーンが見つかると良いけれど。

ぜひお知恵を貸してください。。。


発表会

2021-06-12 18:30:00 | チェロ

目標があると上達が早い、

と聞いたので、人前で何かをすることは

本当はとても苦手だけれど、

発表会に出ることにした。

 

先生から頂いた曲がちとつまらなかったので(失礼なやつ)、

勝手に、ラフマニノフのチェロソナタ第3楽章を選択。

本当はブラームスのチェロソナタ1番の第1楽章を弾きたかったけれど実力不足。

 

当日のピアノ合わせでもピアノと合わず(勿論私がずれている)

直前特訓。

最後はなんとか先生から合格をいただいて本番へ。

 

控室でアガっている自分に気がつく。やばい。。。

その上、舞台に出ると、ご家族でほぼ満席(密です!)。

でも、知らない人ばかりだから。。。

 

最初の音がちょっと外れた。。。(やばい)。

が、今週から始めたばかりの

ビブラートがそれなりにかかって一安心。

 

さらに、しばらく行ったところで、

自分の音が美しくホールに響いていることに気がついた。

なんだろう、この感じ?

 

その後は、指が弦から滑り落ちたりするも、

なんとか持ち堪え、

最後は先生が仰ったように

弓を動かさなくても弾いてるふり&

会場が息を止める。

 

不思議なことに、本番が一番上手く弾けた気がする。

こんなことってあるんだ。

 

発表会が終わった後、

無性にもう一度ホールで演奏がしたくなった。

こんな感覚、これまでに味わったことがない。

 

次はブラームスを弾けますように!


ピカピカの一年生

2020-11-22 14:07:00 | チェロ

チェロケースを探す。

Bamが良いと聞くけれど、高い!

 

いろいろググって、

Texasの茶色に決める。

スペインの会社に在庫を見つけ、

支払いも済ませたのに、

翌日、在庫がないと連絡あり。

 

何ならあるのと聞くと、

L'Etoileが数色と

TexasのNatural leatherがあるという。

 

ということで、FedExで

スペイン→フランス→インド→中国

と旅してようやく到着。

ピカピカの一年生♪

 


先生の楽器

2020-11-01 13:45:04 | チェロ

レッスンで先生の楽器を弾かせていただく。

今までは、高価な楽器は触らせていただけても、

先生の楽器だけは触らせていただけなかった。

ちょっとだけ信用しいていただける腕前になったのかしら?

(なってない)

 

開放弦はなんだかよくわからないけれど、

指で音を取ると魅力的。

「音を創る」と先生は仰る。

 

個性って面白い。

人間も、チェロも。


ロッカちゃん

2020-10-25 13:41:15 | チェロ

レッスンで素晴らしい楽器(Rocca)を弾かせていただいた。

楽器が震える。

魂も震える。

 

弓が違うと、折角の楽器も実力が出ない。

体で覚える、楽器と弓のバランスの大切さ。

嬉しくて、いつまでも弾いていたいけれど、

疲れると姿勢が崩れ、悪い癖がつく。

 

名残惜しいけれど、今日はここまで。


チェロ始めました。

2020-09-06 13:37:35 | チェロ

好きに忠実に生きてきたけれど、

意外と「一番」を残していた。

 

チェロ始めました。

チャラ(ヴァイオリン愛器)、ごめんね。

本当はずっとチェロを習いたかったの。

 

コロナで実家へ疎開、

小さな街でも先生が見つかり、

楽器も借りられた。

 

飽きっぽい性格だから、

いつまで続くかわからないけれど、

ようやく、「一番」と共に歩む。