カクタス・へんてこりーな

奇妙なサボテンにまつわるあれやこれやを、あるいは我が家の周りの自然についてとりとめもなく

南米産シリンドロプンチアの謎

2015-10-30 17:06:26 | 小型うちわ

シリンドロプンチア属 トゥニカータ

Cylindropuntia tunicata KK1504 Churin,1800m Peru

 

 

左ブックマークのブログThe Cactus Trip Diaries の今月28日の記事を見ていて、長年の疑問に答えが出ました。

画像の個体はメサ・ガーデンよりのもので、フィールドナンバーによればペルー産とあります。本来は北米原産の種類なのに、なぜ南米にも分布しているのかが、疑問でした。

記事によれば、チリへは硝酸塩の採掘労働者の食料として、メキシコより1850頭の牛がメキシコより連れてこられ、その体にくっついていたものが野生化したとあります。

このペルー産のトゥニカータも同じような経緯で入ってきたのでしょう。


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2 コメント

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Unknown (cooパパ)
2015-11-08 16:38:27
牛と一緒に渡ったとは、これで疑問が解けました。
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Unknown (queiiti)
2015-11-08 21:16:56
大型のチョーヤサボテンは、生け垣の材料として豪州へ持ってこられたりしましたが、この種類は小型ですから、生け垣にもなりませんからね。
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