カクタス・へんてこりーな

奇妙なサボテンにまつわるあれやこれやを、あるいは我が家の周りの自然についてとりとめもなく

ディキソニアエ

2007-07-21 10:12:31 | ツルビニカルプス
画像はツルビニカルプス・ディキソニアエ
    (Turbinicarpus schmiedickeanus var. dickisoniae)

ツルビニは1月に咲き始め、いまだに何かしら咲いています。今は写真のディキソニアエ、フラビフロールス、昇雲竜、撫城丸、コウ麗丸が咲いています。

花は小さく、色も白色系で地味、球体は小さく、刺は痛くないです。とにかく目立ちたくない、ひっそりと暮らしたいといってるようなサボテン界の隠遁者です。
現地写真を見てみると、岩場のすき間にやっと入り込んだような形で生えています。大きさもせいぜい2~3センチといったところです。こんな環境で目立っては、すぐに動物に食べられてしまうでしょう。後ろ向きな適応を余儀なくされた弱い種といえます。ワシントン条約でもツルビニカルプス属はすべて最高の規制がかけられていて、タネの輸入もなかなか難しいですし、割高です。
そんな訳で、今年初めてケーレスとサクシードから種の個人輸入をしましたが、ツルビニは断念しました。

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