宮 駿(みやざき はやお 1941年〈昭和16年〉1月5日 - )は日本のアニメーション作家 映画監督 漫画家
1985年に徳間書店の出資を得てスタジオジブリを創立した
ほぼ2-4年おきに長編作品を製作している 1986年の『天空の城ラピュタ』と
1988年の『となりのトトロ』では興行成績はそれほど振るわなかったが
その後両作の人気は著しく高まり ぬいぐるみなどのグッズの販売やビデオ販売の収入によりジブリの経営を支えた
ジブリ作品が興行的に成功しまた宮崎駿が国民的映像作家としての地位を確立したのは
1989年の邦画興行成績1位を獲得した『魔女の宅急便』以降である
宮崎本人は「カリオストロ」「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」という
元からやりたかったものを全て作り終えてしまったこともありやる気ではなかったが
鈴木プロデューサーが当時にスポンサーとしてクロネコヤマトを起用して作らざるを得ない状況を作った
この大ヒットにより宮崎はジブリの労働環境を整えるため社員化を決定
後にこの段階で解散するのも一つの手だったと振り返っている
また宮崎作品は今でこそ国際的にも高い評価を受けているが 欧米では1996年に
徳間書店とディズニーが業務提携するまで本格的な劇場公開は行われず
正規ルートでのビデオ発売も遅れたために欧米諸国で知られるのは遅れた
それでも日本アニメファン達は日本語版の宮崎アニメを見ることで宮崎駿の作品に接し熱心なファン層が広がっていった
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宮藤 官九郎(くどう かんくろう 1970年7月19日 - )は日本の脚本家 俳優 作詞家 作曲家 放送作家
映画監督 演出家 ミュージシャン 宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)出身。劇団大人計画所属
愛称は「クドカン」「くんく」「クン兄」及川光博からは「カンクちゃん」と呼ばれたことがある
松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」に所属 その後バラエティ番組の構成作家としての活動も行う。
大人計画の部分公演の作・演出をつとめるようになり 1996年から自身の公演を「ウーマンリブ」と名づけている
24歳のときに結婚 1995年暴動として破壊(阿部サダヲ)バイト君(村杉蝉之介)との3名でグループ魂を結成
2005年には「君にジュースを買ってあげる♥」で第56回NHK紅白歌合戦出場
『木更津キャッツアイ』や『タイガー&ドラゴン』などテレビドラマの脚本家として有名であるが
その幅広い活動が評価され2003年度第41回ゴールデン・アロー賞特別賞を受賞する
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そんな相反するような二人でございます 宮崎監督は引退ですからもう新作拝見することはできませんが まずはお疲れでした
過去何度か引退臭される発言あったがゆえに 今度こそは男らしく退いて頂きたいもの これだけ影響力ある方なのです
もう少し過去発言に気を払ってほしかったのは残念やねえ
先日風立ちぬの所感は書かせていただき 結構大きな手ごたえもあり賛同くださる方いらっしゃいましたので
冷静に映画を振り返ってみてよかったですよ 気持が覚めないうちにレイトショーから帰宅後すぐキーボードに向った甲斐があったというものだから
何故にこの2人をネタに取り上げたかと申しますと やはり才能が泉のごとく沸いてきてるでしょう
また見ている観客・視聴者の想像を超えて 圧倒的に緻密な作風を展開してゆくからですよ
他は世間様に認められるまでに長い年月を要し 人知れず苦労している点ですかね
事前のプロモーションで盛り立てられたジブリアニメも あまちゃんヒットで火がついたクドカンドラマ(映画)も一部のマニアに留まらず
世代を超え支持されてるのは事実です 過去の名作はDVD(ブルーレイ)化され再評価されれば また作者サイドは潤うわけで
映画も演劇も博打みたいなもの 興行が外れると自身の名声にも傷がつきますし
次回作の展開に賛同するスポンサー探しにも不利になるのは想像に難くないでしょう?
ともかくも 一定の成功収めなくてはイカンのです ですが そこのところで自分が表現したいことと世間ウケをどう両立させるかですね
千と千尋はもう10年前でしたか・・・僕はあの作品こそがジブリの集大成 脚本・演出・音楽パーフェクト以上だと捉えてます
それ以降は失速してます ときめきやワクワクが感じられず守りに入ったかなというわけ
蛇足ですが上述したように魔女の宅急便 監督はやる気ほぼゼロだったようですが 大手スポンサーの意向で
やむなくああなったと・・・決して嫌いでないし 音楽・脚本・声優陣も問題なかった
でも黒猫のジジをメインにそえて「魔女の宅急便」ってタイトル付けたら誰もがヤマト運輸連想するはず(^^;
そこはクリエーターの意地で抵抗し作品は出してほしくなかったかな?作風は野郎からみたらこっばずかしいのでね=青臭い
いっぽうクドカン 僕は大人計画の舞台を本多劇場でみて以来 毒と小ネタと鋭い人間洞察力に惹かれました
もちろんその作風はテレビで放映できない差別用語な台詞の応酬・下ネタ・下世話さにも満ちてます
好き嫌いはハッキリ分かれていたのです ですがその後 彼はドラマに進出し主にTBSで脚本を手がけ確実にファンを拡大してゆきます
結果あまちゃんが大ヒット=社会現象でしょ 他作詞家としても活躍してますし 朝ドラ終了直後には映画の公開もありますから
二人とも鬼才・天才なことに違いはありませんが大きな違いはここ!
クドカンは守りに入らずに巨大勢力に呑み込まれずにアグレッシブに作品展開してゆくことです もちろんジャンルの違いありますから単純な比較はできませんよ
記憶に間違いなければ スタジオジブリ創設される前 伝説のアニメ未来少年コナン生み出した宮崎監督は今のクドカンとほぼ同い年な頃
貧乏や資金難に立ち向かいながら 情熱的な作品作りに没頭したはずなので⇒結果コナンは素晴らしい
確かに画のタッチは簡素な部分もありますが 脚本がサイコーなのです 疾走感ハンパないし 社会的なメッセージも忘れてはいないので。。。
まだまだクドカンは走り続けるでしょう 宮崎監督は後進の指導よろしくお願いします
ってかクドカンにアニメの脚本お願いし ジブリで製作するって異種格闘技戦みたいなこと実現させてほしいなぁ
あと 引退したなら今後は情熱大陸あたりで 反戦・社会的なメッセージ訴える有識者との会談を世間様に公開し
自身の恥も外聞も曝け出していただきたい そうした義務があると思うのです 亡くなるまでに皆に落とし前はつけてくださいね