平山 郁夫(ひらやま いくお、1930年(昭和5年)6月15日 - )は
日本画家 教育者 東京藝術大学前学長 現代日本画壇の最高峰に位置する画家であり
その作品価格は存命する画家の中で飛びぬけて高い
1945年(昭和20年)広島市で被爆。。。その経験が後の「文化財赤十字」活動などの原点になっている
平山の作品は原爆後遺症で一時は死をも覚悟した状況のなか
書き上げた1959年(昭和34年)の院展入選作『仏教伝来』以来 仏教をテーマとしたものが多い
平山は1970年代からたびたび中国やシルクロードの遺跡を訪問し
極寒のヒマラヤ山脈から酷暑のタクラマカン砂漠に至るまでシルクロードをくまなく旅している
その成果は奈良・薬師寺玄奘三蔵院の壁画に結実している
その一方で東京藝術大学の学長という公職にありながら 出版社、百貨店、放送局などとタイアップした
自作の展示販売を大々的に行い 多大の利益を上げている点などを批判する向きもある
kです 僕の在住する愛媛県は 観光資源に乏しく 県外者が思い浮かべるイメージは
道後温泉 松山城 みかん畑がいいところでしょうか
確かに幼少期に住んでいた九州・長崎に比べ ハッキリ言って四国は地味です
でも そんな中でも風光明媚な場所は 多々あります
僕は絵画を見るのも好きで 平山郁夫 東山魁夷 田渕俊夫の作品がお気に入りなのですが
やはり その中でも穏やかな瀬戸内をモチーフにした平山の作品は大好きですね
写真はそんな平山が スケッチしたしまなみ街道=来島大橋です
景観を損なわないよう配慮し 自転車でも渡れるよう設計されていて
3枚目の写真がグルッとループしてるのは 本線脇の側道に合流するための自転車専用レーンなんですよ
自動車通行料金が単純に距離で換算すると 通常の高速道の倍近くと異常に高いので
「無用の長物」「四国に3ルートも橋=架橋なんか必要あるのか」とか
また 平山自身もに書いたように所詮は商業主義じゃんかって揶揄されてますが。。。
でも しまなみ街道途中の 平山郁夫美術館には
彼のライフワークとされる仏教の原点シルクロードを
孫悟空の三蔵法師さながらにスケッチして廻ったデッサン画が多く所蔵されています
(その足跡には圧倒されますよ。。。ホントに)
これから 春になり気候もよくなります
まだ四国にお越しでない方は お魚も野菜もお肉も
うどんも新鮮で美味しいから是非足を運んでみてください
kからのお願いでした ではまたね