「きっかけ(CUE)」

”CUE”が写真を載せ発信します

nostalgia

2007年09月19日 | 諸々・various




 映画って何だろうと ふと思うことがある
ハリウッド製作で 最新のCGを駆使し 資金と時間と人力を湯水のように使い
華々しく宣伝=プロモーションを展開する。。。そんな映画ばかりが名画ではないはずだ

何気なく BSやスカパー 移動中の国際線の飛行機で見た小作品的な映画が実は当たりであり
自分の心の中にいついつまでも残ってる場合も多いだろう
 さて ここに紹介する 広末涼子のデビュー作「20世紀ノスタルジア」も
そんな意味でたまたま BSで見た僕の心の中に 優しく温かく残る名画なのである

僕は特に広末のファンでもなんでもないが この人はデビュー当時から変に演技させず
自然体なままでいかせたら 舌を巻くような圧倒的な存在感をみせるから不思議だ
もちろん 本作品中でも その存在感と当時の少年のような瑞々しい中性的な魅力はいかんなく発揮
されてるのである

一見すると 単なるアイドル映画にも ヘタウマ調の恋愛がらみのミュージカルのようにも思えるかもしれないけど
主人公にもビデオカメラ持たせ 作品中にも大胆に取り入れることによって
変幻自在な面白い映像効果が出てるし 作品の質は極めて高いと思うしね
  
そして 何よりラストシーンで恋する男の子と海岸で手を取り合って囁きあうシーンでは
思わず感涙し タイトルの通り郷愁=ノスタルジアを感じてしまうから。。。

 秋の夜長にお勧めです 詳細は
http://www.amazon.co.jp/ ⇒20世紀ノスタルジアでどうぞ ではまた



HASYMO(ハシモ)

2007年09月16日 | 音楽・music


kです いやー もう皆さんから忘れ去れたかのようにご無沙汰してますねぇ
まだ 残暑を引きづってる感がありますが 体調崩してませんか?
ちょうど 今は夏から秋への季節の変わり目ですから 風邪引かぬようご自愛くださいね

さて 暑さに極めて弱く【夏が大嫌い】な僕のマイブームはズバリYMOです 
えぇ それはもう毎晩のように ヘビーローテンションで聴き狂っております
簡単に彼らの足跡を辿っておくと。。。

細野晴臣が坂本龍一と高橋幸宏とともに
コンピュータによるエキゾティック・サウンドを標榜して出発した伝説のグループ
Yellow Magic Orchestra は80年代に最も成功した日本のグループとして
また初期エレクトロニック・ミュージックの最も重要なグループのひとつとして
テクノ/ヒップホップ/ポップス/ロックなどのジャンルを越えて多くのアーティストに影響を与えてきた

今では日本のエレクトロニック・ミュージックの重鎮として活動を続ける細野晴臣と
作曲家としてアカデミー賞を受賞するなど世界的な評価を得ている坂本龍一
そしてファッションデザイナーや文筆家としての活動でも広く知られる高橋幸宏

93年の再生以来沈黙を続けた彼らは
あらゆる音楽を吸収し独自のアイディアで変換しながら
全く新しいサウンドを響かせる三人の音楽的指向を反映するようなネーミングで
今年 5月には小児がん撲滅運動=Smile Together Project の一環として
パシフィコ横浜国立大ホールでHAS(ヒューマン・
オーディオ・スポンジ)名義でステージに立つ



上の写真は 3人の近影です 皆良い具合に歳を重ね渋いです 男として憧れますね
皆さんにとってはキリンラガービールのCMで「ライディーン79/07」を演奏する姿が馴染みがあるのかな?

ファンの間ではある晩リーダー格の細野さんが デビュー前坂本&高橋両氏を自宅に招きいれ 
コタツに入ってミカンを食べながら マーティン・デニーの「ファイヤークラッカー」って曲を
シンセ使ってディスコ調にアレンジすれば 富士山が爆発するかの如く ドカーンとヒットするぞ!って会話をしたのが語り草でして 
今でもそのコンセプトを記したノートが残ってるそうです

余談ですが 細野さんのお祖父さん=正文氏は
日本人で唯一豪華客船のタイタニック号に乗船し事故に遭て生還してるので
お祖父さんが存在しなければ 日本のいや世界の音楽シーンは全く異なったものとなっていたわけですよね~

それは ともかく 中学生の頃からYMOで育ったようなこの僕は 
5月の横浜でのHASのライブに行きたくて ネットで購入権を得ようとしたのですが
わずか10分足らずで完売。。。涙をのみました
 
でも 後日NHKスペシャルでダイジェストではありましたが 
3人の演奏を地デジ=ハイビジョンで堪能し レコーダーにしっかり保存しておけたので それだけでも満足ですけどね

カメラ=写真のほうは 季節が変わり 木の葉が色ずく秋になったら本格的に撮ろうかと思ってます
良い作品が生まれたら このブログにも載せるつもりですのでお楽しみに

さて 世間では突然の総理辞任表明で自民党の動きが活発になってます 
今月に入ってからの安倍総理の顔色や表情先週の記者会見の様子などを注視すると
目の焦点が定まらず 質問への受け答えも 若干ちぐはぐさを感じていた人も多かったのではないでしょうか
そんな仕草
に自殺した松岡元農相にも似た心の危機が感じ取れたので 辞任は時間の問題とは思っていましたが。。。

何を言ってもなにをしても叩かれ 嘲笑され 追い詰められ
「無責任な」「いいかげんだ」「早くやめないからそうなるんだ」 そういう人はこの世の中にいっぱいいます

でも僕ははやく体の危機から脱出して辞任=入院を決断してよかったと思うのです
政治の現状や問題は別にして大人 子供問わず
日本のなかで渦巻く「いじめ構造」そのものを感じ取ってる人は少なくないかもしれないですからね
少なくとも 「波風立つ政局を運営してきてお疲れ様」と声をかける 有識者がいないのが残念でなりません 

次に更新するのは うーん 未定です ハハハ。。。ではまた