「きっかけ(CUE)」

”CUE”が写真を載せ発信します

2013年09月05日 | 写真・photograph



紫(むらさき)は寒色のひとつ 青と赤の中間色であり菫のような色である

紫色(シショク むらさきいろ)は同義語 英語ではパープル(紫色) (purple) といい
菫色(すみれいろ きんしょく)バイオレット (violet) を紫に含む場合もある

 

古英語ではパーピュア (purpure) といい紋章学で用いる
虹を構成する七色(赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫)のうち光の波長が最も短い(380~430nm)
これより波長が短いものを紫外線という

 

「紫」はもともとムラサキ(紫草)という植物の名前であり この植物の根(紫根)を染料にしたことから
これにより染色された色も「紫」と呼ぶようになった この名称自体はムラサキが群生する植物であるため
『群(むら)』+『咲き』と呼ばれるようになったとされる 古来この色は気品の高く神秘的な色と見られた
また紫草の栽培が当時の技術では困難だったために珍重され古代中国(漢代以降 - 時代が下ると黄色に変った)
律令時代の日本などでは紫は高位を表す色とされ 主に皇族やそれに連なる者にしか使用を許されなかった

紫(ムラサキ)です 野の花や街頭の植え込みでよく見かけますね 
この方面には無知なので品種は分かりませんが写真映えするのでよく撮ります 
白や桜のように淡いピンクは強い光の下では色が潰れてしまい 花弁など立体感が伝わないからです

ともかくもカメラ好きな自分にとって格好の練習台なので…昔から高貴で雅な色とされてますが
いざ身に付ける洋服や着物になるとなかなかセンスよく纏うのは難しいと思われます
僕は男だし洋服小物で紫を用いることはありませんが 一歩間違うと下品 下衆の極み 気をつけないといけません