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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

京都(大急ぎで)

2013-04-06 23:51:49 | 日々のこと
最高のお花見日和の日、京都に出かけました

美術館・展示会・京都御所の三匹のウサギを追いかける予定
どれも中途半端になりそうな予感・・・

まず、京都市美術館で開催中の
「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展

一番見たかったのは・・ルーベンス最愛の娘・クララ
この絵を描いた時5歳だった、クララ。
12歳で亡くなったそうです

同じ建物で「ゴッホ展」も開催中
ゴッホの方が人気でした。



平安神宮の大鳥居を見て・・・
神苑の紅枝垂れ桜が見頃だというのを思い出しました。
行きたい!!
でも、既に三匹ものウサギを追いかけてる私。
四匹目は無理! 諦めました



京都御所では一般公開が始まっています

飾り金具が美しい「建礼門」
桧皮葺の屋根も美しい
(でも葺き替えが大変なのよね・・・)



承明門越に「紫宸殿」
(平城宮跡の朱雀門から見える平城宮大極殿に似てる・・)
天皇の御座「高御座(たかみくら)」が置いてあるのも、
建物の使用目的も同じなのですね。



紫宸殿
「右近の橘」
京都御所では、これが一番見たかったのです

橘・・古くは「トキジクノカクノコノミ」漢字では非時香菓と書きます
日本書紀・垂仁天皇の命を受けて家臣の田道間守(タジマノモリ)が
常世の国(あの世)に「トキジクノカクノコノミ」を取りに行きます
ようやく、実を持ち帰ったのですが、天皇は既に亡くなっていました
タジマノモリは天皇の墓所の前で悲しみのあまり、命が尽きるのです

常緑で実をつける期間が長い橘は縁起の良い果物として扱われています

奈良・薬師寺近くにある垂仁天皇陵のお堀には小さな島があり、
まるで天皇に田道間守が寄り添っているよう見えます
日本書紀の、田道間守のお話が大好きです



蛤御門の前にある京都ガーデンパレスで開催中の
ポーセレンの展示会にも行きました
モダンな和洋折衷の作品に魅了されます



ガーデンパレスから地下鉄の駅の途中には・・・
いつも楽しみにしている・・・

平安女学院・聖アグネス教会
(日本聖公会の教会です)



ヴォーリス建築の「大丸ヴィラ」
デパートの大丸が所有していて、迎賓館として使われていましたが
現在は非公開(残念です)



錦市場にも寄りたかったのですが、五匹目のウサギを追うのは
やめました

やはり、どれもこれも中途半端な一日でした
都会の雑踏に埋もれて文化財があるのは京都らしいのですが、
周囲の景観がどんどん悪くなっていくのが心配です。

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