ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

佐保姫さま

2012-04-05 20:49:27 | お寺・神社

白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女神・佐保姫の季節です

春の女神を「佐保姫」 秋の女神を「竜田姫」
(竜田姫は少々妙齢の女神様・裁縫の神様でもあります)

夏は「筒姫」冬は「黒姫」
と呼ばれますが、平城京から見える山に由来するそうです
(諸説あるみたい)

佐保川の桜、きれいですよ!(女神さま同様、樹が若い!)
花びらが散る様子は本当に「佐保姫が織りなす春霞」そのもの。


先日の薬師寺には
岐阜県梶尾村から寄進された「薄墨桜」が2本あります
咲き誇る花にニホンミツバチの群れが来ていました
広い境内の中、どこかに巣があるのでしょう・・・




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2 コメント

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初めて (boss)
2012-04-06 07:58:24
本当に日本の歴史も含め、ぴゅいさんは良くご存じですね
春夏秋冬の女神さま、なんて素敵な呼び名なんでしょう
日本人の表現力は素晴らしい!!
何時も読む度に感心し勉強させて貰ってま~す
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bossさま (ぴゅい)
2012-04-06 23:27:51
東日本では、花の女神、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が春の女神様だったように思います。ほんとうに美しい名前ですね~
でも神様の世界は人間みたいで、愉快です。
ご夫婦の神様やそのお子様、ご兄弟が居て・・
浮気したり、ヤキモチ焼いたり、ワガママ言って周囲を困らしたり・・・
古代の日本人の想像力は現代でも新鮮ですね!
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