ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

東大寺 二月堂 お水取り 2011

2011-03-11 08:44:03 | お水取り
東大寺・二月堂・お水取り(修二会)に行きました
今年で1260回目
奈良時代から一度も中断することなく続けられている仏教行事です

東大寺境内は隅々まで知っているつもり・・・ですので通常の観光ルートとは
違う裏道から二月堂を目指します

6時に到着
既に大変な人出です
境内は3千人ほど入れますが、ほぼ満員状態





出番を待つ真竹
根が付いたまま掘り出されます
重さ40キロ、長さ6メートル
これを一人で操るそうです
根が付いているのでバランスが取れるそうです






私が撮ったへたくそな写真です
・・・なんだか火の玉みたい・・・
ゲゲゲの鬼太郎の世界です・・・



県の観光協会からお借りした写真



7時頃から始まり、約20分で10本の松明が登場します
3月1日~14日まで、お松明を見学できますが
12日は通常の2倍の大きさの大松明。
14日は10本の松明が欄干に勢ぞろいし、
そこから落ちる火の粉が滝のようです。
ですから、この2日は大変な人出となります。
3万人以上が来られて、お松明1本毎、見物客総入れ替えに。。
この松明、そもそもはお堂に上がる僧侶の足元を照らす為の灯りですが
見物人の為、入れ替えの都度スタンバイしているのです。


お松明が終わり、静けさが戻り、二月堂の舞台へ上がるのが楽しみです
大仏殿のシルエットが奈良らしく、大好きな場所です
お松明が「動」ならこの時間は「静」
お堂の中からは読経の声が聞こえてきます




奈良では、お水取りが終わると本格的な春が来る、といわれます
又、来年も見物に来られますように・・とお祈りして帰路につきました


アトリエ・ラ・ヴィータ

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