風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

パチンコ

2006年07月21日 | 清水ともゑ帳
私の父は、パチンコを卒業して久しいけれど、パチンコ歴は随分長かった。
30年近く、通っていたと思う。
物心ついたころには、私も父と一緒にパチンコ屋へついて行き、床に転がっている玉を拾っては、父の台へ入れていた。
社会人になると、私もパチンコへと足を運んでいた。
一度でも打ち止めを経験すると、次の休日もまた出かけたくなる。
大負けすると、スパッとやめ、長いブランクを経て、また何かのきっかけでハマる。
そんなことを繰り返しながら、最後に遊んだのは、もう10年以上前のことになった。

先日の三連休のとき、再び、「きっかけ」ができてしまい、パチンコに夢中になっている。
…と言っても、ネットでの無料ゲームなので、これなら、懐が痛まなくていい。
「三つ子の魂…」が蘇り、パチンコの血が騒ぐ。
WORDを使うつもりで、パソコンを立ち上げるものの、ちょっとだけこのゲームで遊んでから…と、自分に言い訳し、クリックする。
ほんとのパチンコなら、財布と相談して切り上げられるけれど、ゲームでは懐が痛まない分、延々と続けてしまう。
玉の流れを目で追っているうち目が疲れ、結局、すべきことをせずにパソコンをシャットダウンする。
これじゃぁ、夏休みの宿題を後回しにするのと同じだ。
自分に呆れてため息が出る。
そんなこと言いつつ、明日もまた、繰り返してしまいそう


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