風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

東海道ちょっくらウォーク2

2006年07月05日 | 静岡
以前、このブログを読んでくださった方から教えていただき、歩いてみたいと思っていた高架橋。
車では通れず、橋の上、フェンスに隠れている部分が歩行者、自転車用通路、下の水色のペイント部分には水路がある。
線路の上を跨いで水が流れている…と思うと、不思議な気分だった。



橋から静鉄狐ヶ崎駅を眺めていたら、ラッピング電車が入ってきた。
先月デビューした車両で、何度か見かけはしたものの、シャッターチャンスを逃していた。
静鉄グループの新カードのデザインが描かれている。



上原堤。



写真の奥に見える建物は大型ショッピングセンターで、このあたりはかつて、遊園地があった。
幼稚園の遠足、小学生のころは写生大会などでも訪れていた。
中高生のころは友達同士で、夏はプールに、冬はスケートリンクに何度か来た。
そして、この池でボートに乗ることもできた。
私は、今ではもっぱら、ショッピングセンターへ買い物に出かけるだけとなってしまい、池に来たのは久しぶりだった。



NHK『街道てくてく旅。』で、テルさんがこの池に来たのは、4月下旬だった。
あれから2ヵ月ほどが経ち、草木は生い茂り、たくさんのトンボが飛び交っている。
「木下闇」という季語は、木々がうっそうと茂り、昼なお暗いという世界のことだそうだが、池の周りにはそんな感じのところがあった。
この松は、東海道の旅人を見つめてきた木なのだろうか。
倒れそうになりながらも、太い幹で自分を支え、枝葉はさらに上へと伸びていた。


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