その日の 昼休みのこと。
準備室(理科教員の職員室みたいなもんです)に現れた…10名弱の男女。
生徒会執行部のメンバーたちである。
生徒「失礼します。◆▲先生はいらっしゃいますか?」
私 「いるぞぉ~ なんだぁ~?」
生徒「誠に失礼とは存じますが、本校恒例の行事でございますので…」
私 「豆はもういい! 遠慮する! 立ち去れ!」
生徒「そうは参りません。それではただ今より生徒会執行部による…」
私 「やめろぉ~ 朝もやられたんだぁ~ 勘弁してくれぇ~」
生徒「駄目です。逃げることは許されません。
では、ただ今より…生徒会執行部による恒例の…」
私 「だからぁ~ なんで 俺ばっかりぃ~ ぎゃぁぁぁ~」
再び 乱れ飛ぶ落花生!
女生徒もキャーキャー言いながら 投げている。
その辺にあった傘を広げて 防戦に終止する私…
なんで 俺だけ 1日に2回も…
とぼやいた私が馬鹿だった。
なんと 3回目が 深夜に待っていたのである。(続く)