善き哉

　夏休み中に　教え子（卒業生）どもが　我がアパートに遊びに来た。

　【合宿】と称して、２泊ほどしていった。


　数日後、お礼の意味をこめてだろうか…

　アパートに１本の日本酒が、合宿中の写真とともに送られてきた。


　幾多の日本酒が存在する中で

　小生が最も好きな銘柄が…　箱の中に居た。

　しかも、めったに手に入らない…

　通常の流通ルートには乗らない逸品である。


　やつらに　この銘柄を教えた覚えはない。

　やつらは　どこで　この銘柄を　知ったのだろうか？



　今　小生は　この酒を　チビチビと舐めている。

　楽しき合宿の思い出しながら。


　ありがとね。Ｎちゃん ＆ Ｋちゃん　！！



　

伝統ってなんだい？

　ふと　思った。

　何年続くと　伝統とか老舗という称号が与えられるのだろう。

　□△駅名物の　ほにゃらら～

　▼★地方の　伝統料理の　うにゃらら～

　　　　いつから　名物になったのだ？　３０年前はなかったぞ。

　　　　いつから　伝統料理になったのだ。

　　　　数年前に無理やり作ったの知ってるよ。

　このお店は　創業５０年の　老舗です。

　　　　５０年って　老舗なのかね？　ほんまかぁ～？


　どうも　よく　解らん。

　まぁ　「３年続けば伝統」と明言しているところもあるから…

　３年も続けば　伝統であり、名物であり、
　　　　　　　老舗と称しても問題はないのかもしれんが

　主催者の気分で　ついちゃってるようの気がしてならぬ。



　京都の本当の老舗での逸話。（真偽のほどは定かではない。）

　「そこの柱の刀傷は　前の戦争のときのもんだ。」

　　　　　　「へぇ～　日清・日露のあたりですか。」

　　　　　　「うんにゃ。応仁の乱のときのだぁ～」

　絶対に店主の張ったりだな。（笑）　でも憎めない。




　こらぁ～　Ｓ市！！　（また　始まりました。）

　俺が大学時代に【▼※弁当】なんて、どこにもなかったぞ！！

　いつから　名物になったんだぁ～？？？

　それとも　俺が金が無くて　食ったことがなかっただけなのかな？



　ついでに　Ｍ市！！　（返す刀で　我が故郷も切る！）

　俺が高校時代までは【□◆◎踊り】なんて　存在しなかったぞ～

　旧人類の許しも無く、伝統の祭りにするんじゃないっ！！

　

　　　　　　　　　　オジサンの素朴な疑問は

　　　　　　　　　　秋の夜長とともに　

　　　　　　　　　　怒りへと　進化していくので　ありました。

　　　　　　　　　　まぁ　どうでもいいんですけど。

Swatch論争

　随分前に小生が愛用していた　Swatch の　バンドの留め具が壊れた。

　プラスチックの部分がポキッと折れちゃったのである。

　出張ついでに　Ｓ市にある…

　Swatch取扱店に持っていった。　若い店員をつかまえて聞いてみた。

　　「この部分　直ります？」

　　「あ～　これは　バンドごと　変えないと駄目ですね。」

　　　　　　（ろくに調べもしないで　即答かい？？？）

　　「同じバンドってあるんですか？」

　　「今は　このタイプは　ありませんね～
　　　似たようなバンドを付けるしかないですね。」

　　　　　　（これまた　根拠も調査もしないで　断言しやがったな！）


　あのね～　このSwatchは　このバンドが　気に入ったから　買ったの。

　バンド自体を変えちゃったら　意味ないでしょうが。

　こんな小さなプラスチックの部品の買い替えもできないのかよ。

　そんなんで　【取扱店】の看板を　掲げるんじゃないよ！

　ほんと…　Ｓ市って　人情の薄い　嫌な街だ。

　　　　　（でたぞ　理不尽な　一般化　笑）



　オジサンは　怒りがこみ上げてきたので

　この　ボンクラ店員に見切りをつけて

　さっさと　本拠地に引き上げたのでした。


　列車を降りて　地元の駅前の　小さな時計屋さんに　飛び込む。

　「おっちゃ～ん。これ　なんとか　ならへん？」

　　　　　　　　（なぜか　怪しげな　関西弁）

　小さな時計屋のオッチャンは…

　私の時計をしげしげとながめて

　いろんなもんが入っている引き出しをあけて　

　古い時計の金具を流用して　２分で治してくれました。

　よく見ると　ちょっと　変だけど（笑）　　

　愛用のバンド自体は生かしてくれました。


　　　　私は　Ｓ市の　店構えだけは立派で　　そのくせ…

　　　　店員教育が　まるっきりなってない　某取扱店には　

　　　　２度と行かないだろう。

　　　　Swatch 自体は　通販で　いくらでも　買えるのだし、

　　　　あのヘラヘラ笑いの　軽薄兄ちゃんの顔は

　　　　金輪際　見たくないのである。　

　　　　この消費文明社会って　困ったもんだ。ほんと。　
　　　　　

おそるべし 韓流

　ニョーボーが　もの凄い勢いで　韓国ドラマを見ている。

　週に一度　レンタル屋にでかけ　10枚のDVDを借りている。

　ガンガン　見ている。　ドンドン　見ている。

　
　単身赴任中の旦那が帰ってきても　ドンドン　見ている。

　したがって　旦那も　付き合わされる。

　だから　私も　見ている。（苦笑）



　しかも　これが　不覚にも　面白いのだ。（爆笑）

　ついつい　見ちゃうのだ。（おそるべし。韓国ドラマ）

　先週末　やっと　「チャングムの誓い」が　我が家で完結した。

　なんだかんだで　３週間…　週末ごとに　

　パパも　見ちゃったじゃないか！！

　
　当初は「韓国版【おしん】の　どこが　面白いのだ？」なんて

　文句を言っておったのだが…　気がつけば　見ちゃってました。


　主人公　窮地に立たされる　⇒　どうにか　立ち直る
　⇒　しかし油断大敵　あらたなる問題が勃発　⇒　次巻へ続く

　　　　　　　　　　　このパターンが　延々と続くのだが
　　　　　　　　　　　結局　見ちゃうのである。

　結局、パパは　家に戻っても　クリエイティブな事を…
　この１ヶ月　何一つ　やってないぞぉ～（爆笑）


　さっき　娘から電話があった。

　「パパァ～　ママがね～　新しいシリーズ借りてきたよ。
　　今度は全20巻ぐらいの　やつだって～」

　　　　　　　　　　　　　　　　（頭痛）


　でもね。さすが儒教が根底に流れている国だよね。
　ストーリ自体に　礼節みたいなものが　感じられるんだよね。

　なんか　ほんわかしていて　
　日本の　リアルなギズギズしたドラマとは　違うのだね。
　このほんわかさが　世の中の主婦の皆様に　うけているのかしら？

　
　　　　　　　　いやぁ～　チャングムは良かった。（これこれ…）