カンスの背の上で

たまには火を吹け! カンス! ほれほれ!
              (ボッ!) 

続々 2月3日と言えば

2012-02-02 22:52:45 | 竜の学校


 私の机の上には 2回分の落花生アタックの報酬が…
 それこそ 山のように なっていた。

 放課後… その落花生を 紙袋×3に詰め込み 帰ろうとしたとき
 同僚のN先生(大先輩)が 準備室に遊びに来た。

 N 「ほぉ~ ずいぶんと 玩具にされたもんだなぁ~(笑)」

 私 「まったくです。節分がこんなに恐ろしい日だとは知りませんでした。」

 N 「まぁ~ 今日は寮でゆっくり休みな。」

 私 「はい?」

 N 「バカモン! 今日の舎監(寮のお守り役)は おまえだろうが!」

 私 「ぐわぁぁぁ~ 忘れてました。そうでしたねぇ~
    やだなぁ~ どうせ寮でも 豆撒きがあるんじゃないですか?」

 N 「当然! 布団かぶって 早めに 寝ちゃいなさい。あはは
    昔から 2月3日は 一番若い教員が舎監をやることになってるの!」

 私 「仕組んだんですか? ボス! 殺生な…」

 N 「私は計画的な人間です!」



 寮 深夜
 いつもなら 「質問があります。」とかなんとか適当な理由を拵えて
 舎監部屋に押しかけてくる連中が… この日に限って 姿を見せない。
 怪しさが プンプン 臭ってくる。

 出たとこ勝負だ。布団かぶって 寝たふりを決め込もう。
 反撃用の落花生を 布団の中に仕込んで 息をひそめる私。
         (生徒と同じレベルだったな。苦笑)

 廊下で ひそひそ声がする。
 「まだ 起きてるんじゃないか?」
 「2月3日のうちに実行しないと、掟破りになっちまうぞ。」
 「あいつのことだから 反撃の準備を してるかもよ?」  云々
 

 えぇ~いっ! じれってぇ~! 先制攻撃 あるのみじゃ!

 前代未聞! 言語道断!
 舎監からの先制攻撃は かくして実行されたのである。(爆笑)

 落花生を手に持って投げつける… なんて面倒なことはしない。
 廊下の影に潜んでいた 3年生数名に向かって、
 全力で駆け寄り 紙袋1袋分の落花生を 豪快にぶちまけたのである。
 「OBの恐ろしさを とくと 味わえぇ~ どりゃぁぁぁぁ~」

 そっからは 大乱戦。
 23時過ぎに 某市の某町内にある… 某高校の学生寮は
 阿鼻叫喚の渦と 化したのでありました。

        若かったねぇ~ 俺も。(笑)




 もう 20年以上も前の 古き良き時代の話です。
 当然、寮の廊下は歩くスペースもないほど…落花生だらけ。
 それを 寮生全員+私で 校歌だの凱歌だのを でっかい声で 歌いながら
 せっせと 拾い集め ポリポリと食べながら 朝の3時ごろまで
 舎監室の炬燵で 四方山話や 真面目な化学の討論やらをして 過ごしたのでした。

 
 ぶつけられた豆は 確かに痛かったけど
 投げる方も 投げ返す方も どこかに【師弟愛】があったのでした。


 21世紀の高校では あんまり実現しそうもないお話でした。
 今やったら「荒れた高校! 生徒、落花生で反乱!」なんて
 3面記事になっちゃうかもしれませんねぇ~(苦笑)


 仕掛けた方も ちゃんと礼儀を守る。ちゃんと頭を下げる。
 仕掛けられた方も 愚行を 笑って許す。

      そんな 当たり前の師弟関係が…
      珍しくなった21世紀に 寂しさも覚えるのであります。

 豆を私に投げつけた連中も はや40代…(かな?)
 会社で 部下から 豆を投げつけられる立場になっているかもね。
 投げつけられても 笑って許す 【懐の深さ】を持っていてほしいもんです。


 最後に…
 この記事を読んで、「俺たちもやろう!」なんて企んでいる若者へ。
 投げつける標的の方と 絶対的な信頼関係が 築けていますか?
 投げつけられても その方は 笑って許してくれる 深い懐を持っていますか?

 ちょっとでも 自信がないのなら やめておきなさい。
 我が教え子どもは その自信があったからこそ
 実行に移すことができたのです。それをお忘れなく!

     ちょっと 長話でしたね。最後は説教臭くなっちゃったね。多謝。
     明日は 落花生なんか 飛んでこないようにと お祈りをしつつ
     オジサンは布団に潜り込むのでありました。
                   おやすみなさいませ。



  
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 2月3日と言えば

2012-02-02 22:42:00 | 竜の学校

 その日の 昼休みのこと。
 準備室(理科教員の職員室みたいなもんです)に現れた…10名弱の男女。
 生徒会執行部のメンバーたちである。

 生徒「失礼します。◆▲先生はいらっしゃいますか?」

 私 「いるぞぉ~ なんだぁ~?」

 生徒「誠に失礼とは存じますが、本校恒例の行事でございますので…」

 私 「豆はもういい! 遠慮する! 立ち去れ!」

 生徒「そうは参りません。それではただ今より生徒会執行部による…」

 私 「やめろぉ~ 朝もやられたんだぁ~ 勘弁してくれぇ~」

 生徒「駄目です。逃げることは許されません。
     では、ただ今より…生徒会執行部による恒例の…」

 私 「だからぁ~ なんで 俺ばっかりぃ~ ぎゃぁぁぁ~」


   再び 乱れ飛ぶ落花生!
   女生徒もキャーキャー言いながら 投げている。
   その辺にあった傘を広げて 防戦に終止する私…

   なんで 俺だけ 1日に2回も…
   とぼやいた私が馬鹿だった。
   なんと 3回目が 深夜に待っていたのである。(続く)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月3日と言えば…

2012-02-02 22:24:41 | 竜の学校

 節分が来るたびに思い出す…懐かしい出来事

 某高校に勤務していたときのこと。
 
 朝:SHR 
 生徒たちが なにやら ニヤニヤしながら 私を出迎える。
 日直「起立! お早うございまぁ~す」
 生徒「お早うございまぁ~す!」
 私 「はい。お早う。」

   一瞬の空白  む? なんだ? この雰囲気

 次の瞬間 40人の生徒×10粒以上の【落花生】が私に飛んできた。
  (小生の地方では煎り大豆ではなく、落花生を節分で撒きます。)
 
 生徒「いけいけ!」「やっちまえ!」「日頃の恨みじゃぁ~」
 私 「痛っ! 痛っ! おのれ! しくんだな! 痛っ!」
 
 壮絶な落花生アタックが続くこと15秒。
 生徒「やめぇ~ 豆まき終了~ 回収開始~」
 生徒「先生 ありがとうございましたぁ~ お疲れ様でしたぁ~」
 私 「てめぇ~らっ! やりやがったなぁ~!(苦笑)」


 懐かしい思い出である。
 きっちり 私を生贄にして 楽しんだ 生徒諸君は…
 教室中に ばら撒かれた落花生を 見事に【すべて】回収し、
 【感謝の印】として 私に プレゼントしてくれたのである。

 私に指示される前に 自主的にせっせと回収作業を開始した 諸君は…
 やはり 只者ではない集団である。
 (担任に豆をぶつけようと企んだ時点で すでに只者ではないと言えるが。笑)


 思い返してみると
 自分が高校生のときも 担任に落花生を投げつけたっけなぁ~
 歴史は繰り返すのでありました。


 しかし、私の襲い掛かる…落花生は これだけではなかった! (続く)


 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと真面目に【平常心】を考える。

2012-01-11 21:40:29 | 竜の学校

 試験直前になると ガッコのセンセは…
 「落ち着け! 平常心で臨め!」なんて しゃべるのだな。

 オジサンも職場で 
 何人ものセンセが この【平常心】という単語を 乱発しているのを見てきた。
 
 今 gooさんの辞書を引いたら こう書いてあった。
   ⇒ ふだんと変わらない心。揺れ動くことのない心理状態。



 でも、我が高校時代の恩師が教えてくれた【平常心】って 
 この辞書とはちょっと違うのです
 
 (以下 敬愛する師匠からの受け売り)
 平常心という単語は もともと【禅の世界】の言葉なんだそうです。

 人間はだれでも、試験なんかで緊張する。ドキドキする。
 緊張のあまり 普段の力が出せなくて パニックになる。
 落ち着こうと思えば思うほど ますますパニックになる。

 禅の世界で言う【平常心】とは
 「そんな ドキドキしている 自分を そのまま受け入れなさい。
  試験のときに 緊張するのが当たり前。無理に落ちつこうなんて思わないで…
  ドキドキしている自分こそが 本来の自分なんだと 素直に認めなさい。」
                        ってことなんだそうな。

 私は禅の世界に潜り込んだことはないし、哲学的知識なんて からっきしだから
 師匠の話を 正しく再現できたかどうか さっぱり自信はないんですけどね。

 我が師匠は こんな風にも 教えてくれた。
 「お前が もしも 試験会場で 緊張していることを 自覚したのなら
  もう1人の自分(自分B)を 頭の中で無理やり作り出しな。
  そして 自分Bを 幽体離脱させて 自分Aを外から 眺めてみな。
  そして 自分Bに こう言わせるんだ。
   【ははは。俺って緊張してやがんの。割と可愛いとこ あるじゃん】
  そんな風に 自分を外から 眺めて
  自分の緊張感や焦りを 容認することができれば おまえの勝ちさ!」と…


 なんだか 誠にあやふやな アドバイスであり
 当時の私は 「なんのこっちゃねん?」と思ったのであったが…

 いざ、試験本番で…
 私は見事に 自分Bを 幽体離脱させることに 成功したんだな。(苦笑)

 「あらら。手のひらに 汗かいちゃってるよ。
  さっきから 神経質に 鉛筆を削ってるよ。
  らしくないねぇ~  ははは。 俺って 結構 ジャイなのねぇ~」

 そう 思ったら… すべての緊張が 楽しく思えてきた。
 緊張している自分が とても 可愛く思えてきた。
 そして ふっと あらゆる 不必要な緊張が 抜けていったのである。



 受験生よ。抽象的過ぎて 有効なアドバイスとは ならなかったかもしれないけど
 とにかく 騙されたと思って…
 別の意味の【平常心】(幽体離脱型客観視?)を実行してごらん。
 きっと 君の緊張は 見事に 抜けていってくれるはずさ。


               存分のご活躍を!






Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お父さんの腕時計を借りてきてはいけない。(VS C.T その6)

2012-01-11 20:37:50 | 竜の学校

 最近の高校生は 腕時計をしなくなった。
 時間を見るときは 賢い携帯電話を使うことが多い。
 でも、センター試験で 携帯電話持ち込みはご法度である。
 試験会場に 時計があるかどうかは…定かではない。


 従って、自分の腕時計を持っていない受験生は…
 家族の腕時計を借りてくることが かなりの確率であるのだな。


 ある…おちゃめな受験生のDちゃんは…
 【メカ・オタク】のパパの時計を借りてきた。

 小生  「なんじゃ? そのごっつい腕時計は?」
 Dちゃん「パパの時計でぇ~す。」
 小生  「まぁ~ なんだって いいんだけど…
      アラーム機能を ちゃんと 止めとけよ。試験中に鳴らすなよ。」
 Dちゃん「たぶん…大丈夫… パパが朝…止めてくれたはず…」

 ところが、Dちゃん… ちょっと不安になっちゃったみたい。
 パパの時計(実にいろんなボタンが付いている ややこしい時計なのだ)の…
 いろんなボタンを あっちこっち 弄り始めた。

 Dちゃん
  「うわぁ~ ピィーピィー鳴り始めたぁ~」
  「文字盤が チカチカ 点滅し始めたぁ~」
  「どうしよう! これ 海外時刻表示だぁ~ これ北京の時間だよぉ~」
  「ストップウォッチになったまま 戻んなくなったぁ~」
  「あぁ~ん センセ~ なんとかしてよぉ~」

 小生も いっしょになって いろんなボタンを押してみる。
 ますます 収拾がつかなくなる。(苦笑)

 係員  「受験生の皆さんは 入場してくださぁ~い。」
 Dちゃん「センセ~ 早く! 早く!」
 小生  「あぁ~ めんどくせぇ~ 俺の腕時計 もってけ!」
 Dちゃん「次の時間まで 治しといてねぇ~」
   (無理です。不可能です。絶対に治せません。苦笑)


 結局、Dちゃんは 2日間の試験の最中… ずっと私の時計を使っていた。
 しかも 「これ 気に入った~ 可愛い!」とかいって 
 卒業記念とか称して 私から強奪したままである。
           返せよぉ~ Dちゃん!(笑)


 そんなわけで 受験生諸君よ。
 お父さんのメカメカした腕時計を 借りてきてはいけない。
 どうせ借りてくるなら【時刻表示だけ】のシンプルな腕時計を借りてきなさいね。


 参考までに…
 下宿生だったE君(当然、腕時計なんて持っていない)は 
 コチコチと力強い音を発する【目覚まし時計】を会場に持ち込んで
 「他の受験生の邪魔になる」という理由で 試験官に取り上げられました。(笑)
 

 受験生諸君よ。存分のご活躍を!
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい鉛筆を使ってはならない。(VS C.T その5)

2012-01-11 20:18:45 | 竜の学校

 センター試験で 「おニューの鉛筆」を使うと…
 ときとして とんでもない悲劇に見舞われることがあるのだ。

 もう10年ほど前になるが
 C君は 「お母さんが 合格を祈願しつつ 買ってくれた 真新しい鉛筆」を
 会場に持ち込んだ。


 ミス その1
 鉛筆を削らないまま 試験会場に入ってしまい… 出だしからパニックになる。

 ミス その2
 慌てて 持参の小さな鉛筆削りで 削り始めたが
 動揺していたために ボギッと 芯を折ってしまう。
 悪いことに その芯が 鉛筆削りに はさまって 取れなくなり…ますます 動揺する。

 ミス その3
 どうにか 鉛筆削りから 芯を取り出し 再び削り始めたが
 どうやら 【中の芯が細かく折れていた】ようで…
 何度やっても ボギッと 途中で芯が折れる。

 ミス その4
 芯が折れるたびに 再び 鉛筆削りの分解掃除をするはめになる。


    幸いなことに C君がパニックになったのは
    【試験開始前】だったので、どうにか無事に受験することはできたのだが
    1時間目を終わって試験会場から出てきたC君は 私にこう呟いた。
       「来年、必ず後輩諸君に伝えて下さい。
        使い慣れた鉛筆を 信じろ! と…」


 そんなわけで 受験生諸君よ。
 新しい鉛筆を絶対に使うな! とは言わぬが…

 新しい鉛筆を 会場に持ち込むときには 
 少なくとも…前日のうちに 削っておきましょう。
 少なくとも…数回は 実際に使ってみて
 「中の芯が 折れていないこと」を確かめてから 本番で使いましょうね。


    受験生諸君よ。存分のご活躍を!

   
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹刀を持ち込んではいけない。(VS C.T その4)

2012-01-11 19:52:49 | 竜の学校

 剣道部だったB君は 日頃から素振りを欠かさなかった。
 選手生活を引退し受験勉強を本格化させた頃でも…
 休み時間に、教室の片隅で【素振り】をしていた。
   本人曰く、「素振りをしていると解法が閃くんです。」
   小生曰く、「脳細胞まで筋肉組織に侵食されているだけだ。」

 当初は、通常の木刀(または竹刀)を振り回していたのだが
 天井の蛍光灯を2度も破損し、級友たちにガラス片シャワーを浴びせたので
 「教室内での素振り禁止令」を喰らったのである。

 反省したB君は それでも 素振りを諦めきれず…
 部室に転がっていた竹刀を改造し「リトル竹刀」を作成。
 【小五郎】と命名して 肌身離さず持っていたのである。
   どうでもいいけど このネーミングだと…
   通常の竹刀は【大五郎】になってしまうのだが(苦笑)
 

 センター試験当日
 B君は当然のように小五郎持参で会場に現れた。
 
 小生「そんなもんを会場に持ち込めるわけないだろぉ~ 置いていけ。」
 B君「武士の魂です。置いてなぞ行けません。」
 小生「試験官に取り上げられるぞ~」
 B君「試験官も日本人です。説明すれば判ってくれます。」

 そんなはずない。(爆笑)
 予想通り、入口でチェックされ、説明むなしく 持込を拒否された。
 しょげるB君…泣く泣く 愛刀の小五郎を手放し、小生のところに持ってきた。

 B君「師匠 我が分身 小五郎を よろしくお願いします。」
 小生「うむ。貴君の魂 しかと預かった。存分のご活躍を!」
 B君「かたじけない。しからば 御免!」

    どっちも 時代劇オタクだからねぇ~(苦笑)
    回りの級友たちの苦笑を尻目に 
    B君は 肩で風を切って 試験会場へと 乗り込んだのである。


 そんなわけで 受験生諸君よ。
 試験会場に 竹刀または木刀を 持ち込んではいけない!

 まもなく本番! 存分のご活躍を!

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格祈願食品を食べ過ぎてはいけない。(VS C.T その3)

2012-01-10 20:02:22 | 竜の学校


 ここ数年 やたらに 合格祈願用菓子が氾濫している。
 いろいろと差し障りがあるから 具体的な商品名を書くわけにはいかんが(笑)

 後輩の女の子から「先輩! がんばってください!」なんてプレゼントされれば
 ニヤニヤしながら 受験会場に 持ち込みたくなる気持ちはわかる。

 しかし、それを受験会場で食べるのは お薦めしないね。

 被害者 その1
 後輩からプレゼントされた 某チョコレートを 食いすぎで…
 試験中に マークシート用紙を 鼻血でマークするという荒業を行う。


 被害者 その2
 キャンディーだか キャラメルだかを 食べたら…差し歯がとれる。
 痛みがなかったのは幸いであるが、人相が強烈に悪くなり
 友人ならびに引率教員から 散々馬鹿にされる。


 被害者 その3
 某チーズ味の菓子を 嬉しそうに 休憩時間に ガツガツと食っていたら
 試験中に 異常に喉が渇いて 集中できなくなり 撃沈。
 


     「食うな!」とは言わぬが… できれば やめとけ。
     お部屋に飾って… お祈りの対象とし…
     試験終了後に 食することを 強くお薦めする。


     受験生諸君の 健闘を期待します。
 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受験票を燃やしてはいけない。(VS C.T その2)

2012-01-10 19:45:27 | 竜の学校


 「そんな馬鹿な奴がいるかよ!」と思われるかもしれないが…実話です。


 ある年。受験生のA君は 深刻な顔で 私の前に現れた。
 センター試験当日の朝のことである。

 「センセ。俺…受験できないよ。」
 「ん? なんでだぁ~?」
 「これ・・・」と言いながら 彼は涙目で 受験票を私に見せた。


 そこには 【半分が見事に燃焼した】受験票があったのである。

 「なんじゃぁ~? 何をやらかしたぁ~?」

 「おばあちゃんが 今朝…(グスッ)
  ご先祖様に 受験の成功を お願いしときなさいって(グスッ)
  仏壇にあげて 拝めって(グスッ)
  そしたら ロウソクの火が…(グスッ)
  あぁぁ~ もう 駄目だぁ~ 俺…」

 
 受験生諸君よ。それでも安心したまえ。
 たとえ 半分が燃焼した受験票でも 再発行は可能である。
 (泣きじゃくるA君を 大学事務局にひきずっていって 再発行してもらったよ。)


 ご先祖様のお力を借りることは 誠に信心深くて 良いことだとは思うが…
 当日は…ご先祖様にお願いして…
 ロウソクを灯すのだけは 勘弁してもらいなさいね。


    受験生諸君の健闘を期待します。
 


 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君がいるだけで…それで…いいのだ! (VS C.T ①)

2012-01-10 19:27:12 | 竜の学校

 タイトルにつられて
 色っぽい記事だと思って
 この記事にジャンプした人…  はずれです。(土下座)


 センター試験が間近に迫ってきたので
 受験生用のアドバイスを いくつか 書こうと思ったのでした。

 長いことセンセをやっていると、いろんな受験生に遭遇します。
 緊張の余り、普段とは違うことをしでかすのが 受験生の性です。

 中でも 一番… センセを やきもきさせる奴が
 【時間ギリギリになっても会場に現れない奴】なのですな。

 「出席をとる~ ○△!」 「はいっ!」
 「◆×~」 「うぃ~すっ!」
 「◎◇~」 「いまぁ~す。」
 「△■~」 「あいつ 受検票忘れて 家に戻りましたぁ~」
 「なんだとぉぉぉぉぉ~ バカタレェェェェェ~」


 センター試験は 受験票がなくても 受験することが可能です。
 (当日に 申請すれば 【ピンク色(当時)の特別受験票】を発行してもらえるよ。)
 他の受験生と受験票の色が違うので、かなり恥ずかしいけど(笑)

 
 それでも 【遅刻して失格】になるよりは【数十倍まし】です。

 鉛筆を忘れようが 彼女の作ってくれたお守りを忘れようが
 受験票を忘れようが パンツを反対にはいていようが 

     君がいるだけで それで…いいのだっ!

     受験生諸君の 健闘を 期待します。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今頃 年賀状を読んでいる。

2011-01-13 19:47:30 | 竜の学校

年末・年始は引越し騒動だった。
こんな状況で 年賀葉書なんぞを書ける筈が無い。
(書かなきゃいけないなぁ~ とは…思ったけど、結局…思っただけでした。)

三が日に舞い込んだ年賀状は、引越し荷物の中に紛れ込んでしまった。
読む暇が無かったわけではない。
暇はあったけど、下手に読んでしまうと
「返事を書かなければならぬ。」の罪悪感に襲われてしまって
結局、悶々としてしまうと予想されたので、敢えて無視し続けていたのでした。

気がつけば 成人の日も過ぎ去り、寒中見舞いすら時期を逸した(?)本日になって
私は始めて 年賀状の束をとりだしたのである。

ん~ これで8年連続で 年賀状を無視したことになるなぁ~ ははは。
それでも マメに送ってくれる方々には 誠に申し訳ないとおもっておるのだが…
今年もやっぱり 「今更なぁ~」の罪悪感に苦しみつつ…
きっちり 無視するしかないのでありました。

   すまねぇ~ 皆の衆!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電撃転居の楽屋裏

2010-12-28 23:15:24 | 竜の学校

この学校に赴任して9ヶ月。
異動直後に…Bossにこう言われた。
「地元に定着して、地域交流の一翼を担ってください。」と。

まぁ 田舎で地元の方々とワイワイやるのは大好きだから
「もちろんです。公舎…空いてますか?」と答えた。

ところが、この公舎がクセモノである。
古いし…暑いし(夏)…寒いし(冬)…買い物にも不便だし…
覚悟はしていたものの、住み難いことこの上ない。
まぁ~ この県の公舎は どこもこんなもんだから 諦めて生活していた。

異変が起こったのは9月である。
水道料金の請求書を見て、「はぁ~?」となった。
使用量=14立方メートル
家族持ちならまだしも、男の独り暮らしである。
しかも出張だのなんだので月の半分は空き家である。
どう考えても、異常な数値である。

しかも、8月までは多くても4立方メートルだったのが
一気に3倍以上に増加したのである。
水道栓を開けっ放しにした記憶も無い。とりあえず 様子を見ることにした。

10月 絶句 17立方メートル
11月 悶絶 24立方メートル

水道局の調査 異常なし(なんだとぉ~ ホントに調査したんか?)
業者の調査① ん~よくわかんないけど どっかで漏ってるねぇ~
業者の調査② 地上じゃなくて地下部分で漏水している可能性が高いねぇ~


修理するといっても、床板をひっぺがして、地面をほっくり返して、
漏水箇所を突き止めて、それから修理しなければならない。
その費用 数十万 工事期間は約3週間 と…見積もりが出た。

事務室と相談

事:となりの公舎に移ってください。
俺:却下! 誰が荷物を運ぶんだね?
事:それじゃ~ 工事中は ブルーシートだらけの今の部屋で生活します?
俺:ふざけんなぁ~! 凍死するわい!
  工事期間中は自宅から通勤することを申請する!
事:えぇ~ 大変ですよ。単身赴任手当がカットされるし~
  通勤手当はきっと認められませんよ。全部計算しなおしなんですけど。
俺:なら、引っ越す。
事:この地区にアパートなんてないと思いますよ。
俺:市街地に動く。認めろ! 認めないなら転勤を県に直訴するぞ!
事:えぇ~ こんな引越し… 前例がないですよ~
俺:科学的に考えてみなさいね。このまま漏水を放置すると地下に水が溜まります。
事:はぁ~ そうなりますね。
俺:もうすぐ厳冬期です。溜まった水は当然凍結します。
  水は凍結すると体積が膨張します。盛大に地中で膨れ上がります。
  これがいわゆる【霜柱】ですぞ。巨大な霜柱が地面からニョキニョキはえます。
  霜柱のパワーは岩をもくだきます。当然、オンボロ公舎なんぞ倒壊します。
  私が寝ているときに倒壊したら 公務災害ですぞ。監督不行き届きですぞ。
  引越しさせろ。引越しさせろ。引越しさせろぉぉぉぉぉぉ

こうして、半ば強引に 私はこのオンボロ公舎を脱出することになったのです。
敷金やら引越し代金は自腹です。納得いかねぇ~
新年早々 私はまたもや事務室と大バトルを展開することになるでしょう。ははは。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝辞。

2010-10-28 23:05:39 | 竜の学校

えぇ~ 本日はお日柄もよろしく…
風の噂で お目出度い話が飛び込んできたのでぇ~
こんなコメントなんか 残してみたわけでぇ~
まっ 何はともあれ オメデトサンで…ございますです。はい。ホホホ。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実は今週の方がもっと大変!

2010-10-26 04:28:24 | 竜の学校

先週末は 大騒ぎの 沖縄遠征だったのですが…
スケジュール的には 今週の方が もっと大変なのです。

月曜日 私事でお休み
火曜日 朝に 70km 移動して 勤務先で平常勤務 70km移動して 自宅へ
水曜日 朝に 自宅から 別方向に 80km移動して 丸一日出張 
      80km移動して 再び自宅へ
木曜日 朝に 70km 移動して 勤務先で平常勤務 70km移動して 自宅へ
金曜日 自宅から 徒歩で(苦笑) 丸一日出張 徒歩で 自宅へ
土曜日 休日だってのに 70km 移動して 勤務地でイベント参加 
      終了後に 70km移動して 自宅へ

なんというスケジュールでしょう。
結局、勤務先のオンボロ公舎には 一晩も滞在しないじゃないの。
ほぼ毎日 150km程度を車で移動することになる。
ちょっと しんどいなぁ~ お財布は痛いけど 少しJRを行程にいれましょうかね?
まぁ 暖かい自宅で寝れるのは幸せだけど…
少し 出張を入れすぎたかなぁ~(苦笑)
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶句した出来事

2010-10-08 19:49:55 | 竜の学校

放課後 少女Aの面接練習に付き合う。

私:最近、あなたが興味を持ったニュースはなんですか?

A:はい。私が興味を持ったニュースは
   煙草の値上げです!


私:・・・・・・・はぁ~ なるほどぉ~・・・・確かに・・・・・(5秒以上空白)
  先月までは一日に一箱吸えたのに、今月からは二日で一箱にしなくちゃね。
  高校生のお小遣いだと辛いねぇ~

A:違います! 私・・・煙草なんて吸いませんよ!


内情はこうである。
少女Aの家庭は農家である。煙草栽培も行っている。
煙草の値上げで、喫煙者の数が激減すれば、直接家計に響いてくる。
だから彼女は「煙草の値上げ」に関心があったわけなんです。

しかし、言い方が良くなかった。(苦笑)
「私の家庭では煙草を栽培していますので、
 煙草の値上げのニュースには非常に感心があります。」と言えば良かったのに。

いきなり「煙草の値上げです!」と ド~ンと宣言したもんだから…
オジサンは絶句しちゃったのであります。あぁ~ びっくりした。(笑)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする