カンスの背の上で

たまには火を吹け! カンス! ほれほれ!
              (ボッ!) 

ほちゃほちゃ その2

2008-01-22 18:40:53 | 竜の家族


 翌日(休日)

 

 ゴロゴロしていた旦那を ニョーボーが 叱り飛ばす。

  「いつまで ほちゃほちゃ してんだぁ~!」

           (誤った用法である。)

 

 娘が叫ぶ。

  「長風呂したら 手が ほちゃほちゃ しちゃったぁ~」

          (正しいような気がする。)

 

 旦那が呟く。

  「今日の味噌汁 なんだか ほちゃほちゃ してるなぁ~」

         (もはや 意味不明である。)

 

 数年前に流行した「ビミョー」と同じである。

 あらゆる状態を「ほちゃほちゃ」で 我が家は片付け始めた。

 

 晩飯のおかず どうする?  

        んじゃ~ ほちゃほちゃで。

 明日はどうする?

        かったるいから 1日… ほちゃほちゃ すんべぇ~

 

        それでも 意思疎通できるから 不思議である。

 

 依然として 正しい用法は不明のまま…

 我が家では 今も やたらに

    ほちゃほちゃ が 連発されている。

                変な家族である。

 

 

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ほちゃほちゃ その1

2008-01-22 18:33:09 | 竜の家族


 宅配便のお兄ちゃんの迷言

 

   今晩は~ 宅配便で~すっ。

       (ご苦労様で~すっ。)

   えっと… 気をつけてくださいね。

   段ボールの中の何かが ちょっと 漏れてるみたいで…

   底が ほちゃほちゃ してますから~

 

 

   はぁ?? ほちゃほちゃ??

 

   中身は お袋からの 食料品であった。   

   漬物のパックの蓋がずれていて、汁が段ボールに染みている。

   段ボールが 濡れていて 少々 崩れた状態である。

         早い話が 底が抜けそうなのである。

 

   う~む。この状態を 

   彼は 【ほちゃほちゃしている】と表現した。

   

   なかなか豊かな感性である。

          どっかの 方言なのかね??

 

   この出来事以来 我が家では 

   【ほちゃほちゃ】が 流行語になってしまったのでした。続く。

 

 

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オジサン どら焼きと戦う。

2008-01-06 02:16:55 | 竜の家族


 昨年末の大騒ぎの飲み会のときに

 親愛なるR氏は お土産に…

  【巨大などら焼き】を持参してきたのであった。

 なんでも…新宿だか銀座だかで 

 大変…好評な一品なのだそうな。

 

 しかし…その大きさは半端ではない。厚さも半端ではない。

 小生の顔も 相当に大きいが(苦笑)

 それすらも 軽く凌駕する モンスター・サイズである。

 

 パーティーに参加した面々…全員がため息をついた。

 もともと 盛大に飲んだくれる会であるから

 甘いものなんぞは ほとんど 出番がないのである。

 

 テーブルの上に どぉ~んと 乗っかった どら焼き…

 その横に ニョーボーが準備した ケーキ用ナイフ…

 

 ニョーボーが 高らかに宣言した。

 「1人 15度分… 必修ねぇ~」

     参加者の顔に 動揺が走る。

 

 長いこと生きてきているが…

 どら焼きを 角度で分割するのは 初体験である。

 嬉しそうに 娘の部屋から 分度器を持ち出す輩までいる。

 

 主賓のオジサンの前に 巨大どら焼き×15/360 が 置かれた。

 ムムムム…  通常のケーキの約3個分はあるであろう。

 ムムムム…  あふれんばかりの 餡子

 ムムムム…  おまけに 栗が ゴロゴロ入っておる。

 

   それ行け~ 大将!

   ここが 親分の迫力の見せ所!

   これを喰わなきゃ 年は越せぬぞ!

 

           好き勝手な 野次と拍手とともに…

           オジサンは 目を白黒させながら 

           食べたのであった。

 

 さぁ 喰ったぞ… おまえらも 存分に食え!

 ところが どいつも こいつも…

   「血糖値が高いので 5度で… お願いします。」

   「女性陣は やっぱ… 3度未満が上品よね。」

   「中抜きの ヘリの部分を… 10度ほど いただきましょうか?」

   「だめよ。あなた! ダイエット中だから リタイアしなさい。」

   「5歳児以下は 3度以下に限定せよ!
    若年性メタボリックを 断固として食い止めるべし!」

 言い訳の山を作って… さっぱり 減らぬ。

 

 2時間後 娘が嬉しそうに叫んだ。

   「やっと 残りが 180度に近づいてきたよ。」

          要するに 半分まで いってないのね。

 

  

       翌朝… 推定残り角度 160度の モンスターは

       参加した面々に 等しく分配され

       それぞれの家庭で 年を越すことになったのである。

 

  R氏は 帰りぎわに… 小さく呟いた。

    「来年は 巨大煎餅にしときますわ。ははは。」

 

 

   

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オジサン 風邪を引く…

2008-01-04 01:58:27 | 竜の家族


 我が家は 12月下旬から正月にかけて…

 行事が目白押しなのである。

 

 だから… 1月1日は 毎年毎年…

 ヘトヘトの状態で 迎えることになるのである。

 年々 辛くなってきている。(年です。はい。)

 

 今年は ついに 1月1日の夜に 微熱に襲われた。

 むむむ? なにやら 寒気がするぞ… とりあえず寝た。

 

 1月2日  

 ニョーボーはクラス会とやらで出かけてしまう。

 オジサン… 本格的に風邪…

 無駄な抵抗はあきらめて ただひたすら 寝ている。

 娘は 慣れたもんである。

    そのへんに転がっている【非常食】を 手早く調理して

    無能なパパの口に突っ込んでくれる。

 

 1月3日

 依然として 風邪気味。 【気味】がついただけましかな?

 ニョーボーが宿泊先から早々にご帰還…

 「あちゃ~ やっぱり 寝正月かい? ボケ旦那~!」

    へ~い。 言い訳できませ~ん。

 

 そして 1月4日 早朝

 昼夜のサイクルがグチャグチャになった 私は…

 やっと ブログなんぞを 書き始めたのでありました。

 

        

         ん~  今年の年末は

         あらゆる 行事をすべて キャンセルして

         どっかに 逃げ出そうかな?

         でもなぁ~ 実は今年の暮れで…

         この とんでもない馬鹿騒ぎも 20周年なんだよな。

         節目の年に 企画立案者が 逃亡するのも…

         いかがなものか???

 

        

  なんて… 明日のことは考えずに

  早くも 年末のことで 頭を悩ませている…

           おばかな オジサンなのでした。

 

 

 

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