我がアパートは 某市の海岸のすぐそばにある。
まぁ 津波が来たら 一発で ぽしゃるよ～な場所なのだが
海が好きだから このアパートに したのである。
暇だと よく 海岸まで散歩する。
朝も オツなものだが
夜も いいもんである。
おそらく、もう少し 気温が 上がれば
イチャイチャ・カップルが氾濫するのであろうが
いまのところは 静かなもんである。
海岸で 煙草に火をつける。
ポケットの中の スキットルの バーボンを 舐める。
砂浜にねっころがって 星なんか 眺めてみる。
反対のポケットに入れてある カマンベール・チーズをかじる。
また バーボンを舐める。
約30分 人間解放してから
トボトボ 歩いて帰る。 んで 即 寝る。
正しい生活だと 思いません？？
5月末は いろんな報告文書の締め切りである。
（どうして 微妙に 提出日を ずらさないのだろう？
どれも これも 5/30必着 なのである。
当然、5/27～5/29は ガッコがパニック状態になる。）
のんびり屋のオジサンも
この1週間は 鬼のような勢いで 書類作りに 専念していた。
自宅で作る。 ＵＳＢメモリーで運ぶ。
ガッコで修正する。ガッコのマシンにもバックアップができる。
更にそれを 再びＵＳＢメモリーにのっけて、
単身赴任のアパートに持ち帰る。
更に修正して…ＵＳＢメモリーにのっけて… ガッコでいじる。
おまけに ＵＳＢが途中で吹っ飛んだから
疑心暗鬼になって やたらに 名前を変えて 保存する。
こんなことをやってると
似たようなファイルが山のように増産される。
◇×計画（本物）
◇×計画（本当の本物）
◇×計画（最終版）
◇×計画（これが真実）
◇×計画（絶対真実）
以上が 現在 小生のマシン上にある。
ははは。どれがなにやら 訳がわからん。
いろんなファイルを 手当たり次第に開けているから
更新日でチェックしても無駄である。
机の上が散らかっている人は
コンピュータの中も もれなく ちらかる。
誰の言葉だったか… 痛切に実感中。
ファイル管理が上手な人って
無駄なファイルを バサバサ捨てられるんだよね。
今週末は 机の上と マシンの中を
一所懸命 掃除することにしよう。
てな わけで 今週末は
実家に帰らず アパートで ゴロゴロしています。
さっき ＵＳＢメモリーが 吹っ飛びました。
実に あっさり…
悲しいほど あっさり…
がっかりするほど あっさり…
バックアップは100Km先の 自宅のコンピュータの中
困ったなぁ～
これから 車 飛ばして 自宅に 戻るかなぁ～
それとも チボチボ 打ち直すか…
どっちの方法を選択しても ４時間はかかるな。
はぁ～ 車で４時間の疲労を選ぶか…
マシンの前で４時間の疲労を選ぶか…
どっちにしても 明日は
強烈な肩こりと眼精疲労に 悩まされそうです。
厄日だな。今日は…
そんな日もあるさ…
基本的に 単身赴任で…
夜は かなり暇である。
テレビなんぞ 見たいとも思わぬ。
必然的に 読書に走る。
んで 最近 猛烈な勢いで 再読を始めたのが
吉川英治大先生の 三国志なんである。
もの凄い勢いで読んでいる。
あぁぁぁ もうすぐ 読み終わってしまう。
もったいない。
だから 昨日は ちょっぴりで やめました。
意味不明の行動である。
川の土手の水溜りの オタマジャクシは 元気である。
お天気が続くと 水溜りだから すぐに旱魃状態になる。
あわててオジサンは 川の水を バケツで すくって
水溜りに 補給している。
勤務中に 何をやってるんだか…？
かれこれ 観察を始めて 数週間になる。
栄養不足のためか… さっぱり 足も手も はえてこないが
今日も オタマジャクシは ささやかな世界を
元気に 泳いでいる。
それにしても ん～ こいつら 何を喰っているのだ？
葉っぱかなぁ～？ それとも 土や水の中の微生物か？
こんな いい加減な知識しかない…
それでも 私は 理科のセンセです。わはは。
何を喰っているのか さっぱりわからんので
私は 生物室から 金魚の餌を 持ち出して
ちょっと 撒いてみた。
お～ ガツガツと 喰っておる。（感動）
昼休みに 生徒たちが 一緒に 観察するようになった。
「キモイ」とか 文句を言う割には 喜んで見ている。
中には 指で捕まえようとする 女の子もいる。
なんだかんだで ここは 癒しの空間となっている。
やつらが 手足をはやして
この水溜りから 脱出するのは いつなのかね？
きっと ある日 突然に 一斉に 脱走すんだろうな。
そしたら 寂しくなるなぁ～
卒業式の翌日みたいだなぁ～
なんて ぼんやりと 考えていました。
そして 職員室に戻って 気がついた。
上記の発想だと 【卒業生は蛙なみの扱い】になっちゃうね。
ははは。卒業生の皆様… 大変 失礼しました。（土下座）
今日ね… 【地元】で試合があったのだ。
んでね… 生徒を連れて応援に出かけたのだ。
試合会場は【地元】なんだよ。 【地元】！！！
生徒はバスに乗っている。
普通のセンセもバスに乗る。
オジサンは はずせない別の仕事があったから
バスを見送ってから、自分の車で 会場に向かったのだ。
朝 ガッコまで 20km
んで 試合会場まで 30km
また 試合後に ガッコにもどって 30km
んで アパートまで 20km
合計、100ｋｍなわけね。
【地元】開催の試合だってのにさ
えっと 車の燃費が １６km/リットル として…
消費したガソリンが 6.25リットル
最近、ガソリンが値上がりしてるから １リットル＝170円として
1000円以上かかってるわけね。
しかも、浪費した時間は移動だけで 約３時間か…
どうなってるのかね？
我が県の教育行政は？ ははは
あ～ やってらんね～ ははは
明日は 今日のしわ寄せで
授業が ５時間 あるんだよね。
そんでもって 放課後は
自分が面倒見ているクラブの別の大会のために
片道 120ｋｍの大移動だ。
貴重な休日である土曜日は 丸一日試合だよ。
ほんと とんでもないね。
いやはや ほんと…
車に乗ってる時間が 増えたなぁ～
腰が痛いよ。ほんま。
不健康な生活ですな。
これ以上 ガソリンが上がったら
私 どうなるんでしょう？
完全に 赤字生活だなぁ～
どうして 僕は ここに いるのだろう？
なんで 僕は ここに いるのだろう？
今日の僕は
川べりで ぼんやりと 考えていたのでした。
別の生き方が あったのかもしれない。
別の選択肢が あったのかもしれない。
別に 今の生き方に 不満があるわけでは ないけれど…
ちょっと 「あれぇぇ～？」と 思ってしまうことが 多くなった。
最前線で 旗を振って
「突撃ぃぃぃ～」と 叫ぶのも 一人の自分
後方で 一歩離れて 作戦参謀するのも やっぱり 一人の自分
こないだまでは 前者。
今年の春からは 後者。
まぁ 年相応の ポジションなんでしょうけどね。
なんだか 「らしくないなぁ～」なんて思いながら
今日も… 「それらしく」
はっきり言えば 「やや手抜きで」
無難な一日が 終わったのでした。
ちょっと 不満だけどさ。
24年前に高校３年生だった諸君と再会した。
もれなく40代前半の人々である。
私の事を 苗字でもなく ニックネームでもなく…
名前の一文字をとって 【ちゃん】付けで 呼ぶ人々である。
「久しぶりだねぇ～ ◎ちゃん！」
ははは。照れくさい。
考えてみれば 当時の私は 大学でたての23歳
彼女たちとは５歳程度しか差が無かった。
５歳差なんぞ…先生ではなく兄貴である。
したがって 「●△先生」ではなく 「◎ちゃん」なのである。
彼女たちは 電撃的に バシバシと
小生が単身赴任するアパートに押し寄せ、
台所で我が物顔に調理を始め
手際よく おつまみを 作り上げた。
ついでに
押入れから風呂場までを 鋭く 点検し（苦笑）
「結構 綺麗に 生活してるじゃん！」と
かつての教師の私生活を 高評価し…（ありがとさん）
楽しく 近況報告と 世間話を していったのである。
良き哉。 懐かしき人々。
楽しき哉。 思い出話。
しかしなぁ～
君たちが持ち込んだ 「おはぎ」には 絶句。
すっかり オバチャンに なっちゃたねぇ～（爆笑）
中には 早くも 孫ができて…
４０代前半で 「オバーチャン」になった方までいらっしゃる。
時は 万民に 等しく 流れていく。
それも また 良き哉。
「お姉さん！ それはないでしょ！」
と…言っても 色っぽい話ではない。
私の車のカーナビの話である。
車 買い替えたんだよ～
ちょっと 贅沢して カーナビ つけたんだよ～
（威張るほどの贅沢でもないか？）
このカーナビの誘導音声は
実に落ち着いたオネーサマの声である。
親切丁寧に 右行け！ 左行け！ 踏切があるぞと…
私に的確な指示を与えてくれる。
一昨日 赴任先から 自宅に帰るとき
「どれどれ… 最短距離を 探してやろう。」と
私は思ったのでした。
お姉さまは 真っ先に 高速道路の使用を勧めた。
冗談じゃない。私は高速道路が大嫌いだ。 パス！ 次！
そしたら今度は 高速道路の下を走る一般道を勧めた。
それじゃ～ 遠回りだろ？ もう少し真面目に考えなさい。次！
お姉さまは しばらく 考えた挙句、
小生が考えもしなかったルートを提案してきた。
へぇ～ このルートは 使ったことがないね。
なんだか 面白そうじゃんか。 よっしゃ！ 採用！
ところが このルートが とんでもなく 大変な山道。
そりゃ～ 距離は短いんでしょうけど
右に左にウネウネと曲がる山道。
しかも 強烈なアップダウンで 燃費はがた落ち。
精神的にヘトヘトになって 私は自宅にたどりついたのでした。
しかも 距離計をチェックすると
いつものルート（カーナビ姉さんを、無視しているルート）よりも
１０キロほど 遠回りであった。
ん～ これが マシンの限界か。
私は苦笑いをしながら 洗濯物を抱えて
車から降りたのでありました。
帰り道は マニュアルをちゃんと読んでから
オネーサマの学習能力機能を 強化しながら 帰ろうと…
思いながら。
気をつけよう。女性の甘い囁きには… ははは。
新しいガッコのすぐ横には
きれいな川が流れている。
その土手に大きな水溜りができている。
おっちょこちょいの蛙のママさんが
そこに卵を産んでしまったようだ。
先日… なにげなく その水溜りを覗き込んだら
た～くさんの オタマジャクシが孵化していた。
一瞬 凍りついたけど（苦笑）
それ以来 授業の空き時間に せっせと 観察を続けています。
しかし、自然界は厳しい。
飛来したツバメが せっせと オタマジャクシをついばんでいる。
最近は好天が続いているから 水量も減る一方だ。
う～ん… はたして 彼らが 蛙になるまで
この水溜りは 干上がらずに もつのだろうか？
週末、自宅に戻る前に 小生は…
思わず オタマたちに 声をかけてしまった。
「がんばれよ～」と…
なんだか 落ち着かない 週末である。ははは。
月曜の朝には 是非とも 水溜りを 覗きに行ってこよう。
野生の王国のガッコのセンセは
風変わりな時間のつぶし方を 楽しんでいます。
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