田舎暮らしをしていると、無性にシム・シティーがやりたくなる。
一昔前に流行ったゲームである。
少ない予算をやりくりしながら街を作っていく…あのゲームである。
買い物ついでに 散歩に出かける。(寒いけど)
廃れた商店街。奇妙な閉塞感が漂っている。
潰れた町工場。寂しさを通り越して恐怖感すら覚える。
この一角に美術館でも建ててみようか?
ここの建造物は全部潰して農地にした方がいいな。
この曲がりくねった狭い道路は、一気に区画整理しちゃいましょう。
頭の中は Simの市長になっている。
10年たったら、この町には何が残っているのだろう?
小学校は生き残れるのかしら? 中学校は? そして 高校は?
20年たったら 何も残っていないかも?
そう思ったら 急に怖くなった。
どうなっちゃうのだろう? 日本は…
なんて、妙にしんみり考え込んだ瞬間でした。