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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

はじめまして

2009-02-14 | ライブ
ギルガメッシュ  47都道府県ツアー“CRAZY TOUR 08-09”IN JAPAN
Guest:犬神サーカス団/heidi.
2月14日 松江ユーラス


heidi.が地元に来るなら行かねばならんでしょう、ってことで行ってきました。
ユーラスは初めて行く会場でした。フロアは横長で、ステージも高めで見やすかったです。欲を言えば、ドラム台がもっと高くてドラマーさんが見えると言うことないかな。
キャパはどれぐらいかはわかりませんが、人少なかったです。それなりには埋まっていたけれど。
モッシュに参加しない自分としてはとても過ごしやすい空間だったし、少なかったからこそ隙間からドラマーさんもそれなりに見えたから、自分的には悪くはなかったんだけど、やっぱり地元のライブで人少ないと、今後に影響しそうであまり好ましい展開ではないですよね(苦笑)

そんなこんなで、1番手はheidi.。
神戸のセットリストを見ていたから、大体やる曲はわかっているつもりでいましたが。8曲で40分、それぐらい覚えておこうと思ったのに・・・(がっくり) もう、記憶力、やばすぎです。
ほぼオンタイムでスタート。『オレンジドラマ』『フラッシュバック』ときてちょっと意外なカンジ。もっと、一気にテンション上がるような曲でくると思っていたから。
ライブでだいぶ馴染んできたから1曲目にもってきたのかなー。うーん、でも、山陰人にこのチョイスはちょっと冒険だったかも。
フロアも様子見しているカンジでおとなしめ。いや、山陰人ばっかりでもなかったんだろうけど。
『蜃気楼』でやっとちょっとあったまったカンジ?
でMC。
というか、静かでしたねー(苦笑)義彦さんが喋りだすまでもシーンとしてたし、「ハイジです」と自己紹介しても、ぱらぱらと拍手。「拍手だけ?(苦笑)」
「松江、初めて来ました、よね?」と下手を向く義彦さん。フロアの誰も、メンバーさんも反応なし。やりにくそうだけど、頑張れ!(笑)
続いてが『レム』だったもので、私のテンションはそこでガッ!と上がりました。聴きたかったんだ、嬉しい♪
ただ…自分は折りたたみしませんが、するタイミングがグループによって違っていて、それがなんだか気になりました。どっちが「間違ってる」とか言うつもりはないんだけど、見ていてちょっとすわりが悪いカンジが…
『シンクロ』では、フロント3人が揺れているのがめちゃくちゃカワイイ。
義彦さんは相変わらず歌うまいなーと思いました。何回かハウリング起こしていたのがちょっと残念。

『レム』やったときにそうかなーって思ったけど、半分過ぎたぐらいで、『ツタツタ』はやらないんだなーって思って。
さすがに、初めての(しかも動員の少なそうな)土地で新曲やる勇気はなかったか、と意地悪なことを思ってしまいました。
あとやったのは、『パレード』『センチメンタル』『泡沫』。私としては、新曲よりも『レム』が聴きたかったので、このセットリストに大満足です。
とはいえ、やっぱりワンマンライブに行きたいなーと思いました。東名阪だけじゃなくて、また全国ツアーやって欲しいなぁ。
出来れば山陰にも・・・って、ワンマンでは無理だろうけど(苦笑)


2番手の犬神サーカス団。初めてのライブですが、楽しかったですよ。
凶子さん、めっちゃかわいい方でした。ことあるごとに「どうもありがとう」と言っておられて。
ライブの告知で「大阪は近いのかな?」って言う凶子さんに、ベースのジンさんが人差し指と親指で「ちょこっとね」みたいにしているのがかわいかったです。
「今は鉄道で全国繋がってるから、青春18きっぷ? あれで来ればいいじゃない? 待ってるから」って。
「間に合わないよ」って言うファンの声に「それでもあたい、待ってるから。ライブせずに待ってるわ」って…撃沈。
もう、いちいち言い方がかわいいです。「待ってるからv」ってハートマーク見えましたよ。

メインのギルガメッシュ。激しいですねー。
全く音源聴いたことなかったけれど、それなりに楽しめましたよ。
Яyoさんが、にっこにこしながらドラム叩いていたのをみて、こちらまで笑顔になれました。
「昨日、地元のラジオに出たんだけど、聞いた人?」って聞かれたけど、2~3人ぐらいしか手があがらなくて苦笑されてました。多分時間帯的に聞けない人も多かったんだろうけど、そうでなくても、ラジオを聞く人自体が少ないんだろうな。
あと、本当か皮肉かはわかりませんが、バレンタインのチョコをたくさんありがとう、って。
あー、そういやそういう日でしたね。ハイジさんはもらったのかな?
男性客が結構目に付いていたんだけど、他を知らないのでこんなもんかと思っていたら、やっぱりそれなりに多かったようで。
愁さん「男多いね。みんなバンドやってるの?」反応なし(笑)「わかるよ、質問ある人ーって言われて本当は質問あるんだけど質問できないって、アレみたいなもんだよね」って。ここの切りかえしがすっごく早くて、笑ってしまった。
あと、愁さんが「これからもずっとやってくから、おばあちゃんになってもライブに来いよ」みたいなことをさらっと言ってたのが印象的です。一緒に成長していこうというか、見届けてね、みたいなニュアンス。
なんかいいな、と思ってしまいました。何がっていうのは、上手く言えないんだけど。


複数バンドが出演するようなライブに行かないから他を知らないんだけど、転換に10分ぐらいで、わりとスムーズに流れたんじゃないでしょうか。
メインのバンドの曲を知らないで行くという、自分にしたら暴挙とも言える冒険だったけれど、楽しかったです。
なにより、地元っていうのがいいですよね。メンバーさんの口から生まれ育った街の名前を聞けるっていうのが、たまらなく嬉しいです。
また、地元で参戦できるといいなぁ。
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強風

2009-02-13 | 音楽
今日は朝からとても風が強く、間違いなく春一番が吹いたと思うんだけど、何時の段階で記録として出されるんだろうかというのが、少し気になっております…
しっかし、本当に今日一日中、強風でした。台風が来たかのような超強風もあったりして。
日が暮れて、風はおさまってきたけど、入れかわるようにして、雨が降り出して。
うーん、明日ライブなんだけど。天気悪いのかなぁ?
今日は、南風が入り込んでいるようで、気温的には3月下旬とか4月上旬ぐらいの暖かさではあったんだけど、明日はどうなんでしょ?


ということで、明日は久々に地元での参戦ライブです。
heidi.さんのブログを見てみたら、今日、松江入りしたようで。
前ノリしてもらっても、何もないところで恐縮ですが(苦笑)松江城行ってたんだーって思うだけで、なんだか嬉しくなる地元民でございます(←単純~)
明日のライブ、楽しみにしています♪ 出来れば『レム』が聴きたいな。

というわけで(どういうわけだ?)
主役であるギルガメさんや、もう1組のゲストである犬神さんの音源は、全く聴かずに行くんだけど(苦笑)それはそれで、どんな印象を受けるのか、楽しみにしています。
会場も初めて行くハコなので。楽しみなことだらけですよ♪
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退出ゲーム

2009-02-11 | 
●退出ゲーム● 初野晴
角川書店  2008.10

高校1年生の穂村チカは、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。
チカの幼なじみである上条ハルタは、チカが羨む外見と、明晰な頭脳の持ち主。
新任の音楽教師・草壁先生の指導の下、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタたち吹奏楽部。
しかし、変わり者の先輩や同級生のせいで、二人は校内の難事件に次々と遭遇し・・・


「著者初の青春ミステリ」だそうです。4つの連作短編集。
表題作の『退出ゲーム』は、日本推理作家協会の短編部門の候補作になったそうですが、なるほどの出来でした。一番好きな話です。
最後の『エレファンツ・ブレス』は、ちょっと重い話になってしまっており、読後感がちょっと苦くなってしまったのが個人的に少し残念。
頭脳明晰な少年と幼なじみで少し粗暴な少女の組み合わせは、ありきたりと言えばそうなのかもしれないけれど、青春モノなので、そんなところもなんだか爽やかに感じます。
主人公が好きになった草壁先生の過去や、主人公達の恋の行方など、気になることもいくつかあるので、続編が出ることを期待しております。
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がっかり

2009-02-09 | 日記
帰宅すると、Plastic TreeのFCから封書が届いておりました。
おっ、会報かな? それとも、日本武道館公演のお知らせかな?
と、ワクワクしながら開封したら、FC更新のお知らせと郵便局の払い込み用紙でございました。
「こんなん、いらなーい!!!」と、ものっすごく激しくがっくりきましたよ(苦笑)
いや、更新しなきゃいけないから、いらないってことはないんだけど。
がっかり。

こういうところ、ちょっともったいないなーって思います。
確かに、とても大事なお知らせだし、会報等とのタイミングが合わなくて一緒には発送できなかったんだろうけど…逆に、このタイミングだから、期待した分の落差は半端なくて。
そういうところ、もうちょっとどうにかならないものか・・・

「ウツセミ」ツアーのファイナルで配られた号外(日本武道館公演決定のチラシ)も、FC会員には配ってくれるんだろうか? と、それもちょっと気になっております。
日本武道館ライブが決まったことはもちろん皆さん知っておられるとは思うんだけど、やっぱり、その号外を見たいじゃないですか?
気の利くFCなら、次の配布物に入れてくれると期待してますから。お願いしますよ。
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夢は枯野をかけめぐる

2009-02-08 | 
●夢は枯野をかけめぐる● 西澤保彦
中央公論新社  2008.8

48歳で早期退職希望者に名乗りを上げて、現在失業中の羽村祐太。
卒業30周年記念の同窓会に出席した帰り、同級生の女性に奇妙なアルバイトを頼まれて・・・


「早期退職者羽村祐太の静かな世界」というシリーズ名で「Web小説中公」に掲載されたものに書き下ろしを加えてまとめられた作品で、6つの連作短編集になっています。
なんだか、先行きに不安を感じて切なくなる内容でもあるんだけど、根底にあたたかいものも感じます。
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