余韻に

ＫＩＲＩＴＯ氏のアルバム「Negative」を購入したけれど、どうせ今度のINTER PLAY MEMBERS発足記念ライブには行けないし
もう少しＥＬＬＥＧＡＲＤＥＮの余韻に浸っていたいから、「Negative」聴くのは保留。


ＥＬＬＥＧＡＲＤＥＮはあれですね、日程の都合がついても、あまり遠征したいとは思わないかな。
ライブ自体は、また行きたい、聴けなかった曲を聴きたいって（今回みたいにセットリストが微妙に違ってると特に）思うけれど、『わが街』のキャパ数百人のライブハウスで「すごいなー」「楽しいなー」って言ったり言ってもらったりしたい。
満面の笑みで「お前ら、ホントにバカだなー」（←褒め言葉）とか言われたら、こっちも自然と顔がにやけてきたりするものです。
とはいえ、チケットが取りにくくなって、そんなこと言ってる場合じゃないかもしれないけど
だからといって、キャパの多い座席のあるホールにするなんてありえないよなぁとか
イベントとかになると、１曲が短いからそこそこの曲数は聴けるんだろうけど、やっぱりワンマンでがっつり向き合いたいなぁとか思うわけです。
いや、昨日のライブもワンマンじゃなかったけどさ（苦笑）

ＭＣで、チケット取れないヤツがいるだろうからフェスにだって出るけど…というようなことを言っていて。
そうだね、都市部の方から見たら、300人ぐらいのキャパってありえないほどうらやましいのかもしれないなぁとか思ったり。
でも、わが街・山陰に足を運んでくれるバンドってあんまりなくて…って、来てくれるバンドにあまり興味がないだけなんだけど（苦笑）
ライブを地元で見る機会としては、比較するのもアホらしいぐらいに少ないんだから
そういう意味では、結局は、お互いにないものねだりしているのかもしれないなぁ、なんて思うわけで。
田舎の過疎地だから300でも充分だろうっていったら、そうとも言えないんだけど。
（今回だってチケ取れなかった人がたくさんいるし）
ライブやるハコの選択肢も少なくて、交通の便もそんなによくなくて、当然のように山陰はかすりもしないっていうバンドが数え切れないほどある中、
それでも、エルレみたいに、来てくれると単純に「ありがとう」って嬉しく思う。
来てくれるから他の土地にわざわざ出て行く必要がないという、本当はそれが理想なのかもしれない。
もちろん、あの空間をもっと共有したい、もっともっと…って、逢いたいからこちらから逢いに行くというのも、別の角度から見たらアリだと思うんだけど。
どっちがよくてどっちが悪いという話でもないだろうし。

エルレのツアーは始まったばかりなのに、もう次のツアーを心待ちにしています（苦笑）

まだまだ

ＥＬＬＥＧＡＲＤＥＮ　　TOUR 2007
８月21日　米子ベリエ

エルレのライブは２回目です。
やっぱ、いいっ！
でも、ＭＣほとんど覚えてないんだよー。くやしい！
途中でＭＣのたびにペットボトルの水がまわってて、別に「飲みたい！　くれ！」というわけではなかったけど、それに気を取られているうちに聞き逃しちゃってて（苦笑）
なんかすごくいいこと言ってたのになー、それをここで再現できないのが悔しい…

とりあえず、感想とニュアンスＭＣを。
以下、曲名が出てくるので、嫌な方は見ないでください。


移転した米子ベリエには初めて行きました。綺麗でしたね。
隣が空き地というか、広場になっていたので、開場までそこに並んでいたようですが、そもそも前に行くつもりはなかったので、開場後しばらくしてから会場に到着。
ほぼ定刻どおりにＵ．Ｋ．Ｌ登場。
始まってみたら・・・ごめんなさい。私の好みではありませんでした。
やっぱり自分には、歌メロが大事なんだなぁと思いました。
19：35、Ｕ．Ｋ．Ｌ終了。

セッティングの後、20時前、エルレスタート。
Ｕ．Ｋ．Ｌの時も前に押し寄せて詰まったけど、そんなの比じゃないぐらい、ぐあーっと前に詰まる。
おおっ、このイントロはあれだ！（←でも曲名までは覚えてなく・苦笑）
テンション上がったけど、最初、ボーカルが聴き取りにくくて、ちょっとがっくり。
マイクの音量が少し小さいんじゃないかと感じました。

嬉しかったのが『Missing』を一緒に歌えたこと。
前のライブでは、まだＣＤで聴いてなかったので一緒に歌えなかったんです。
みんなが歌ってるのを聴いた時からすごく好きな曲で、ＣＤ聴いたらやっぱり好きで。
歌えてよかったな。

後ろの方でわりとおとなしくノってたんだけど、『Salamander』はやっぱりテンション上がります。すごく好き。
わりと冷房がガンガンきいてて、後ろの方のスペースのあるところにいたので、熱くて死にそうと思うところまではいかなかったんだけど、このあたりはさすがに熱かった。

アンコールは、すぐに出てきてくれた。
「最近、アンコールがあるのが当たり前になってきているのがなんか気持ち悪いなぁと思っているから、２曲やります」と。
「ミニアルバムを持ってるヤツいる？　そこの中から」と。
ミニアルバム持ってないよー、『風の日』じゃないんだ・・・ちょっとがっくり。

「無駄に長生きする道を選ぶんじゃなくて、死に時を誤るな、その時が来たら潔く死ぬんだぞ」
というようなＭＣ（それだけじゃなかったけど）の後、ラストの『Make A Wish』
これはちょっと予習不足で、自信を持って一緒には歌えなかったな。

終わったらすかさず「もう１曲する」と細美さん。
「さっきのは、違うぞ、『あ、犬が轢かれそうだ、助けなきゃ』とかって、そういうことじゃないぞ。そういう意味で死ねって言ってるんじゃないぞ、わかってるか？」
わかってるよ。
「あー、よかった。あのままじゃ終われないと思ったよ。わかってるならいいや」
そして『月』
うわぁ！　めっちゃ好き！！　まさか聴けるなんて！？
半分泣きそうになりながら歌いました。
間奏（？）で、細美さんが「前からゆっくり座っていって」と言った時には「いきなり何を言い出すんだ」とびっくり。
前がしゃがんでいって、どんどん後ろに下がってきて、後ろの方はもうしゃがめないだろうって思っていたら「そこ！　スタッフだからって座らなくていいなんて思うな！　みんな座るんだよ」と注意を受けて（苦笑）
中腰というか、空気イス状態で「辛い！」ってつぶやいたら、後ろの人が「（私の膝に）座ってもいいですよ」って言ってくれまして。
そこで座っちゃうと楽だったんだろうけど、いやいや、それには甘えられません。
ステージにしゃがんだ細美さんが「ほら、みんなステージがよく見えるだろ」って言ってくれた時は、ちょっと「おおーっ」と思ったけど、メンバーをじっくり見ている場合じゃなかったです（苦笑）
いや、でも、しゃがめるものなんですね。
あの時あのフロアに何人いたんだろ？　250人はいたのかな？　300？
なかなか貴重な体験をさせていただきました。

終演後、駅方面に向かって商店街を歩いていたら、正面に綺麗な月が見えてました。
なんだかいい気分で一日が終われました。


大好きな曲で聴きたいなぁと思っていた『虹』はおろか、『風の日』も『高架線』も『スターフィッシュ』も聴けなくて、そりゃ『月』が聴けたのはうれしかったけど
うーん、でも冷静に考えると、聴けなかった曲と秤にかけるには『月』だけではちょっと物足りないなぁなんて思ってしまいました。
物足りないと言うか…ある意味、まだまだいい曲いっぱいあるんだぜってことなんだよなぁ。

年末か年始にシングル、来春にはアルバムだそうで。
アルバム楽しみです♪
そしたら次のツアーで山陰にまた来てくれて、今回聴けなかったあの曲・この曲が聴けたらいいなぁ…なんて。
チケット取れたらの話ですな（苦笑）

買っちゃった

ＳＯＰＨＩＡの秋冬ツアー、イベンターの優先予約で広島の申し込みをしました。
12月23日の岡山は日程的には問題ないし、広島と１ヶ月以上離れているから行きたいんだけど、山陰からだとこの時期の山越えは厳しいと思うので断念。
きっとライブ行って、もっと行きたくなるんだろうなぁとは思う。
思うけれど、あえてここはぐっと我慢だ。
もしかしたら別のバンドのライブがこのあたりであるかもしれないし。


明日はいよいよＥＬＬＥＧＡＲＤＥＮのライブです。
ブログでセットリストを検索して見た結果、持っていないアルバム、買っちゃいました。
とりあえず、やるであろう曲はちょっと聴いておくことにしたのです。
前のライブ、知らない曲が多くても楽しめたけど、知ってたらもっと楽しいはず！　と思って。
うわー、すっごく楽しみだ。

本屋限定

●サイン会はいかが？　－成風堂書店事件メモ－●　大崎梢
東京創元社　　２００７．４

同一書籍に４件の取り寄せ依頼。ところが連絡すると、４人ともそんな注文はした覚えがないと言う…
「ファンの正体を見破れる店員のいる店でサイン会を開きたい」…
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれる様々な謎に取り組むシリーズ第３弾。５編の短編集。


書店に社会科見学でやってきた小学生・ヒロキが広辞苑を気にする「君と語る永遠」
常連客の老人が持ってきた封書をなくし、探す「ヤギさんの忘れもの」
この２編が切なく、ちょっとホロリとさせられて、ぐっときました。

好きになるのに

来週のＥＬＬＥＧＡＲＤＥＮのライブに向けて過去のアルバムを聴いているのだけど、気になる・好きになるタイミングとしては、やっぱり「あの時」だったのであって、後でも先でもなかったんだろうなぁ、と思う。
（もちろん、エルレに限らず、もっと早く出逢っていたかったなぁとは思うけれど）
そう思うのは、「DON'T TRUST ANYONE BUT US」を聴いて。
５年前のアルバムになるのかな。
『月』とか『風の日』とか、好きだなぁと思う曲はある。
でも、全体的にそれほどグッとこないのは、曲がどうとかいうことじゃなくて、単純に、声のカンジがちょっと違うと思ってしまうから。
聴くうちに慣れてくるのかもしれないけれど、『Space Sonic』で好きだなぁと思った声の質とは明らかに違うことを考えると、やっぱり好きになるタイミングとしては、５年前ではありえなかったんだろうな。
まぁでも、その時々で好みは変わってくるものだから、当時は引っかからなかったけど後になっていいなぁと思えることもあるけれど。
（Ｐｌａｓｔｉｃ Ｔｒｅｅの竜太朗さんがそうだったかも）


アルバム、まだ買ってないのがあるんだよなぁ。
買うべきかちょっと迷っています。
「あ、この曲好きだなぁ」って思ったら、ライブでそれを聴きたくなってしまうから。