いってらっしゃ～い

Ｐｌａｓｔｉｃ Ｔｒｅｅ　World Tour 2006「シャンデリア」in Tokyo
７月２日　ＳＨＩＢＵＹＡ－ＡＸ

MUSIC ON！TV　で生放送が入っていました。
ステージは白い幕に覆われており、赤字で「シャンデリア」。シャンデリアの絵。

●セットリスト●
01．ヘイト・レッド、ディップ・イット　　02．内臓マイク　　03．ナミダドロップ
04．名前のない花　　05．讃美歌　　06．メランコリック
07．37℃　　08．cage for rent　　09．空中ブランコ
10．ナショナルキッド　　11．センチメントマシーン
12．ダンスマカブラ　　13．怪物くん
14．puppet talk　　15．Ghost
【En１】　01．絶望の丘　　02．ラストワルツ
【En２】　01．クリーム　　02．サイコガーデン

当然１曲目は『ヘイト・レッド～』。白幕の振り落とし。
現れたステージ、センターには大きなシャンデリア。上・下手に２つずつ燭台。
前回ツアーの大きな会場と同じようなカンジ？
下のほうを少し縛った赤い幕が上・下手に３つだか４つだかあったかな。
照明の当て方や色の具合で、この幕は曲によってずいぶんいろんな表情を見せていた。
『内臓マイク』はやっぱり好きだ。ライブやるたびテンポが速くなりそうな曲だ（笑）
『ナミダドロップ』からＭＣ挟んで『メランコリック』までシングル曲で
ちょっと生中継を意識してるな～なんて意地悪な見方をしちゃったけど
この並びは自分的にはだんだん盛り上がっていっていいカンジかも。
なんて思っていたら、次はしっとり落とされた…まぁいいんだけどさ。

『ナショナルキッド』から続いた『センチメントマシーン』がめちゃくちゃ楽しくて驚いた。
ＣＤ聴いた時はわりと引っ掛かりがなくてスルーしたんだけど、ライブだとめっちゃ楽しい！
この曲はライブのほうが断然好きだなぁ。
『 puppet talk 』の最後のサビ直前に特効・銀テープが飛ぶ。
筒があるのは見えていたけどライブが進むうちにその存在をすっかり忘れていたし、
本編終盤だなんてまだ思ってもない時だったからびっくりしてしまった。
でも、特効してもおかしくないというか、やっぱり曲的にはポップなんだな。
っていうか、久々に特効見たって気がした。やっぱり華やかになるね。

アンコールは『絶望の丘』。久しぶりだったなぁ。
ライブ始まって数曲目のところでこの曲をやっていた頃は
もういいよ、もうこの曲に頼らなくてもいいんじゃない？　なんて思ったものだけど、
これだけ新曲がある中で聴くとなんだかちょっと新鮮。
や、もともと嫌いじゃないからかな。
『ラストワルツ』はしっとりと。
正さんは座ってベース弾いてたし、明さんに至っては姿が見えず。
もうシーケンサーに任せて潔く（？）引っ込んでしまったのか…

本編はあっという間で、えー少ない！　って思ったけど
終わってみれば、満足以上にいい気分。
でも、できればアンコール２の流れはそろそろ違うカタチになってもいいんじゃないかと思う…
（それにふさわしい曲もたくさん生まれてると思うしね）
今回のアルバムは特にそうなんだけど、プラはいろんな振り幅があって、
あまり好きじゃないな、という曲はほとんどない。
プラに入ったのは「Ｐａｒａｄｅ」の世界観が好きだったからなんだけど、
ゴリゴリの重い音でガンガン暴れるようなのも好きなんだな。
今回のライブで、激しいノリの曲ばっかりのライブも見てみたいなぁって思ったよ。

ということで、World Tour にいってらっしゃい。
セットリストやライブの様子がすごく気になるけど行けるはずもなく。
ＦＣの会報での報告や、凱旋ライブを期待しています。
詳しいことはまだ何もわからないけど、帰ってきたらライブするよって言ってくれたから
楽しみに待ってます。それぐらい今回のライブは楽しかった。
それぐらい今回のアルバムは本当にいいんだよ！
…って毎回言ってる気がするな（苦笑）
でもやっぱり、アルバム引っさげてのツアーをやってもらわなくちゃ、ねぇ？