生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

今チェジュンウォンは

2012-01-06 19:24:27 | 日記
延世大学校医療院として後を引きついでいます。

李朝末期の1885年、宣教師で医師のアレンが国王高宗の支援を受けて開院した広恵院(まもなく済衆院に改称)を源流とする、韓国で最も歴史の古い近代西洋医学の病院。済衆院には医学校が併設された。
1904年米国の事業家セブランの寄付により、済衆院を基盤に韓国最初のの総合病院としてセブラン病院が新築された。とあります。
いつか訪れてみたいです。

ドラマの中でも初代院長としてアレンが出てきます。
ファン・ジョンの才能を見出し優しく導いていく有様が心をうちました。
ファン・ジョン役の俳優さん、日本の瀬古さんや笑点(?)の円楽(?)、先日来日したブータンの国王に何となく似ています。見ていて親しみを持ちました。

テーマ音楽も独特で心に響いて来ます。

朝鮮は1910年から日本の敗戦の1945年まで日本の植民地として占領されていたのですね。
35年間もの長きにわたり自由を束縛された韓国の人々に心が痛みます。
それでも韓国に行くと老いも若きも皆優しくして下さるのです。
本当に嬉しいです。

現在の延世大学校医療院


復元された済衆院


一気に見ました チェジュンウォン(済衆院)

2012-01-03 12:27:58 | 日記
大晦日から昨夜までDVD No6から最終回18迄です。
テレビでも週1回見られるのですが、待ちきれなかったのです。

物語は1884年 高宗20年の話。
当時はまだ朝鮮では身分制度があり、主人公パク・ヨンウ演じるソグンケは、賎民階級の白丁として生まれ、牛の解体を生業としていた。
母の病を治すため西洋医のもとへ行くお金を作るために、当時禁じられていた蜜屠畜をして、母を背負って病院に駆けつけるが、もはや手遅れで死んでしまう。
蜜屠畜により追われる身となったソグンケ、ファンジョンと言う名で両班になりすまし弟分のチャクテと一緒に逃亡。
そして追手の銃弾で倒れたが通訳官の娘ハン・ヘジン演じるユ・ソンナン助けられた。
そして医官への道を進んでいくのだが、両班での我侭なドヤンと技を争いながら二人とも立派な医師として成長していく話。
この間朝鮮を植民地化して行く日本政府の残酷さが、韓国人の目で確り描かれていて、見ていて日本人として申し訳ない気持ちになりました。
今でこそ韓流人気で日本人、特に若者たちは熱狂していますが、それはそれでとても素晴らしい事ですが、過去にこのような事があったのだと知るためにも、是非ご覧になってください。

主人公ファン・ジョン役のパク・ヨンウ。最初は白丁であることを隠しているのと、身分制度の中でそっと生きてきた人間として、おどおどしていて可哀そうなほどの演技でしたが、医学でその器用さから、右にでるものない程の技を持った医師として成長していく過程と、高宗により身分制度が廃止された事で、自信をもった立派な医師として成長していく役を上手に演じ好感を持ちました。
後に妻となるユ・ソンナン役のハン・ヘジンも人間として素晴らしい人物で賢く美しく、思いやりのある人物を好演。当時の衣装の変化も楽しめて中々いいですよ。

久々によいドラマを見た気がします。