生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

一度行ってきました  73~80

2020-11-02 18:37:09 | あの空に太陽を 68

さてヨンスクに成りすまして、兄のチスの家に入りこんだチョヨンは何かともめごとが多く、オクブンを女中扱いして、何をつくれとか注文つけたり、命令したりで、あきれてムカムカしたオクブンは家を飛び出し、行く所なく、仕方がなく日頃仲の悪かった元同級生、そして次女の結婚相手の姑に当たるボヨンの所へと転がり込んだのです。少しワインで酔っていたボヨンは、快くオクブンを受け入れ、二人で楽しく過ごし始めます。オクブンがいなくなり、必死で娘たちは母を探し始めますが、見つからなかったのです。ある日キジュン(ヨンギョンではなくキジュンでした、すみません)と弟のジェソクは久しぶりに母親の好物の寿司を持って実家行きます。そして娘たちが必死に探していた母、オクブンがいるのに驚いたのです。寿司だけ置いて出て、二人はすぐナヒとダヒに連絡します。3人姉妹は母を訪ねて行き、無事であることを確認。内緒にするからしばらく滞在させてやってくれと頼んだのでした。

一方チスは、自称妹のヨンスクと称するチョヨンに疑いを持ち始めたのです。ある日長男夫婦がやってきます。娘次女ソヨンも一緒でした。嫁のヒョンギョンが食事の支度で台所へ行った時、ソヨンが絵を描き始めます。クレヨンが腕について汚れたお爺さんチス。手を触っていると、ソヨンがポケットからハンカチを取り出し拭いてくれたのです。そのハンカチにはああ!忘れもしない亡くなった母が妹ヨンスクに刺繍をしてあげたハンカチでした。驚いたチスはそのハンカチをどうして持っているか聞きます。するとソヨンは叔母さんと言いますが、何処のおばさんかと聞くチス。2人は市場へ出掛け、ソヨンが指さした先はあのクッパ屋でした。ここ!おばさんが自分が転んだ時、あのハンカチで膝を縛ってくれたと。驚くチス。どうもチョヨンがおかしい感じていた矢先でしたから、あのクッパやの女性がヨンスクだったのか?と考え始めていました。

一方娘たちはチョヨンがあまりにも叔母らしくない、血液検査をするべきと言い、そっとチョヨンと父の髪の毛で血縁関係を調べます。そして血縁関係なしと出たのです。実はチョヨンはヨンスクの歯ブラシを盗んで持っていたのでした。

チョヨンはあの借金取りのやーさんから、地下鉄の出来る駅の入口の土地を他人のものなのに、自分たちが持っていることにして市場の人たちに売りつけろとチョヨンに話を持ち掛けたのです。儲け15%をもらうとの約束で市場の人々に売りつけるチョヨン。この話を聞いたボヨンはあの土地は今外国にいる人の所有物だと市場の人たちに伝え、大騒ぎです。急いで逃げたチェヨン。母が田舎から病気でソウルに入院するために来ていたのですが、その母に会ってから逃げよう病院へ来るとそこにはヨンスクがいて、母を見舞っていたのです。昔からの知り合いだったのです。もうじきチョヨンが来るから、待っていなさいと言って、小遣を渡します。それを見ていたチョヨン、自分の罪を悟ったのです。市場の皆に責められながらも謝るチェヨン。長男ヨンギョンは子分を連れて、やーさんの部屋に乗り込み、コテンパンに殴り、警察に逮捕させ、市場の人たちのお金も戻って来て一件落着。

チェヨンの1件を知り自宅に戻るオクブン、チスは事実が分かって、驚き倒れます。驚く一家。次の日チスは寺にいるヨンスクを訪ねていきます。縁側に座って旅立とうとしているヨンスク。歌を小声で歌っています。昔子供の時に歌った歌を。その歌を聞きながら涙を流して少し離れたところから見つめるチス。チスに気付いたヨンスク。走り寄ってヨンスク!と呼ぶチス。2人は抱き合っ再会を喜び合ったのでした。