生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

明成皇后

2010-05-30 16:37:59 | 日記
大院君はミン妃一族の開国政策を批判して、大衆を動かし宮廷内に乱入させ、ミン妃、及び一族を殺害しようとします。
ミン妃だけは側近に守られて難を逃れ一族の家にかくまわれます。

一方大院君は再び王を差し置いて権力を握り、次々と自分の理想の政策実現へと向かっていきます。
ミン妃の遺体が無いにもかかわらず、妃が結婚式で使った衣装を棺の中にいれ葬式を執り行いますが、この間王は何も言えずただ涙するのみ。
父親の遺伝子は全く受け継がなかったみたいです。

ところで王は一人で寝ることが出来なかったけでなく、王妃と自由に寝ることも出来なかった。周りから常に監視され八人の年輩の尚宮が寝室を取りかこむように作られた八つの小部屋から王を監視していたのだ。

この八人の年輩の尚宮が王の体に無理がかからないように、吉日を選んでその日を決めたそうだ。その日になると、仕えている宮女が今夜は王の部屋に布団を敷けなどと命令。
王妃は桃色のチョゴリに藍色のチマ、そして薄化粧に装飾品を身につけ王の部屋へと手を引かれていった。
聞いただけでも窮屈な生活だったのですね。

一方王は王妃以外なら、どの宮殿でもどの宮女のところでも自由に寝所を選べ、王妃は必ず自分の寝所を寝所としなければならなかった。
又王が他の宮女の所に泊まっても王妃は嫉妬してはならなかった。
さもないとあのヨンサングンの実母のように、廃妃あるいは死薬を飲まされる事になるからだ。

ミン妃さんも苦労したのですね。