ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

集合知2

2013年11月08日 01時55分20秒 | 教育・指導法


1、ノートに書く。箇条書きでできるだけたくさん。


2、一つを選んでばんしょ。
三年生以下は難しかったら書かなくてもいいと指示。
一人以外全員書いた。


3 自分の意見には必ず名前を書く。


Aホワイトボード→高学年専用


Bホワイトボード→高学年、低学年共に可能。


ちなみに、集合知のやるのは今日が初めて。


まずは、ホワイトボード用のマジックを人数分の2倍ぐらい用意した。


集合知

2013年11月08日 01時47分03秒 | 教育・指導法

集合知で講話。
討論的になる。


Tossの河田先生の実践から学んだ。


今日のテーマは、


「明日のためにとはどのような意味か?」


明日のために→橋本西が大会の意義としている二つのうちの一つ。


これは、最終の形。
開始から5分後。


終了後

2013年11月06日 01時48分42秒 | 教育・指導法

45分後の写真。


最後に、

「今日のMVPは、たくみ、みさきペアです! 休憩時間も頑張ってたもんね!」


このように誉めると、次の稽古はどうなるでしょうか?


休憩時間にもやる子たちが増えます。

誉めるという行為は本人以上に周囲への影響が大きいのです。


終わってから、

「5分間だけなら残ってやってもいいよ。」


うまく進まなかった子供へのフォローの機会のため。


頑張って残る子供たちが三名。
全部合格にしてやる。
ただし、わざと合格にしていると思わせないようにするのがプロだ。


すでに、全部合格して、見事、トータスになって帰っていく子供たちもいた。


「今日はもういいわ、くたくたや。」

と帰っていく子供もいた。


いろいろいていいのだ。


15分後

2013年11月06日 01時35分42秒 | 教育・指導法

1パーツ15分間。


15分間しかやらない。そして、休憩をしてまた15分間。


最初の15分後の写真がこれ。


ゆっくりやるから、意識できる。
ゆっくりやるから、直る。
ゆっくりやるから、集中する。


見せに来て、アウトになったら、その構成を10回やってからでないと次に見せにこれない。
そうしないと、列ができてしまう。
列の後ろには亡霊がつく。
静かに並んでまつ子供たちはいない。だから、列をつくらせてはいけない。
荒れてくるという亡霊。


長坂はほぼ、椅子に座って、評定だけを繰り返す。


合格のときは大げさに。


不合格がときは笑顔で、楽しそうに。


時間が来て、終わりを告げるとブーイングが起こる。


ロードトゥトータス

2013年11月06日 01時23分22秒 | 教育・指導法

ねりこみはゆっくり動く。

他の方たちから、橋本西を参考にして、ねりこみをやっています、と聞いて、実際にやっているところを見せてもらったことが何度もある。

すべて、橋本西のやり方とは違った。

みんな、橋本西のやり方よりも速い。


橋本西のねりこみは三種類。


最遅(さいおそ)→限りなく遅くする。足腰、丹田の鍛練が目的。


ふつう→正中線、姿勢を意識。


はやい→技の確認バージョンと目配り確認バージョン。


写真のように、表をつくると子供たちから歓声が上がる。


今日はねりこみでのチェック。


「なんにしようか?」


「先生、かめでいいやん!」


「おっ、それいいね~」


ということで、今日は、


ロード トゥ トータス


となりました。


ねりこみ

2013年11月06日 01時11分35秒 | 教育・指導法

今日は7時まで仕事。
その後、少林寺拳法のST(特別指導・希望者補習)を9時まで。


低学年7名、高学年4名が参加。


今日は、演武の形(技の姿勢や、フォーム)を学ばせた。


子供たちには、
「今日は、地味~な練習をします!」


「え~、派手なのがいい!」


といいつつも、「長坂先生やから、なんか面白い練習になりそう」と思っている様子だ。


まずは、橋本西でおこなう「ねりこみ」について、再確認。


それがこの写真。


たほいや式講話

2013年11月04日 00時46分54秒 | 教育・指導法

たほいや式・・クイズ形式で、回答の一つには「それは違うやろ」というものを入れておく。

本当の「たほいや」については、検索などされてください。

 

先日の稽古での講話にて。

17日にブロツク大会があるため、稽古は大会の練習。同時に講話の時間も大会のことを話していく。

 

『少林寺拳法の大会は、次の3つのためにあると言われています。

1.自己の向上のため。自分の道場だけでは、自分の本当の実力はわかりません。そのために他の道場の人たちと大会を通じて、自分と比べ、自分には何が足りないかを発見します。

 

2.大会を通じて、他の道場や仲間たちとの友情や交流を深めます。

 

3.少林寺拳法を知らない人たちにPRや普及活動をします。』

 

この3つは、審判員・考試員講習会の資料から、子どもたちように咀嚼して説明しました。

 

『さて、この3つをするために、橋本西では「何のために大会はあるのか?」を決めています。長坂先生のドリームという本の中に書いてあります。』

「知ってる! 知ってる!」

と言って手を上げる子どもたち。本の中身を知っているということではなく、「何のために大会はあるのか?」を知っているということだろう。

しかし、今日は「たほいや式」を用意しているので、下手に正解されてしまっては元も子もない。だから、スルー。

『橋本西では、「大会は次の二つのためにある」と考えています。

先生が問題を出します。

一つ目。次の中から答えなさい。

1.生きていくため

2.明日のため

3.やせるため

1.2では真剣に考え、3で笑いとなる。

『手を上げなさい。1.生きていくため 3/1  2.明日のため 3/2  3.やせるため 1人  手をあげなかった人? いない?』

どれかに手を上げさせる場合、手を上げないという自由は認めない。ここは詰めておく所。そうしないと、真剣に考えなかったり、指導者の指示が入らなくなっていく布石になってしまうからです。

やせるために手を挙げた子は、ふざけているわけではない。だから、

『そうおもったんだね。いいんだよ、一人でも手を上げるのは偉い! まあ、正解ではないけどね(笑)』(ここで本人も含めて一同、笑い)

『正解は、2の明日のために、です。意味や理由は今度説明します。』

 

『第二問。』

これは板書する。

(                  )勝つ

 

『次のどれでしょう。

1.(かつために)勝つ

「なんやねん、それ!」という声多数。

2.(橋本西のために)勝つ

「それはありそうやな・・」という声。

3.(メダルのために)勝つ

「これは違うわ。だって先生、いつもメダルのためじゃないって言ってるし。」の声。

4.(うまいのはトン)勝つ

一瞬、間が開いてから爆笑。

『手をあげてもらいます。・・・・・』

「まだ正解出てないやん」という声多数。

『いや、出てるよ! 手を挙げてください。』

橋本西のために勝つが大半。

『正解は、かつために勝つです。』

「え~、そんなんへんやん!」

『実は字が違うのです。』

 

克つために勝つ

 

と書きます。

 

勝つのは、相手や試合に勝つこと。

克つのは、過去の自分を抜くこと、自分の弱いところを克服することです。

『自分にかつことを、熟語で何と言いますか? 5年生以上起立。』

順に言わせていく。

全員、「わかりません。」

『土橋(副部長)、わかるよな?』

「克己です。」

『続きは今度やります。終わります。』

 

たほいや式で楽しくやった一例でした。


子供たちは表が大好きか?

2013年11月02日 03時39分16秒 | 教育・指導法




今日、大会稽古を行った。
希望者15人が参加。
時間は一時間。
指導者は長坂だけ。


長坂はほぼ椅子に座って、個別評定(○か×か)を告げるだけ。

それを、けんしたちは熱狂し、自主的に稽古し、そして上達していく。


「今日は正中線だけを見ます。」(局面限定)


「この表は、ロード トゥ ドラゴン ~ドラゴンへの道~です。」


「合格した構成のところは、好きなマークや絵を描いていいです。」


「全部クリアしたら、マスター オブ ドラゴンの称号を与えます!」


それがこの写真。


稽古は爆笑と熱狂の中で進む。


爆笑が起こるのは、×のときの長坂の言い方や表情。


「それはウサギレベル!アウト!」


「トカゲですな~ アウト!」


熱狂するのは、合格したとき。


そして、一時間はあっという間に過ぎる。
子供たちは、
「えっ、もう終わりなん?!」

「お願い!先生、もうちょっとやらせて!」

と。


今日は一組だけ、マスター オブ ドラゴンになった。


局面限定→何を指導されるのかが明確になる。指導者は、何を指導するかが明確になる。


表→目標になる。


個別評定→ゲーム感覚になる。


表にマークできる→達成感。


好きなマークや絵を描いていい→満足感。


この方法で本当にうまくなっていく→上達感。


長坂は椅子に座っている。(楽をするというより、目線をあわせている。)


ただし、時々全員を集めてポイントや補足をする。一回1分以内だろう。
あとは、×のときに、個々に直すところを一言でいう。


作文宿題 31

2013年11月01日 16時08分46秒 | 教育・指導法

作文宿題(日記)テーマ 31

 

最低5分間はやること。あとは自由。

 

・11/1(金) 

 「今日の作文教室をテーマにマインドマップ。」

 

・11/4(月) 

「11/3は文化の日。文化の日とはなにか。」

 

・11/5(火)

「秋の空を見上げて・・・感想を書きなさい。」

 

・11/6(水)

「今日の下校のことを「心内語」をたくさん使って書きなさい。」

 

・11/7(木)

 「倍返したいことはありますか? 書きなさい。」


稽古は楽しい

2013年11月01日 00時16分55秒 | 教育・指導法

少林寺拳法の稽古が面白くないのではない。

あなたの指導が面白くないのである。(のだと思う。)

 

淡々とだけやっていればだれでも面白くありません。

今日の稽古を少し。

低学年団体Aチーム6名+1名(奇数になるので大会には出ない。)と高学年Aチーム7名(本日1名欠席)の14名を長坂が指導。

「いまから、対決をします。低学年対高学年。どちらが本当のAチームか?  勝った方がラージエー(A)、負けた方がスモールエー(a)。まあ、普通は高学年が勝つよな?(笑)」

しかし、子どもというのは、「実力」とか「現実」をわかっていないから面白いのでしょう。

低学年は、「高学年にでも勝てる」と思うし、高学年は「たとえ低学年であっても負けたくない」と思うのです。

さあ、盛り上がってきました!

「第1回戦は、気合対決! 演武を順番に通してもらいます。気合だけを判定します。100点満点です。」

先攻後攻をジャンケンさせる。低学年が勝って後攻をとった。

高学年が演武をした。

「発表します! 87点!」

次に低学年が演武をした。

「発表します! 77点! まだ低学年のは声が大きいだけだな。さすが高学年はよかったです。」

このように、局面限定させるだけで、どちらのチームもいつもよりもいい気合が出る。

 

「次は、「目配り」対決! これは、一人一人の点数をつけます。10点満点で合計70点。あっ、高学年は普通に勝負する? 低学年にハンデあげる?」

「ハンデおくれ~」(低学年。ハンデであろあがなんであろうが勝ちたいのだ。笑)

「やったらええんちゃう?」(高学年)→5、6年生はこの反応になる。

「いや、やらんほうがええで。」(別の高学年) →4年生はまだこの反応。ハンデを与えても負けたくないのだ 笑

 

ハンデなしになった。

これは、両チームともに演武がおわってから結果発表。

パソコンの調子がおかしくなってきたので、ここまでにします。また書きます。


蹴らないミット

2013年11月01日 00時13分45秒 | 教育・指導法

ミットは蹴るもの。

この既成概念は外す。

たとえば、飛び蹴りなら、ミットを蹴らない指導方法も思いつくのではないでしょうか?

 

橋本西では、キックミットは全員個人持ちさせています。1000円位のやすいの。

しかし、飛び蹴りの練習には、ハンドミットが最適です。

しかも、Wは音がいいのでさらに効果的。