45分後の写真。
最後に、
「今日のMVPは、たくみ、みさきペアです! 休憩時間も頑張ってたもんね!」
このように誉めると、次の稽古はどうなるでしょうか?
休憩時間にもやる子たちが増えます。
誉めるという行為は本人以上に周囲への影響が大きいのです。
終わってから、
「5分間だけなら残ってやってもいいよ。」
うまく進まなかった子供へのフォローの機会のため。
頑張って残る子供たちが三名。
全部合格にしてやる。
ただし、わざと合格にしていると思わせないようにするのがプロだ。
すでに、全部合格して、見事、トータスになって帰っていく子供たちもいた。
「今日はもういいわ、くたくたや。」
と帰っていく子供もいた。
いろいろいていいのだ。
1パーツ15分間。
15分間しかやらない。そして、休憩をしてまた15分間。
最初の15分後の写真がこれ。
ゆっくりやるから、意識できる。
ゆっくりやるから、直る。
ゆっくりやるから、集中する。
見せに来て、アウトになったら、その構成を10回やってからでないと次に見せにこれない。
そうしないと、列ができてしまう。
列の後ろには亡霊がつく。
静かに並んでまつ子供たちはいない。だから、列をつくらせてはいけない。
荒れてくるという亡霊。
長坂はほぼ、椅子に座って、評定だけを繰り返す。
合格のときは大げさに。
不合格がときは笑顔で、楽しそうに。
時間が来て、終わりを告げるとブーイングが起こる。
ねりこみはゆっくり動く。
他の方たちから、橋本西を参考にして、ねりこみをやっています、と聞いて、実際にやっているところを見せてもらったことが何度もある。
すべて、橋本西のやり方とは違った。
みんな、橋本西のやり方よりも速い。
橋本西のねりこみは三種類。
最遅(さいおそ)→限りなく遅くする。足腰、丹田の鍛練が目的。
ふつう→正中線、姿勢を意識。
はやい→技の確認バージョンと目配り確認バージョン。
写真のように、表をつくると子供たちから歓声が上がる。
今日はねりこみでのチェック。
「なんにしようか?」
「先生、かめでいいやん!」
「おっ、それいいね~」
ということで、今日は、
ロード トゥ トータス
となりました。
今日は7時まで仕事。
その後、少林寺拳法のST(特別指導・希望者補習)を9時まで。
低学年7名、高学年4名が参加。
今日は、演武の形(技の姿勢や、フォーム)を学ばせた。
子供たちには、
「今日は、地味~な練習をします!」
「え~、派手なのがいい!」
といいつつも、「長坂先生やから、なんか面白い練習になりそう」と思っている様子だ。
まずは、橋本西でおこなう「ねりこみ」について、再確認。
それがこの写真。