ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ドリーム No.350

2007年05月01日 00時54分17秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法 橋本西支部 道場通信

発行日 2003年3月3日(月)   発行者・文責 長坂 徳久


【ラブレターを書く?!】

えっ、なんのことと思われるでしょうか? または、長坂先生もええ年してまだそんなことしてるんか!?と(笑)
いえいえ、「赤を入れる」ときのことです。これでも分かりませんね?
「赤を入れる」とは、教師や指導者の言葉です。生徒の作品や作文、日記に赤ペンで返事を書いたり指導したりすることをこう言います。
それとラブレターがどう関係があるのか・・・

私もできるかぎり拳士の日記に赤を入れます。(字はきたないですが・・・)そして、その時のポイントが「ラブレター」なのです。そうです、赤を入れるときに大切なことは、好きな人にラブレターを書くようなつもりで書くことなのです。決して、赤を入れるときに、「注意(叱ったり)」したり、指導したりはしません。そういうことは、道場の中で直接します。
せっかく一生懸命に書いた日記に、けちをつけてはいけません。内容の不備、字のミス、文章の拙さにはほとんど目をつぶります。そうしないと、日記の返事で毎回叱られたり、注意されれば、拳士は当然書く意欲がなくなります。また、日頃の態度や技のことをついそこで指導したくもなります。でもそれはマイナス効果にしかなりません。少なくとも叱るよりも誉めることで人は動きます。(やる気になる。)
 ラブレターを書くときに、相手をけなしたり、悪口を言う人はいません。日記の返事も同じです。なによりもこの赤を入れることは「誉めてあげる」いい機会なのです。(子ども達からの質問には答えます。)

さて、私がよく使うのは、こんなパターンです。(2つほど紹介)
①子「昨日、大阪に行ってきました。とっても楽しかったです。」
 私「昨日大阪に行ってきたんだね。すごく楽しそうだなあ。先生も行きたく   なっちゃったなあ!」
これは相手の言葉をリピートします。これだけでいいのです。子ども達のことを認めてあげるのです。これは、カウンセリングの技法にも通じます。
②子「今日は学校で二重跳びができるようになりました。」
私「わぁー、○○ちゃん、やったね!すごいなあ、よくがんばったんだね!」
ここには、二つのキーがあります。一つは、「わぁー」とか「えー」とかという話し言葉を使うことで文章がダイナミックになり読み手にはインパクトがあります。もう一つは、「○○ちゃん」と名前を書いてあげることです。これも書いてもらった方は本当に嬉しいものです。

まぁ、これらは長坂が今までたくさんもらったラブレターの中から発見した法則です・・・というのはウソです。TOSS(元教育技術法則化)代表の向山先生から教わりました。向山先生は、進研ゼミの小学生教材やセシールの幼児通信教育も手がけました。進研ゼミの通信教育はは一時「赤ペン先生」のキャッチフレーズで大ブレイクしました。つまり向山先生は「赤を入れる」ことのプロ中のプロなのです。

ちなみに、長坂は、付き合う前から付き合って1ヶ月までの「ラブレター」を心がけています。(笑)

※全く関係ないですが、ブルーハーツの「ラブレター」という曲はいいです!

(連  絡)

①マラソン大会は、雨天中止です。天候がややこしい場合の態度決定は、午後 12時。連絡ML、他で連絡します。
②6年生への「中学生になる君達へ」の授業は、3/15(土)(時間場所は 同)に変更になりました。☆3/8(土)稽古あり 、15(土) 稽古休み
③拳士の退支部、休眠により、組演武、団体ともに大幅な変更があります。追 って決定、連絡します。

(以下、公式MLより)
 長坂です。このmlの皆さんに先行情報を!
少林寺拳法全国大会予定!
03年宮城県・宮城スタジアム、04年愛知県・ナゴヤドーム、05年国際大会(世界大会)のため未定(たぶん日本武道館)、06年北海道!、07年60周年のため、日本武道館または東京ドーム。
 なんといっても、北海道!皆さんのお子さんは何歳になってますか? さあ、今から積み立てを!
 北海道で思い出すのが、13年前、夏の高校全国大会が北海道でありました。(土橋、山田が高3でした。) 山田君の松葉杖をついての大会参加・・・むーん懐かしい。あれは感動でした。

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