ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

育夢学園「ドリームコース」通信 Power No.24

2006年01月24日 03時07分07秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年1月11日(水)   発行・文責 長坂 徳久

【枝は空を目指し風に揺れる・・記念樹】

 育夢学園・ドリームコースを初期から参加してくれていた、Aちゃん(小2)、Bちゃん(幼児年長)の姉妹が、田辺に引越しすることになりました。そのため、一足早くこのドリームコースから卒業することになってしまったのです。彼女たちは、ドリームコースをこよなく愛し、後半には週三回、スーパードリームコースに参加してくれていました。そんな彼女たちの最後の修練が昨年末12月24日(土)。お別れ会を行いました。その模様を少し書きとめておきたいと思います。 その前にまず、姉妹のお母さんからの過去の月例での感想を掲載します。

『百人一首など、子供に教えてあげる事ができるのが嬉しいです。ドリームに出会う事がなければ教えられなかったです。この前、Aが、「私はドリームに行って得した、何でもできるようになった。」という言葉をもらしました、いつもならAの「得をした」はおかしやおもちゃをもらって得したぐらいなんですが…そう言わせるドリームコースはすごい!』

『親子ドリームに参加して、内容のすばらしさにビックリしました。「こんな事も教えてもらえるんだ…」とおどろきもありました。正直、かんたんに見えてこんなのできると思った事が難しかったです。そろばんを使った簡単な計算の答えがすぐに口からでないのもビックリでした、Aに負けてました。 Aは今算数でかけ算をしています。クラスで女の子一人男の子二人だけがかけ算を習ってない状態で、家で大変だろな、泣いて覚える時がきた…と親が不安になっていましたが大変な思いも、覚えるのがつらいのもなく、らくらくクリアー、すんなりおぼえられて、あっさりすすんで次は9の段でおわりです、子供の暗記の力がすごくついているのを実感しました、ほんとにすごい、私も楽でした。こんなにすばらしいドリームなので、橋本だけにかくすのはやめて全国的に、広めていって下さい。一応2学期末で転校の予定になってるのですが、うちの子供からドリームがなくなるのは、本当に不安になります。親の私が一番不安になります。いろんな面でドリームの力に助けられてきました。Aはとくに助けられてきました、(私もふくめて)、ドリームだけしか習い事がない子供らは、本当にきつい。楽しんで、喜んで行ってる子供から、ドリームがなくなると…悲しいです、先生子供のためにドリームを各地で行えるようにお願いします、ぜひ、田辺に一番につくって下さい。』 お別れ会は次のとおり実施しました。

 ①事前に連絡しておいた各生徒からのお別れの手紙を各々が読みました。

 ②花束を土橋、松田より渡しました。

 ③「記念樹」を全員で合唱。

 ④長坂からあいさつ。『別れはつらい、でも美しく別れましょう。最後にみんなであいさつをしましょう。今、このときにふさわしい言葉は、「ありがとう」です。お互いに「さようなら」ではなく、「ありがとう」でお別れをしましょう。(涙で言葉が詰まりました。)』

 お母さんも涙を流して、私たち指導員にあいさつをしてくれました。「うちの子達は、本当にドリームが好きで・・それを最後までさせてあげられないことが一番残念です・・」終わって、長坂はAちゃん、Bちゃんを抱っこしました。さみしくなります・・

  その夜に、お母さんからメールが届きました。

『今日はありがとうございました。遅くなりましたが、親子ドリームコースは、次はBのを見てと要望があり、見学させてもらいました。Bがあそこまで成長すると思ってなかったです。予想以上でした。出来ない事でも自信を持って、堂々とした姿が印象に残りました。保護者ドリームでは、肩凝り、椅子に座らす時間など、家で簡単に出来る方法が学ぶ事ができて良かったです。ドリームを通して、靴をそろえる事がよその家で出来るようになり、ほめられる事が多くありました。まだまだありますが、ドリームは、ホントにいい教育ですよね、私は、小学校から毎日塾に通ってそれが、つらくて、追い詰めれて、ホントに苦しかったです、いつしか爆発して、勉強はプッツリしなくなり、親を泣かせた日々が毎日でした、親も泣いた分、自分も泣いていました、大人になってからも、泣いて辞めたいと言った英語の塾の夢を見たりするんです。もしあの時ドリームに出会う事ができてたら、私は元気に誰も泣く事なく、助けられたんだろうなと思います。ドリームには未来があるので、素敵ですよね。私には輝いて見えました。本当にありがとうございました。温かかったです。』

 校庭のすみに みんなで植えた記念樹 いつの日にか 遠いところで思い出すだろうそれはたぶん つらいとき泣きたいとき 緑色の葉っぱ 風にゆれる記念樹

忘れないずっと みんなこどもだったこと スコップうまく使えずに 顔見合わせた大人になっても 心から笑いたいね あの日空の雲は 夢の形描いた

夕暮れの校舎 みんなで植えた記念樹 ニワトリが朝とまちがえ 鳴いていたっけふりかえるのは つらいとき泣きたいとき 枝は空を目指し風にゆれる記念樹 

Aちゃん、Bちゃん。先生とドリームコースは君たちのことを決して忘れません。ありがとうございました。


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