ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ドリーム No.355

2007年05月10日 23時17分25秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法 橋本西支部 道場通信

発行日 2003年3月27日(木)   発行者・文責 長坂 徳久


            【夢は続く・・作乾真輔編】
     ~全国高校選抜大会を終えて~

        筆者 真輔(k工業高校1年生)

 今回初めての高校選抜、思えば練習を始めたのは去年の11月頃のこと、県予選まで1ヶ月ぐらいしかないという状況で出場を決めました。
  はっきり言っていままでなまけていたもので、基本ができてない分単独演武なんて無理かもって思ってました。
 そして県予選では演武の構成を間違えるとゆう最悪な失敗をしてしまいました。その時の悪夢は今でも忘れられません!(涙) しかし運よく出場者がたったの2名だったので、あんな演武でも全国大会へ行くことがでたのです。
 その帰りの車の中、引率していただいた土橋先生から
「ま~、こんなもんやろ」
と言われ、すごく情けない気持ちになった、たしかに練習量は少なかったがそれ以前にこの高校選抜への思いが軽すぎました。

 それからは真剣に稽古に取り組みました、何回も何回も同じ事を練り込んで修正したり、稽古日以外でも松田先生に指導してもらったり、残り一週間となると必死に数をかけました。今までの僕じゃ考えられないかも・・.
 そしていよいよ全国大会へ!支部のみんなからのエールを思い出したり応援のメールなどをみたりしていると、いよいよなんだと緊張してきた。

 ついに本番、本部にはものすごい数の拳士がおり、その圧倒的な雰囲気に飲み込まれそうだった。 さすが県代表、練習風景を見ているだけで決勝進出の難しさがわかってきました。この練習時間がものすごく長く感じたが、僕は僕なりに精一杯やったつもりだ、自信を持ってコートへ向かおうと思ったがここへきて緊張感がピークにたし、前の人の演武なんかみれる状態じゃなかった。おちついて、演武を楽しもうと自分に言い聞かせたがやはり緊張は取れず僕の番をむかえた。 構成を間違えるという失敗はなかったが、やはり焦ってしまいなかなか技にキレがでずあっと言う間に終わってしまいました。
 その後の演武はどれもうまく見え(実際うまいんですが..)もうだめかもしれないと何度も思いました。そして結果は敗北。悔しい!県予選の悔しさなんかとは比べようがないくらい悔しかった、本気で勝ちたいと思ってやってきたからこそここまで思えるんだろう。だが負けは負け、それは認めなくてはならないこれが僕の今の実力なのだから。

 その日の晩飯は先生のいきつけの店に連れてってくださった、そういえば昨日もうまいと評判の店に行った事を思い出したら、なんだかグルメツアーに来たような気分になって・・.満足のいく演武ができなかっただけに。
 そんな時長坂先生の知り合いだという吉川先生(石川県)にお会いしました。聞くところによるとスゴイ有名な先生らしいです。その先生が急に僕にこんなことを言いました。
「長坂先生に教えてもらえるなんて幸せね!」
この言葉に僕はすごく申し訳ない気持ちになった、こんなに良くしてくれる先生に何一つ答えられてないなと。

 ホテルへ帰るとなんか色んな気持ちがごちゃごちゃになり涙があふれた。そして来年こそは絶対にベスト入りしてやると心に決めた!
 やれば少しずつでも成長できる事が身をもってわかったし、今度こそ期待にこたえられる立派な拳士になってみせます!


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
二日で10まん! (高田)
2007-05-10 23:59:23
普通にせっ○すを楽しんでただけなのに(笑) http://afe4.net/d/id=tjiddd
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