ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

少林寺拳法橋本西支部 隅田道場通信 548号

2006年05月24日 22時46分19秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年4月17日(月)   発行・文責 長坂 徳久

【新生 橋本西道院へ】

 2006年4月16日 橋本西道院 道院開

「金剛禅総本山少林寺 橋本西支部道場」から「同 橋本西道院」へ移行

※正式な本山認証日は、6月25日(日)の予定です。

 少林寺拳法には、二つの側面があります。 ①「禅宗」としての金剛禅の教えを学び広めることを目的とし、その修行法のひとつとして武技である少林寺拳法を行じる。 ②社会教育として少林寺拳法を心身ともに修練し、普及、発展させていく。

①は、金剛禅総本山少林寺(宗教法人)を本山として各地では「道院」「支部道場」として活動しています。橋本西は、今までは「橋本西支部道場」でした。今回、専有道場(礼拝施設)を得たことで「道院」となりました。なお、支部道場は、2007年4月で廃止となります。つまり、それまでに全国すべての支部道場が道院に移行しなくてはいけないということです。

②は、少林寺拳法連盟(財団法人)を総本部として各地では「支部」として活動しています。 公共施設などをお借りして活動していくにはこの少林寺拳法連盟の支部の資格が必要なため、全国約3000の道場(道院・支部道場・スポーツ少年団支部、学校支部、実業団支部など)はすべてこの少林寺拳法連盟認可の「支部」の資格を有します。橋本西は「(財)少林寺拳法連盟 橋本西支部」。 学校や実業団、スポーツ少年団の各支部は、この少林寺拳法連盟のみの認可支部となります。これは、 各種法令や規則によるものです。支部の形態による優劣などは一切ありません。修行する内容や運営のシステムが若干異なるのです。  

 橋本西は、このたび専有道場を得たことで、支部道場→道院へと移行したということです。今後は、金剛禅の活動がやりやすくなり幅が広がるなどメリットがあります。デメリットはなく、今までの活動や稽古、修練に支障がでることも一切ありません。 さて、4月16日(日)に道場開きを「入魂式」という名称で行いました。これは、ただの空間(器)に少林寺拳法としての魂を入れるという意味です。「入魂式」とは長坂独自の命名です。鎮魂行を行うことでそれを行いました。金剛禅独自の「礼拝詞」が特に大切になります。今回参加してくれた拳士たちがきちんと礼拝詞を覚えてきてくれていたのでとても感心しました。ありがとう。

 道院開式(入魂式)の式次第要旨は次のとおりです。司会は、k拳士(女子高生)が務めました。

 1,開式 

 2,鎮魂行 主座 長坂徳久 打棒 安福梓 

 3,道院長あいさつ(主旨)

「今回の道院開設は、橋本西にとっては第二の人生のスタートとなる大切で、おめでたいときです。多くの方々のご協力と浄財によりこの日を迎えることができました。感謝しています。道院開設という新しいスタートです。みんなも、この機会になにか新しいことを始めてみましょう。または、なにかをやめてみましょう。さて、この道場を「いい波動(気・空気)」で埋めていきたい。そのためにお願いと約束があります。「悪い言葉」は使わない。悪い言葉とは、「しんどい」「ついてない」「むかつく」「だるい」「心配や」など。いい言葉(天国言葉)は、「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝しています」「幸せ」「ありがとう」「認めます」「許します」。その反対が地獄言葉。では、指きりしましょう。「ここではいい言葉をたくさん使います。指きり、げんまん、うそついたら、kくんをはだかにする・・」(笑)。多くの方々に感謝しています。代表してここにいるみんなにお礼をいいます。本当にありがとうございます。」

4,門下生代表あいさつ(土橋一仁副道院長)

「長坂門下として、この日に立ち会えたことをみんなで喜びたい。ここに新たに道院としてかんばってくことを長坂先生に誓います。」

5,基本稽古

6,長坂道院長法話(次号に掲載予定)

7,乾杯&寄せ書きジュースで乾杯。

寄せ書きは、なんと、道場に敷き詰めてある、柔法マットの裏側です。1メートル4方のジョイントマット。最初は、センターのマット1枚のつもりが、なんと7枚にみんな書いてくれました。それぞれが自由に今の想い、この日の記念になることを書きました。まず、長坂が1枚目のセンターに「夢」と書き、サインを入れました。最初はみんな緊張と遠慮でなかなか筆は進みませんでした。長坂がドラえもんを書き、Hさん(?歳 支部最年長拳士!)が負けじと「キャンディー・キャンディー」を書いてくれた頃から、みんな自由にいろいろと書き始めました。「この日に拳士として立ち会えたことに感謝します。」「師 長坂先生とめぐり合えたことに感謝します。」などのまじめなものから、「自分のプロフィール」「開祖の絵」「打倒 長坂」「10年後は・・長坂みなみ ウフ」とおちゃらけたものまで本当にみんながたくさん書いてくれました。 この寄せ書きは長坂の思いつきで行いましたが、我ながらなかなかのアイデアだと自負しています。

8,閉式 いつものとおり、五本締め~「1・2・3・・・D」で締めました。  

 今まで橋本西支部に携って頂いた多くの拳士、保護者、有縁関係者の皆様方に心より感謝いたします。 これからもずっと、「長坂の橋本西」ではなく、「橋本西の長坂」といわれるように、そして、その心意気で今このときを新たたるスタートとしてさらなる飛躍を目指します。 個人的には目立つのは嫌いで、おとなしくしておきたい控えめな性格なのですが・・(誰ですか笑っているのは?!) 橋本西支部・道院がここまで成長してくるといやでも目立つ存在とならざるをえません。また行動、活動をやめることもできません。ただし、長坂は上には上りません。前に進みます。24歳で支部を設立したときの、わくわく、どきどきを今思い出し、今までの橋本西支部14年間と未来に感謝いたします。ありがとうございます。


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