習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』

2018-05-07 21:27:12 | 映画

 

 3月公開の『ブラックパンサー』がとても面白かった。この手のヒーローものとしては画期的な作品だった。今までになかったパターンで、感心させられた。黒人を主人公にしたヒーローもの、というだけでも新機軸なのだが、そこに留まらない。彼を、アフリカのとある国の王子さまに設定し、そんな彼がアメリカでヒーローとして悪と戦うという図式の中に無理矢理はめ込んだ荒技。アクション映画としての新機軸ではなく、ストーリーの面白さでぐいぐい引っ張っていくところにあの映画の勝因があった。

 

今回、あの作品続くマーベル映画の新作である。アベンジャーズ3作目。期待は高まるのだが、残念ながら不発に終わる。ルッソ兄弟を持ってきても、これまでの流れに逆らえず、パターンをなぞるしかなかったようだ。とんでもない強敵を用意して、それに向かって束になって戦いを挑むというパターンには限界がある。

 

ヒーロ-たちがひとりひとりどんどん倒されていくプロセスはそれなりに溜飲が下がるが、それだけではムリ。もうひとひねりなければ単調さは拭えない。アイアンマンを中心にしてどんだけ激しいバトルを繰り広げようとも、気付くと居眠りをしてしまう。リアルじゃないから緊張感を抱くことはない。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日活ロマンポルノ・リブート | トップ | 魚クラブ『Bar 月光 ~それ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。