初めて読む作家で、これまでも同じようなグルメ小説を書いているみたいだ。だから手馴れたタッチで安心して読める。タイトルが長いが、実はまだもう少しサブタイトルが続く。『お弁当は鮭のおにぎらず』と。だからこれはお弁当の話でもある。
本来ならサイドストーリーのはずである恋愛や人間関係に逃げる(そんな小説は多い)ことなく、仕事1本で話を展開していくのがいい。水産缶詰の会社に入って商品開発業 . . . 本文を読む
Amazonプライム・ビデオの「まもなく配信終了作品」で発見した映画だ。TVシリーズの再編集版作品らしい。2018年作品で、シーズン1の劇場版。後にシーズン2、さらには完結編の劇場用新作と3部作になっている。そう言えばこんな映画がブルク7で公開していたなぁ、と思い出す。少しだけ見てつまらないなら辞めようと見始めた。とても面白い作品で驚く。今日はまず1本までを見た。『シン仮面ライダー』もこれくらいの . . . 本文を読む
今泉力哉の新作。これも2時間23分の長さ。最近異様に長い映画が多い。必然性がないのではないかと思うくらいに。もちろんこれは間が多いし、それが長いからこんなにも上映時間も長くなった。必然性はある。ただ、話自体はあまりない。90分くらいの映画にも充分なる。だが、そうするといろんなものが損なわれるから、ダメ。ある日いきなり蒸発した夫(永山瑛太)。突然やってきた怪しいボイラー技士(井浦新)。もっと怪しい探 . . . 本文を読む
特別料金の映画はなんか腹が立ってしまう。もちろんそれに見合うだけのものを提示してくれるならともかく、なかなかそうはいかない。この映画もそう。特にドルビーアトモスとかは(僕は)やめて欲しい。今回のシネリーブルのOdessaなんとかはアトモスよりも惨い。何が特別なのかまるでわからない。僕にはただのぼったくりにしか見えない。池松壮亮が1人2役で主演を務め、「昭和末期の銀座を舞台に2人のジャズピアニストの . . . 本文を読む