歌人の東直子が書く小説はとても端的で核心を鋭く穿つ。少し厳しくて暖かい。読みながら襟を正すような気分にさせられる。今回は短編だから、そんな特質がいつも以上にあからさまに出る。
小さな一言を中心にした物語はまさに奇跡だ。こんなところにこんなドラマがある。それを目撃する。公園のブランコ、自宅のトイレ、真夜中のニュータウン。等々。なんでもない場所が輝き出す。いや、相変わらず燻んだまま、かも . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
最新記事
最新コメント
- 南田/大阪新撰組『来たのは、誰か』
- 遊劇舞台二月病 中川/遊劇舞台二月病『sunny day』
- つげともこ/浪花グランドロマン『たなびく黄昏』
- 通りすがりですみません。/劇団大阪『医者の玉子』
- はっちゃん/『三姉妹』
- 上西和幸/遊気舎『かきつばた、キス期すキス帰す、くさくさためほたる 』
- 絹子/神原組プロデュース『わらわら草紙 六の章』
- 松原佑次/遊劇舞台二月病『sandglass』
- 魔人ハンターミツルギ/超人予備校『ヤドカリン』
- 中川真一/遊劇舞台二月病『night way』
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo