1月6日のNHK「クローズアップ現代」でも採り上げられた「美少女図鑑」。
地方都市に美少女を増やそう、と云うコンセプトを元に
2002年11月に新潟で初めて創刊されたフリーペーパー。
モデルは全て地元の普通の女の子、とは言え年齢制限は無く
高校生からOL、主婦までOKと幅広い。
その後口コミにより、05年には沖縄、08年4月大阪、09年4月名古屋、
09年10月神戸で発行され、今では東京を除いた46道府県で発行が決定している。
新潟版は年に2~3回の発行、部数は1号につき2万部、
しかしあっと言う間に無くなり、幻のフリーペーパー等と呼ばれている。
写真の「新潟美少女図鑑」は今日訪れたファッション・ビルで配布されていたモノ。
(実はこのビルの3Fに中古盤店が在るのです、目当ては当然ソチラであります)
この「美少女図鑑」、モデル、ファッション、ヘア・メイクなど全て地産地消、
確かに地方の活性化の一翼を担っているのかもしれません。
しかし、バブル後の経済の低迷、そしてこの前のリーマン・ショックで
未だ回復の兆しが見えないこの国「日本」。
「美少女図鑑」の発祥の地新潟も例外ではありません。
日本海側唯一の政令市とは云え、 中心部の地盤沈下は依然続いています。
「美少女図鑑」が本当に地方を救う足がかりに成り得るのか、何とも難しい処です。