1月11日(月)のNHK「ニュース9」の天気予報のコーナーで、
北海道の竹スキー(竹で作ったスキーで子供が遊ぶ事)を採り上げていました。
が、この竹スキー、昭和30年代に雪国で小学校時代を過した人には
竹スキーは当たり前でした。
今から40年前のこの国(日本)は本当に貧しかったのです。
これを、時代背景を全く考えず、単にその土地その時期の風景と捉える事は
ある意味違和感を憶えます。
少なくとも視聴者からの受信料で放送を行っているNHK(NHKはそう云ってます) は
そこの部分を捉えながら伝えるべきです。
NHKの経費(ハイ・ヴィジョンの開発等)に関しての予算は
NHKから国会に提出され、そこで審議されて可否が決められるのですが、
未だNHKから提出された予算案が否決された事はありません。
ハイ・ヴィジョン放送は果たして本当に必要なのでしょうか?
そしてこれを何故NHKが開発しなければならないのでしょう?
民間で十分出来る筈です。
この辺りがキッチリ議論された事は全くと言っていいほどありません。
どうでもでもいいバラエティ番組、そしてくだらないお笑い番組、
この手の類の番組はNHKには何ら必要ありません、全て民放で放送出来ます。
我々はこんな番組の為に受信料を払っている訳ではないのです。
民主党政権になって、無駄を省く為の「事業仕分け」が有りましたが、
この国の将来を担う「スーパー・コンピューター」が無駄といわれた反面、
余りにも無駄の多いNHKの予算(ハイ・ヴィジョン開発等)が
全く審査されないのは如何なものでしょう?
そしてNHKの職員の給与だけでなく、無駄と思われる国会議員の定数、給与も
「事業仕分け」の俎上にすら揚がらないのは何故でしょう?
今こそ我々国民が、我々国民の目線でこれらの事を「事業仕分け」として
徹底的に行うべき時期に来てるのではないかと思います。