ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

美空ひばりのジャズ・アルバム

2007-11-14 03:43:45 | JAZZ VOCAL :女性
 美空ひばりのジャズを初めて聴いた(観た)のは,TV番組の「タモリの今夜は最高」であった。

 この番組はタモリを進行役に、毎回色んなゲストを招き歌やコントを繰り広げるというもので、ジャズ好きのタモリらしく、バックはサックスの中村誠一をはじめ一流のミュージシャンが務めていた。

 彼女はここで「Lover, Come Back To Me」を唄ったのだが、英語の発音といい、リズム感といい、その当時の日本のジャズ・ヴォーカリストより遥かに上手かった。

 その曲が収録されているのがこのアルバム。14曲目の「Take The "A" Train」では素晴らしいスキャットも披露している。

 美空ひばり / ジャズ&スタンダード
             1953,55,56,61,65年録音
             美空ひばり(Vo)With原信夫とシャープス&フラッツ
                     コロムビア CA-4545

1, Over The Rainbow
2, Love Letters
3, Shanghai
4, Lover, Come Back To Me
5, I Love Paris
6, La Vie En Rose
7, C'est Magnifique
8, Cry Me A River
9, Stardust
10,Again
11,Danny Boy
12,Love Me Or Leave Me
13,Blueberry Hill
14,Take The "A" Train
15,I Can't Tell A Waltz From A Tango
16,Love Is A Many-Splendred Thing

以上全16曲

※尚、このアルバムに関しての私のコメントが「ジャズ批評」2007年9月号「特集ジャズ・ヴォーカル」の34ページに掲載されております。
興味のある方は本屋さん等で立ち読みして下さい。