あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

2006-02-01 23:07:50 | 日々雑事

写真を撮りに行かなかったので、28日の朝に撮った日の出をUP

2月も最初の日から雨が降っていた。
風混じりの冷たい雨ではあるが、確実に雪を溶かしてくれるに違いない。
そんな肌寒い一日、どうやら昨日は風邪にやられてしまったようだ。
鬼の霍乱というヤツかもしれない…。

普段 丈夫が取り柄だった私、オバカではなかった(自嘲…)

家の中でおとなしくコタツムリを決め込んでいると
やたら雨の音が大きく聞こえる。
昼間、誰も居ない時はテレビはつけない…。
隣の部屋からラジオの音が眠りを誘う。

いったい、雨はどんな種類があるのか調べてみた。

霖雨・地雨・霧雨・豪雨・篠突く雨・俄雨・肘笠雨・驟雨・凍雨

梅雨 6月上旬から7月中旬にかけて梅の実が熟すころに降る。
   『この時期に黴(かび)が生えやすいので「黴雨」と書くこともある。
五月雨  五月(さつき)に水が垂れる」という意味。
夕立  夏の夕方に降り、発達した積乱雲による雨で雷を伴う。
氷雨  夏の初めに降る雹(ひょう)の事。
秋雨  9月初旬から10月初旬にかけて降る細い地雨。秋霖。
時雨  秋の終わりから冬の初めに降る冷たい俄雨。
春雨  春にしとしとと降る地雨、春霖。
菜種梅雨  3月から4月ごろに降る雨。
もともとは,このころに吹く南東の風の事だったようだ。
卯の花腐し  春雨と梅雨の中間頃。『卯の花を腐らせる』という意味。


言い伝えによって名前がつけられている雨。
古くから日本文化と深い繋がりがあり、こうした情緒ある言葉もある。

虎が雨(とらがあめ) 旧暦の5月28日に降る雨。
    曾我兄弟が討たれた日で
兄の曽我十郎祐成の愛人である虎御前が流す涙であると伝えられている。

薬降る(くすりふる) 旧暦の5月5日に降る雨。
    この日に降って竹の節にたまった雨水(神水という)には薬効があると伝えられている。

半夏雨(はんげあめ) 7月2日頃、夏至から数えて11日目に降る雨の事。
    この日の雨は、大雨になるといわれている。

寒九の雨(かんくのあめ) 1月13日頃、寒に入って9日目に降る雨の事。
    この日に雨が降ると豊作になるといわれてる。


して、2月最初の日は何と言う雨なのか?
どちらかと言えば、寒九の雨に近いのではないかと思う。
今年の作物は豊作になるに違いない…。
そんな事を考えながらコタツにもぐっていた一日だった。

それにしても、日本語の雨の呼び名は美しいと思った。
コメント (12)
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