あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

家の周りの野鳥たち! チゴハヤブサ

2017-07-28 23:39:47 | 野鳥

ちょっと前の事になるのだけど、電線に見慣れない野鳥発見!!
カラスではなし、かといってムクドリの類でもなく
鳩くらいの大きさの野鳥で、目を凝らしてみれば
嘴がゴツイ…あれは、猛禽類ではなかろうかと
野鳥に無知な私にでもすぐに分かった。

電線に止まって距離があるので明白には撮れなかった(;・∀・)

しかし、猛禽類と言ってもそんなに詳しいわけでもなく
強いて言えば、この辺りでよく見かけるのはトンビくらいか?
こぢんまりとしたところを見れば、トンビでもなく
かと言って鷹でもない…としるとどんな猛禽類か?

撮った写真の画像で検索をしてみれば
どうやらハヤブサのようで
それも小さめなところからチゴハヤブサではなかろうかとの結論に達した。

チゴハヤブサは稚児ハヤブサと言い
ハヤブサよりも小さいのが和名の由来のようだ。
毎年4月の終わりから5月の初め頃、越冬地であるインド北部や中国南部から繁殖のため
北海道と東北北部にやってくるらしい。

猛禽類特有のごっつい鋭い爪

でも、意外とクルクルお目目で可愛らしい。

9月末~10月中旬の渡り期になると、各地で観察され
成鳥は、すね毛と下腹が赤茶色であることが大きな特徴があるようだ。
額から頭部、体上面は濃い青灰色で、頬から体下面は白く
胸以下には黒く明瞭な縦の斑がある。
雌雄同色だが、オスはメスよりも小さく、体の下面がより白い。
ーサイトより抜粋ー

姿形はハヤブサに似るが、識別のポイントは下腹の赤茶色で
若鳥では、この赤茶色はないが、胴が細く閉じた翼の先が尾の先を超える。
飛翔形はハヤブサよりスマートで、アカツバメに似ている…とあった。

東北では主に寺や神社で繁殖する場合が多く
カラスは利口な鳥だから、外敵の少ない寺や神社のスギの大木などに巣をつくるのだが
チゴハヤブサは、自分では巣をつくらず、そのカラスの古巣をリサイクルする場合が多いらしい。
時には、まだカラスが使っている巣を乗っ取る場合もあるという。

今まで見た事もなかったチゴハヤブサ。
あれから見かける事はなくなったけど、あの神社の杉の木が鬱蒼としているところに
カラスの巣とかを乗っ取って生活しているのだろうか。
思いがけずに遭遇することが出来たチゴハヤブサ。
小ぶりながらも、なかなか精悍でかっこ良かった。

 

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