名古屋には仕事でよく来るのですけど、なかなか観光というわけにはいかず、案外見てないところが多いのです。ナイトマッチまで時間があるので、ちょっと足を延ばしまして。犬山でございます。
お城めぐりが好きなのです。あこがれの地犬山は、名鉄の駅をちょっと離れてお城に向かうと、風情がある街並みです。寺町付近。
寺町をそぞろに歩いていますと、古民家を活かしたカフェがございまして。Cafe Gajumaruさんです。ランチプレートをいただきました。エビフリャアがうんまかったです(^o^)/。デザートに林檎のベイクドケーキをいただいたのですけど、優しくまろやかなお味で、とっても好みでした。お店も癒される雰囲気で、たぶんご夫婦でやってらっしゃるのですけど、二人ともお優しいオーラがいっぱいです。オススメでございます。自分の東京ユニを気にして声をかけていただきました。
なんとギター工房も兼ねてらっしゃいます。お店のBGMは、’70s～’80sだったような気がします。
辻を折れ門前通りに出ますと、握わってます。
こんなオブジェがw。
門前通りを抜けますと、針綱神社の鳥居が見えます。ここより城郭です。松の丸のあたりなのでしょうか。
針綱神社の脇に、三光稲荷様があります。赤い鳥居がかわいいですね。猿田彦命を祀っているのでしょうか。のぼりがありました。
三光稲荷様にお詣り。二礼二拍一礼。
大阪の天満天神様のように、赤い鳥居が連なっていました。厳かな気持ちになります。
三光稲荷様の裏手を抜けると、ちょっとだけお城に近道です。
登城するでござる。
黒門跡。
犬山の石垣は、とても野面です。
とてもきめ細かく丁寧に積んであります。穴太の手なのでしょうか。
ひとつだけ大きな石を発見しました。
いよいよ本丸です。もっと登山すると思っていたのですけど、あっさり攻略です。
犬山城天守閣。
縁起です。
快晴に黒漆塀が映えます。三層四階の小ぶりな天守閣ですけど、威厳がありますね。
天守閣の台座です。新しい石が積まれていたので、修復されたのかもしれません。
いざ、登城。
地下二階はこんな感じに組まれています。犬山城jの階段は最上階まで全部、非常に傾斜がキツいです。年配のかたと子供はくれぐれも注意してください。それから、女性はスカートは控えたほうがいいと思います。
地下一階を上がって一階に出ますと、階段の脇に付櫓があります。
一階を時計回りに廻ってみます。階段を上がったところ。
一階の窓から見た木曽川。
ちょうど名鉄がやってきました。
一階には一般のかたから寄贈された甲冑が置いてまります。
犬山のお殿様は、成瀬公なんですね。
ちなみに我が岡山は池田公。
天守閣はだいたい天井がなく屋根がむき出しです。機能重視ですね。梁の湾曲を活かしてあって、面白いです。
上段の間です。各部屋を武者走りが取り囲んでいます。
模型がありました。
二階です。
二階の屋根。
二階には、構造体の模型がありました。
二階は武具の間です。
柱に木槌がくくりつけてありました。
三階です。
唐破風の間です。外から破風が見えますね。
破風の窓。
破風のなかはこんな様子です。
木を絶妙についであります。
この梁は、見事な一本木でした。テンションが上がります。どうやって曲げたのかな。
こんな出っ張りを見つけてました。
最上階の四階です。内部は高欄の間です。
回廊をぐるっと廻ってみましょう。北西。
北。名鉄の鉄橋が見えます。鉄橋の右のたもとが、犬山遊園駅です。
北東。犬山遊園の街です。
東。
南東の屋根は、複雑な作りで面白いです。
南東。犬山の街です。
遠く、右手の小山の向こうに名古屋駅が見えます。
こちら側は付櫓がない分、シンプルに見えます。
魔除けです。亀の甲羅に桃が乗ってます。かわいいですね。
南側。
南西側の木曽川です。
快晴の陽気に照らされた川面がキラキラしていました。
最後に、西側。
高欄の間に、歴代藩主の肖像が展示されています。
階段は下りのほうが怖いのでご注意を。
外から付櫓を望みます。
天候に恵まれました。天守閣のなかは案外ひんやりしています。階段を登るといい運動になりますw。
下城いたしました。ちょうど喉が乾いていたところに、グッドタイミング。犬山城下ビールまつりをやってらっしゃいました。犬山ローレライ麦酒の、ダークとヴァイツェンをいただきました。うんまい(^o^)/。
帰りは犬山遊園駅から瑞穂に向かうことにしました。犬山にも桃太郎伝説があるのでしょうか？。岡山出身として、ライバル心がムクムク湧いてきましたw。
犬山城は最近まで個人で管理されていたんですね。これだけの城郭を維持するのは大変だったと思います。念願のお城に登城できて、楽しかったです。
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