酒田を出て、羽黒山で必勝祈願をしたあと、鶴岡市内を横切ってやってまいりました。
加茂です。
旧加茂水族館は閉館しました。
旧加茂水族館の隣、白亜の建物は。
先月新装オープンしたばかりの、新しい鶴岡市立加茂水族館クラゲドリーム館です。
水族館の隣の灯台。
加茂水族館の模型。
入館料1,000円也で入場しますと、まずは普通のお魚が迎えてくれます。
かわいい魚がいっぱいなんですけど、この水族館に限っては、あきらかに脇役w。
アシカショーもありますけど、これも脇役w。
館内の階段が、加茂水族館のクラゲ物語になっています。
加茂水族館の主役。クラネタリウムです。
「国稚如浮脂而、久羅下那州多陀用弊流之時」。古事記の一説です。地上世界がまだ出来立てほやほやで、浮いている脂肪のようで、クラゲのように潔っていた時。
世界最大のクラゲ水族館に参りましょう。ミズクラゲです。
タコクラゲ。
加茂水族館を救った神。サカサクラゲです。
サンゴを展示したら、たまたま小さなサカサクラゲがいて、かわいいと評判になったそうです。
サムクラゲ。
ビゼンクラゲ。
ハナガサクラゲ。
スナイロクラゲ。
ユウレイクラゲ。
キタユウレイクラゲ。シャーロック・ホームズにも登場するそうです。
コティロリーザツベルクラータ。ベルリン水族館から来ました。
ベニクラゲ。
キタユウレイクラゲ。
ケムシクラゲ。
ブルージェリー。クラゲを食べるそうです。
トガリテマリクラゲ。
フウセンクラゲ。
サラクラゲ。
カブトクラゲ。
キタカブトクラゲ。
ウリクラゲ。
ニチリンヤナギクラゲ。
アカクラゲ。
ヤナギクラゲ。
パシフィックシーネットル。
イオリクラゲ。
ギヤマンクラゲ。
シロクラゲ。
水槽のなかでクラゲと泳げる、そんな気分を味わえるコーナー。
クラゲ栽培センター。
クラゲ栽培キットでしょうか?
クラゲの独り立ち物語。
ミズクラゲの生活環。ストロビラ。
クラゲ解説コーナー。
スタッフさんが、クラゲについて解説してくれます。解説は一日に何回か、時間が決まっているようです。クラゲにはアミを食べるタイプとクラゲを食べるタイプがあるのだそうです。アミを食べるラビアータの餌やりと、クラゲを食べるアマクサクラゲの餌やりの様子を見せてくれました。
ラビアータ。
解説を聞くと、ミズクラゲに触れます。クラゲには毒を持つタイプと持たないタイプがいるそうです。触るのは毒があるタイプ。なので、手袋をします。
上からやさしくつっつきます。ぽにょぽにょしてるかと思ったら、コリコリしてました。
クラネタリウムのなかの様子。夏休みになりましたから、こども達でいっぱいです。
クラネタリウム最後は、ミズクラゲの大水槽のコーナーが二つあります。白い大水槽は、左右に二つあります。この水槽も相当大きいのですけど。
いよいよ、世界最大のクラゲの大水槽です。
ミズクラゲが青く、幻想的に光っています。できればふわふわ漂うのをボーと眺めていたいのですけど、お客さんがいっぱいで、なかなか自分自身が漂えません。でも、大水槽のコーナーは、いつまででも見ることができます。座る場所がありますし、スペースもかなり広いです。しばらく居ると、お客さんの流れが途切れるときがあります。ちょっとの間ですけど、独り占めできました。しばらくぼーとして、クラゲの世界に漂いました。
天井もクラゲ模様。
エントランスホールの天井にもクラゲのオブジェ。クラゲは、かわいいのときもいのが渾然一体として、おもしろいですね。
加茂水族館がクラゲドリーム館になる歴史を紹介してあります。
テレビで紹介してましたね。もともとはサンゴを展示したときに小さなサカサクラゲが偶然混じっていて、それがかわいいと評判になったんだそうです。
加茂の世界一!
新しい建物は、外見は古いほうの4倍くらいに見えます。水族館としては特別に大きいわけではないですけど、なにしろクラゲの数がすごいです。どんだけいるんだよって思わせてくれる、中身の詰まった水族館です。癒されました。さて、新潟に向かいます。
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