マスコミの役割は権力の監視ではない

●いつものように東京mxテレビの朝の番組を見ていたら、政治評論家という田勢氏が「マスコミの役割は権力の監視」と氏の持論を述べていたがpochiには違和感以外になかった。pochiはマスコミの役割は世の中に起きていることをできる限り客観的に伝えることだと考えている。最近、田勢氏のような意見を聞くが、もしそうであるならばマスコミが事実に基づいて正確に任務を行っているかを監視する機関が必要だ。そうでないなら、勝手な思い込みやイデオロギーで幻想を振りまく危険性があるからだ。
　そもそも、終戦の時に戦時体制のママに生き残ってきた新聞やラジオ(当時はテレビはない)に批判する権利などないのではないか?
　本来なら終戦時に幹部は全員退職し、社名や社旗も変更して恭順するべきなのに勝手に理屈で体制を温存したマスコミにそういう権力の監視などという特権は不要である。

花押とサイン

●先日、国立公文書館で修復している文書がちらっと映っていた。終戦の詔書や所得倍増計画などの原本だが、そこに閣僚の名前とサインがあるのだが、サインがほぼ戦国時代からの花押とほぼ同一なのに驚いた。と同時に、昔の人は習字の練習をしているのだなと感心もした。以前、ネットで習近平のサインを見たがマジックで書かれたもので書体も含めて素人目には冴えない印象だった。その昔は書と文の国だったはずなのに共産党政権になって何十年も経つと変わってくるものだなぁという印象だ。
　結婚式場等でのサインもそうだが、pochiもひと時、名前だけを練習しようと思ったこともあったが、結局そのままだ。