49％のサイレントマジョリティーを無視するメディア

●トランプ大統領の一時的な入国禁止措置について報道する日本のテレビ局の姿勢がアメリカでトランプ反対の放送局とまったく同一の視点だ。
ワシントンやニューヨーク、ロサンゼルスなどの反対派のデモを大々的に報道し、国連とかフランスとかドイツの首脳の発言を伝えるという具合で、これだけを見ていると世界はトランプに反対する人ばかりと思いがち。
　ところが、実際にはトランプ賛成派の方が多いという世論調査が出ている。一言で言うと、反対派は多数の賛成派を無視し、自分たちの“正義”だけを流しているというわけで、これではトランプ当選を予測できなかったと同じことで客観的な判断ができないバカメディアであることを証明してしまったわけだ。
　49％のサイレントマジョリティーを無視するというわけだ。これでは彼らはメディアではなく、機関紙への道を突き進んでいるのでは…?とも思えてくる。