Pochiのブチブチジャーニー

文字通り、Pochiが個人的な感想や意見をブチブチと語る。価値のあるものではないよ。

延命治療の是非、費用にも触れてほしい

2014-11-22 11:41:05 | Weblog
 nhkの「クローズアップ現代」で延命治療の是非をやっていた。
一人暮らしが増えている中で、延命治療の意思を明確にしないままに入院した場合、
どうするのかという内容だ。

 ちょっと驚いたのは、書面での意思表示をしている人が非常に少ないということだ。
突然死するのは誰にも起こりうることで、備えをしておくのがこれからの常識になるかもしれない。
pochiの母は認知症で4年間患い、幸いなことに徘徊などはなかったが、一度、ディケアから帰ってきた後、
突然、財布がないと言いだして2階の自室へ上がろうとし、財布を捜すと言いだしたことだ。
もともと、ディケアに財布などもっていかないし、突然混乱をきたしたということだろう。曾祖母は帯がないと言いだし、
嫁の祖母に聞いたというが、たまたま訪ねてきていた長女が「あの帯は私がもらいました」と説明したという。
たまたま長女がいたので良かったが、いなかったら嫁である祖母の立場は‥容易に想像できる話だ。
母の最後の1週間は意識がなかったと思う。
 母の場合は認知症になる以前に公証人役場で延命治療は拒否するという証書を作っていた。
だから、食欲がなくなっても胃ろうなどは行わず、点滴だけだった。まあ、点滴も延命治療の一環と
言えなくもないかもしれないが、医師には公正証書の件は話しており、無理な延命のための治療は不要と頼んでいた。

 前置きが長くなったが、pochiの疑問は医療費の支払いのことだった。延命治療していれば当然金がかかる。
本人にお金があればよいが、ない場合、この費用はどうなるのか。保険で支払われるのかもしれないが、時によっては
2~3年生きるかもしれない。その費用も支払い続けるのかということだ。この番組ではそれに触れなかったがぜひ触れてもらいたかった。