爆弾低気圧に地震、自然のパワーの強さを思い知らされます。
揺れている間はおたおたするだけで、結局、何もできず。
全部の部屋のドアを開きっぱなしにしているので、ドアがバタバタ!
この音でさらに揺れを激しく感じてしまいました^^;
すでに銀世界の札幌ですが・・・
まだ、真夏のような暑さだった9月のはじめ、
今年、取り組んでいた “ そばの栽培収穫加工体験 ” の刈り取り作業をしてきました。
グングンと成長したそばを鋸鎌(のこがま)を使って手作業で刈り取ります。
手刈りの場合、黒化率50%以上が刈り取りの目安だそうです。
刈り取ったそばは島立てし、乾燥します。
指導員の方に “ 男結び ” を教えてもらい、その出来に満面の笑みでした。
男結びはキッチリと締まり、覚えておくと冬囲いにも使えて便利だそうです。
この後、お寿司を食べに行ったんだ~♪
お気に入りのお寿司屋さん 『 すし処 しあわせ 』。
作業の後のお寿司はすっごくおいしかったです。
小気味良く握ってくださるので、リズミカルに口に入っていってしまい写真は無しです^^;
刈り取りの後、二週間後に脱穀の作業がありましたが
入院中だったため欠席させていただきました。 残念!
10月末日、最後の加工をしてきました ♪
加工とは・・・そば打ちです^^
まずは、達人の方のそば打ちを見学。
そして、実践です!
一家族一鉢、全行程をします。
(まだ、お腹に力を入れられなかったので作業は夫まかせ。)
今回、打つのは二八そば。
二八はのどごしが良いようです。 二の小麦粉は中力粉。
そば粉と中力粉をふるったら、“ 水回し ” という作業に入ります。
この “ 水回し ” 、そば打ちの中で一番難しい作業なんですって。
水回し3年、のし3ヵ月、切り3日と言われるほど。
指を熊手のようにする “ かぎ手 ” で回し続け、最後の水加減は手水で調整していました。
続いて、 “ 練り ” の作業。
一まとまりにして、空気を抜くように菊練り。
へそ出しをして、円錐にします。
せっかく円錐にまとめたものをてっぺんから潰して “ のし ” の作業に入ります。
のし台とめん棒には打ち粉をします。
打ち粉はそばの実の中心部にある花粉。 更科粉よりももっとサラサラとした上質な粉です。
まずは円形に伸ばしていきます。
時計の針の一時間ごとにずらしていき12回伸ばします。
めん棒に生地を巻きつけ、打ち出しをして四角にしていきます。
生地が2㎜ぐらいになったら、本のしが終了。
生地が重なるところに打ち粉をしながら畳みます。
こま板をのせて、そばの断面が正方形になるように切っていきます。
余分な粉をはらって、大きな鍋で沸騰した湯にほぐしながら入れ、1~2分茹でます。
茹で上がったら、流水でぬめりをとり、氷水でしめます。
そばのできあがり~♪
そばと一緒に育てた長ネギと辛味ダイコンとともに。
そばはよく、挽きたて ・ 打ちたて ・ 茹でたて と言いますが
ホント、こんなにおいしいそばを食べたのははじめてでした!
打っている時から、そばのいい香りがず~っとしていて
茹で上がってからも、その香りはしっかり残っていて。
歯触り、のどごしも最高でした!
打って残ったそばを持ち帰り、夜、家で食べてみましたが
時間が経ってしまっていたので香りは感じられず。
やはり、三たては重要です。
そば打ちは材料や道具が無くてはできないことなので
この機会に体験することができて良かったです。
来年はどんな栽培収穫加工体験コースがあるかな~♪