一昨日だったかな? 呼吸器科の主治医に「時々、心臓か肺に骨が
刺さったように痛い時があるのですが・・・」と話したところ、
すんなり「肋骨が折れたんです」と言われました(◎。◎)!
女の人は簡単に折れるそうです。
特に私の骨は細くてスカスカですぐに折れるらしい。
咳の発作か?山形を満喫し過ぎたか?(笑)
夫に「山形の報告書提出するんでしょ?早く書かないと忘れちゃうよ!」と
窘められています ^^; そのうちね~
朝、出勤する夫に空港バスの乗り場まで送ってもらって千歳空港へ。
大移動のはじまりです。 まずは千歳から羽田へ。
ちょうど就航しはじめたばかりの “ ガンダムジェット ” でした (☆。☆)
羽田から庄内(山形)への便は一日4便あるのですが出張のサラリーマンで
満席状態でした。 これだけたくさんのサラリーマンが出張するとは
どんな魅力的な企業があるのか?機内でも庄内への興味が高まりました。
後で聞いた話によると地方空港としては5本の指に入るほどの
搭乗率(80%強)の高さだそうです。
家を出てから6時間、庄内空港に到着です!
関係者の方々が出迎えてくれました。
この後、どこに行っても、暑い中、必ず外で出迎えてくて、
見えなくなるまで見送りしてくれたことがとても印象深く残っています。
今回、山形に行った目的は食糧自給率UPと循環型農業を視察するためです。
まずは米について。
バスに乗り込み山形の最北端の遊佐町(ゆざまち)へ。
遊佐町は西に日本海、東に鳥海山を臨む平野。
町のほとんどが水田で米どころとしても有名です。
(地図の青い部分が水田。海側は砂丘で山に近いところは山林。)
成分回数の異なる稲の生育状況の違いを視察しました。
※農薬は散布回数ではなく、薬剤の成分の種類をカウントします。
一つの薬剤に2種類の成分がある場合、1回の散布でも成分回数2回となります。
↑無農薬(有機)=成分回数0回の圃場。
↑減農薬=成分回数3回の圃場
比べると少しでも農薬を使った方が稲に勢いがあり、元気なのがわかります。
薬=イケナイモノのように思われがちですが、果たして本当にそうなのか?と
考えさせられました。
ちなみに冷涼で農薬の使用が少なくて済むと言われている北海道米ですら
一般的には22回前後の成分回数があります。
豚の飼料用に栽培されている米です。
豚の肉質が良くなることはもちろんですが
休耕田を活用して環境保全型農業の実現と
飼料を国産化することによって食糧自給率を向上させようという目的があります。
(自給率を向上させるということは輸入に頼らないということになり、
また、他国の食糧を奪わないという側面もあります。)
そして、水田の肥料には堆肥や骨粉が使われているのです。
北海道でも今年から飼料用米の栽培をはじめています。
日本酒用の米「雪化粧」の圃場です。 ドジョウも住んでいました。
遊佐町では圃場に看板を掛け、品種や栽培者、播種や田植えの時期が
わかるようになっています。
圃場の真ん中でここで作られた米の日本酒を飲みました。
お酒が苦手な私ですが、どうやら辛口が好きみたい。 もしかして飲兵衛?
それからこの秋、稼働予定のカントリーエレベーターを見学しました。
カントリーエレベーターは簡単に言うと米蔵なんですが
ここのはカントリーとしてははじめてソーラーパネルを設置して発電をしたり、
二酸化炭素の排出量を抑えたりとエコなカントリーらしいのです。
視察を待ってソーラーの通電スイッチがONされました。
まぁ~とにかく慌ただしいスケジュールが組まれておりまして
トイレタイムも無いほど。
そんな中、走るバスの車内から唯一、観光らしきものをしたのが
写真中央のガードレールの左横にちょこんと置かれた
映画 『 おくりびと 』 で本木雅弘さんがチェロを弾いていたイス (@_@;)
でも、このイス、一度盗まれたので二代目らしい。
次回は大好きな豚について書くつもりです