野菜ソムリエ学校主催の 『 テーブルマナー講座 』 に参加してきました~♫♬
マナーと聞くと堅苦しい気もしますが、
とってもとっても楽しかったで~す━(*≧∇≦*)━☆★
テーブルマナーは大別すると
“ 英国式 ・ フランス式 ・ イタリア式 ・アメリカン ” があるそうです。
今回、教えていただいたのは宮中晩餐会でも使われる
“ 英国式 ” のテーブルマナー。
まずは着席の仕方(椅子の左側から)、荷物の置き場所(椅子の背には置かない)
姿勢(背中はつけない)、ナプキン(二つ折りにしてお腹側に折り目)・・・
食事に入る前の諸々のポイントを教えていただきました。
さて~! 実践スタートです♪
練習のため、あえて食べ辛いものばかりのメニュー構成 (≧ε≦)
眞鯛の昆布〆
ツルツル滑るジュンサイや出汁のジュレ! 前菜から難関 @@;
ジュレはスープスプーンでいただきました。
スプーンは手前から奥に。 スープが少なくなってきたからと言って
お皿を斜めにしてはなりませぬ!
各種魚介のスモークと野菜のサラダ仕立て
手を使わずに、ナイフとフォークで北海縞エビや串刺しになったホタテを食べました。
ミニトマトのヘタもナイフで切ります。
薄い葉物はなかなかフォークに刺さらなくて厄介です。
長い水菜は3㎝程度に切ってから。
真ん中の白いのは “ 冷たいチーズフォンデュ ” ティースプーンですくいます。
間違ってもフォークに野菜を刺して、そのままドボンっとしちゃNGです!
フォンデュに白ワイン?が入っていたようで、このあたりからほろ酔い気味 (*^o^*)
その上、お隣の席の方がWeb上で会話したことがある
ミッチさんだということがわかり、ウキウキ~♪ 俄然テンションUP!UP!
淑女の嗜み、テーブルマナーのはずなのに、私、かなり素でした^^;
道産アサリとグリーンアスパラのパスタ仕立て
立茎栽培のアスパラをリボン状にしてパスタに見立てています。
以前、私の創作料理?(笑)で、
ホワイトアスパラでカルボナーラを作ったのと同じ感じ(失礼!)
正式なお料理ではロングパスタが出されることは無いそうですが、
今回は練習の意味でアスパラパスタが出されました。
この場合、例外的にフォークを右手で持ってクルクルと巻きつけて食べます。
巻きつけるのは時計まわり。
本来、英国式のテーブルマナーではナイフは右手、フォークは左手。
途中でフォークを右手に持ち替えてはならないのです。
なので、アサリの身を殻から外す時は、殻を右手で抑えて(手を使っていいのは
フィンガーボウルが出されている時だけ!)左手に持ったフォークでとります。
これが右利きの私にはかなり辛い。左手が思うように動かないんです (>_<)
仔羊の香草風味ロースト & エスカルゴとキノコのブルギィニィヨン風
今度の試練は骨付きのお肉。 骨ギリギリでは無く少し余裕を持たせて、
一口分ずつカットしていきます。
添え物のレンズ豆やラタテイユはナイフでフォークの背に
押しつけるような感じでとります。
ココットに入ったエスカルゴソースは右手のティースプーンですくい、
左手に持った横の小さなパンに乗せて食べます。
そのままフォークで食べるのはNG。
この小さなパン以外の普通に出てくるパンをちぎってつけるのもNG!
それからそれから、お皿に余ったソースをパンにつけて食べるもの
NGなんですって!!! いつもしてました(汗)
ちなみにパンは左手で食べます。
使いづらい左手で少しずつ食べる姿がエレガントだかららしいです。
ちなみについでに・・・夫の頼んだお料理の方がおいしそうだからと手を出したり、
お皿を交換するのはダメダメです(×_×)
どうしても食べたかったら注文の時にシェアして欲しい旨をサービスの方に伝え、
分けて持ってきてもらうようにするといいそうです。
セロリのタルト & 由仁産イチゴ & バニラアイス(ルバーブのコンフィチュール)
お料理全般、とても野菜ソムリエらしいものでした✿
デザートのセロリのタルトはまさにその象徴!
温かいプリンのようなキッシュのような・・・ ♡
デザートはコーヒーが出てくる前に食べはじめて良いそうです。
左上は「食べ終わりました」のサイン。
使用したカトラリーを6時の方向に置くのだそうです。
これってかなり「へぇ~っ!」ではないですか?
右上は “フランス式 ” のテーブルセッティング。
フォークの背が上になっています。
これは紋章が見えるようにとの理由だそうですが、
実際はイギリスを敵対視するフランス人がイギリスと同じことをしたくなくて、
あえて逆にしたとの説が有力だそうです。
先生のお話はこのようにすべてに理由がきちんと添えられていて、
とてもわかりやすく美しかったです。
忘れないために、教えていただいたことをたくさん書いてはみましたが、
テーブルマナーの基本は “ 楽しく食事をするために学ぶこと! ”
ルールを知ってレストランに行けば、ドギマギすることなく自信を持って
楽しく食事ができますね♪
今回の経験で体得したものは一生の宝物になりそうです (*゜∀゜*)
そして、参加されていた美しい方々との出会いも