茶のお仲間のお三方が、芽出度くも七十七歳の喜寿を迎えられた。
その<お祝いの会>を、七の数字が重なる七夕様の日に計画したことは既に書いた。
計画の発端はと言えば、今回、喜寿を迎えられるおひとりの N さんが、ご自身の還暦のお祝いに、「朱茶桶を二、三年もかかって作ったのに、使わないままになってしまった。折々に求めた茶碗などもそう。どこかで使って貰えませんか」と、昨年の何時頃だったかお伺いしたことに遡る。
華甲(還暦)の祝いでお使いにならなかったのなら、会が発足して二十五年の節目の今年、しかも、お三方が喜寿、重なる慶びの場にと考え皆さんのご賛同を得た次第。
発足時からメンバーのFさん、介護のため福岡に転居されたが、この日は遠路参加して下さり、懐かしくも共に慶びあった。
お三方への記念の品だが、いろいろと悩んだ末に、そのままの姿を長く楽しんで貰えるプリザーブトフラワー、月に一度花を教えているNmさんとAkさんとで拵えた。
名付けて若々しくも、シンデレラ・シューズ、喜んで貰えただろうか?
さて当日、皆さん日頃の御精進よろしく、前夜来の雷や激しい雨も上がり、牽牛と織姫も天の川での逢瀬が叶うであろうというまずまずのお天気。
和気藹々(あいあい)、薄茶席の前にまずは昼餉の席へ。
姫百合の床には私の一字が入った軸「祥雲繞寿山」(しょううん じゅざんを めぐる)、薄茶器は、当時庸軒流を学んでおられたNさんの十五年余の想いの詰まった朱茶桶・藤村庸軒好、唐津焼きの茶碗が渋い色合いなので茶杓は春慶塗、無銘なので勝手に宝樹と付けさせて貰った。
柿右衛門の水指の花鳥模様の朱、建水は内朱の木地曲げにし、なかに七夕にちなんで備前焼の糸巻きの蓋置を組んだ。
お菓子は七夕の短冊が見える「願い」の銘、干菓子はFさんがお持ち下さった鶏卵素�跟、銘「たばね」、お茶はこの秋に二十六年目になる会に相応しく「万暦の昔」を使った。
ところで、Niさんお召しの洋服、二十代の頃に茶会で着ていらした着物をご自分でリメークされたとか。
その昔日の茶会の写真を拝見しながら次は「米寿ね?」、なんとも賑やかなお祝いの会を楽しんだ。
ペトロ、「記念に小さなアルバムを」を、と言っていたが、さて、出来映えのほどは? ()
Peter & Catherine’s Travel Tour No.488
人を大切に思うカタリナの優しさが感じ取れて姫も思わずにこにこ[E:lovely] お三人さん、お若いですね。
これからもお茶を通して人様に笑顔を届け続けられますように祈ります。
ペトロさん体調よくなられたら、また、お二人で旅にお出かけ下さいね。お花の写真も癒されてます。
昨日は、カミーユ・ピサロ展行ってきました。[E:happy01]
ピサロ展、釣人さんと行かれたのですか? それともカレッジのお仲間の皆さんとですか?
外出に今ひとつ自信がないペトロとしましては、羨ましいやら悔しいやらです。([E:key])
花の写真上手くなったでしょ?
これも、小さなものですけど新しいカメラを買ってあげたからなのに、自分の腕と勘違いをしているようですよ。([E:libra])