ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

歳末を賑わす男たち

2011年12月05日 | 日記

 父祖が額に汗して?築いた財産で遊び呆け、特別背任で逮捕された三代目のことを前号で書いた。
 入ったことがないので知らないが、今頃は拘置所の独房で、師走の冷たい風に膝小僧抱えて後悔に苛まれている? えっ、お母ちゃん差し入れの豪華弁当・羽根布団セットで高鼾、さもありなん!

 そんな男と前後して世間を騒がせたのが、某光学メーカの役員連中。
 バブル期に濡れ手に粟の欲惚け、高リスクの金融取引に手を出し巨額の赤字を出したらしい。

 Photo正直に公表すれば大きな問題にはならなかったのだろうが、何を勘違いしたのか怪しげな会社をでっち上げ、そこにコンサル料を払ったなどと誤魔化し、知らぬ顔の半兵衛、「おかしい」と首を傾げる外国人新社長を馘首にした旧トップと取り巻き連中。

 評論家諸氏、コーポレート・ガバナンスがなっちゃいないと喧しいが、大企業も悪い奴の手にかかれば、巨額の金を捻り出すなんて御茶の子さいさいと言うことらしい。

 ガバナンスと言えば、世界で最大の発行部数を誇る読売新聞、米寿に近い主筆と子会社の元専務が、巨人軍のコーチ人事を巡って、「コンプライアンス違反」「独裁者による不当解雇」と、社会の木鐸たるべき立場を忘れお互い口汚く罵り合っている。
 事の正否は知らないが、枯淡の境地にあるべき老体が、こうまで青臭くてはみっともないを通り越して哀れ。

 Photo_4ブラックユーモアにもならぬ寒い話も。
 就任後日数も経たない沖縄防衛局長が、「犯す前に犯しますよと言いますか」と発言。

 こんな御仁は一兵卒に降格させて鍛え直した方がいいが、この局長の更迭を早々と決めた防衛相、国賓のブータン国王夫妻の歓迎宮中晩餐会を欠席、政治資金パーティーで「こっちの方が大事」と宣ったと言うからこれまた凄い。

 過日のNHK、国際的な調査で経済や政治における日本の男女格差が135国中98位の低位にあると報じていた。

 世間を賑わす阿呆な男ども、さっさとその地位を女性に明け渡せ、さもなくばもっと謙虚になれ!

 日曜の朝、教会への途中、日に光る「黄葉」に惹かれ撮った。
 ミサの帰り、夙川駅のホームでカタリナ が、少し季節を外した「芙蓉」と紅葉中の「七竈」を撮った。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.407

コメント
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